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冒険者生活
引き取ってください
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神官長に説明を求められても…
どう説明をしたらいいんだ?
全部正直には話せないから、困るよね~。
「以前、大神様から神託を貰った時に一緒にいた人?
神獣のもとは、この人だったみたい。」
「神獣の元と言いますと…」
「ん~… 俺もよくわからないから、なんとも言えないんだけど。
最近シーグムが普通の猫になっちゃったんだよね。
その原因がどうも、魔力封じの首輪っぽくて。
なんか、そのあたりから嫌な感じ?っていうの?
そういうのが出てて。
だから、奴隷商から買ってきたんだけど。」
直せる?
って、コテンと首を傾げて聞いてみる。
「ちなみに、直した後も俺のところでは引き取れないから面倒見てほしいかも。」
とお願いをしておく。
神官長も頭を抱えてたけど
「あとは、本人から聞いて?」
とだけ言って、神殿を後にした。
全部丸投げ。
でも、仕方ないよね?
俺の口から、本当のこと言えないし?
それよりも、本命の奴隷!!!!
こっちの方が気になって仕方がないんだよね。
神殿に来るまでに、宿舎に置いてきたけど。
とにかく、早くいじりたくてたまらない。
「ただいま!!!!」
勢いよく宿舎の扉を開けて中に入る。
奴隷は部屋に案内したときのまま、ずっと立って待っていたようだ。
「ソファに座っててよかったのに。
今しゃべれないんだっけ?
何か意思表示できる?」
とりあえず聞いてみる。
その奴隷は緩く首を振るだけ。
「俺の声は聞こえてるんだよね?」
とりあえず、細かくいろいろ聞いてもいいかな。
声は聞こえてるみたいで頷いてくれた。
「じゃあ、悪いけど先に風呂に入って。
自分でキレイにできる?」
今度は首を縦に振る。
「浴室はこっちね。
タオルはここに置いておくから。
あと… サイズの合う洋服はないから、風呂から出たらとりあえずこのガウン来ててくれる?」
それだけ指示を出して俺は着替えを調達しに出かけた。
ついでに食材も買って帰る。
全部を一度に修復することもできるけど、使う魔力の量が半端なさそうだから部分的に治療する方向で。
でも、力を使うととにかくお腹がすく。
空腹を満たすための食材、大事。
30分くらい買い物に使って戻ってみるとガウンを着た男が、部屋の隅に立っていた。
「立ってなくていいから、とりあえず座って。」
近くに呼んで、座らせる。
「全身確認させてもらいたいから、悪いんだけどガウンはだけさせてもらうよ。」
一言断って、ガウンの前を緩める。
手のひらを肌の上から滑らせ、筋肉の内側まで確認していく。
直接触れるか、触れないかの微妙なところ。
そんな触り方に、居心地が悪そうな雰囲気をしているけど、お構いなしで全身スキャンしていく。
「あ~… 確かに、いろいろ不自由っぽいね。
まずは簡単なところから治すけど。
全部治すまでにはちょっと時間かかるかな~。」
俺の口からでた「治す」っていう言葉に首を傾げてるのが、ちょっとかわいいと思ってしまったが
今の俺は10歳。
中身と外見のギャップの大きさに、自分で納得できないことが増えたと思う今日この頃だ。
どう説明をしたらいいんだ?
全部正直には話せないから、困るよね~。
「以前、大神様から神託を貰った時に一緒にいた人?
神獣のもとは、この人だったみたい。」
「神獣の元と言いますと…」
「ん~… 俺もよくわからないから、なんとも言えないんだけど。
最近シーグムが普通の猫になっちゃったんだよね。
その原因がどうも、魔力封じの首輪っぽくて。
なんか、そのあたりから嫌な感じ?っていうの?
そういうのが出てて。
だから、奴隷商から買ってきたんだけど。」
直せる?
って、コテンと首を傾げて聞いてみる。
「ちなみに、直した後も俺のところでは引き取れないから面倒見てほしいかも。」
とお願いをしておく。
神官長も頭を抱えてたけど
「あとは、本人から聞いて?」
とだけ言って、神殿を後にした。
全部丸投げ。
でも、仕方ないよね?
俺の口から、本当のこと言えないし?
それよりも、本命の奴隷!!!!
こっちの方が気になって仕方がないんだよね。
神殿に来るまでに、宿舎に置いてきたけど。
とにかく、早くいじりたくてたまらない。
「ただいま!!!!」
勢いよく宿舎の扉を開けて中に入る。
奴隷は部屋に案内したときのまま、ずっと立って待っていたようだ。
「ソファに座っててよかったのに。
今しゃべれないんだっけ?
何か意思表示できる?」
とりあえず聞いてみる。
その奴隷は緩く首を振るだけ。
「俺の声は聞こえてるんだよね?」
とりあえず、細かくいろいろ聞いてもいいかな。
声は聞こえてるみたいで頷いてくれた。
「じゃあ、悪いけど先に風呂に入って。
自分でキレイにできる?」
今度は首を縦に振る。
「浴室はこっちね。
タオルはここに置いておくから。
あと… サイズの合う洋服はないから、風呂から出たらとりあえずこのガウン来ててくれる?」
それだけ指示を出して俺は着替えを調達しに出かけた。
ついでに食材も買って帰る。
全部を一度に修復することもできるけど、使う魔力の量が半端なさそうだから部分的に治療する方向で。
でも、力を使うととにかくお腹がすく。
空腹を満たすための食材、大事。
30分くらい買い物に使って戻ってみるとガウンを着た男が、部屋の隅に立っていた。
「立ってなくていいから、とりあえず座って。」
近くに呼んで、座らせる。
「全身確認させてもらいたいから、悪いんだけどガウンはだけさせてもらうよ。」
一言断って、ガウンの前を緩める。
手のひらを肌の上から滑らせ、筋肉の内側まで確認していく。
直接触れるか、触れないかの微妙なところ。
そんな触り方に、居心地が悪そうな雰囲気をしているけど、お構いなしで全身スキャンしていく。
「あ~… 確かに、いろいろ不自由っぽいね。
まずは簡単なところから治すけど。
全部治すまでにはちょっと時間かかるかな~。」
俺の口からでた「治す」っていう言葉に首を傾げてるのが、ちょっとかわいいと思ってしまったが
今の俺は10歳。
中身と外見のギャップの大きさに、自分で納得できないことが増えたと思う今日この頃だ。
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