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冒険者生活
種類は問いません
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お店の人の言う事には、見た目こそ子どもみたいだけどエルフだから100歳は超えてるっていう話。
俺は人間以外の種族がいることを知らなかったから、とても驚いた。
「えっ… この見た目で100歳超えてんの⁉
どれくらい生きるものなの?」
「エルフの平均年齢と言いましても、かなりバラツキがありますが…
最低でも300年は生きる者らしいですよ。」
「300年か~。すごいよね~。」
「どうしますか? 近くでご覧になりますか?」
「ううん、今回は見送るよ。
最初の予定の使える奴隷探さなくっちゃ!!」
とはいったものの…
購入はへっぽこ女神と処分品の奴隷だけ。
クロウェルはとてもいい仕事をしてくれて金貨35枚で商談成立となった。
意外とへっぽこ女神が高くて金貨30枚。
処分品でも金貨5枚はするのか…
まぁ、これも必要経費。
へっぽこ女神はうちでは引き取れないからさっさとどこかへお引き取り願おう。
「ありがとう、クロウェル。 金貨15枚が取り分になったけど、それでいいか?」
「十分ですよ。しかし… 当初予定していたような使える奴隷ではなくてよかったのですか?」
「仕方ないよね、知った顔があるんだもん。
関わり合いになりたくないけど、見ちゃったらそのままにしておくのもね~。」
俺はジト目で女神を見る。
「俺がたまたま奴隷商に行かなかったら、今頃どうなってたのかなぁ。」
「本当に、ごめんなさい。 ご迷惑をおかけします…。」
「迷惑かけてるってわかってるなら、さっさと俺の前から消えてよね。
俺の宿舎はもう1人の奴隷が入るから、あんたの面倒は見れないよ。
とりあえず、神殿の場所くらいは教えてあげるけど。」
そんな… と膝から頽れる女神をしり目に、馬車に乗ってギルドへ帰る。
ジエン先輩とクロウェルに礼を言って女神を連れて神殿へ。
「クーランいる~?」
勝手知ったる神殿内。
多分この辺にいるだろうと予測を立てて扉を開く。
サーチを使いながらだから、まず外れることもないんだけどね。
「リベルタス様? どうしました?」
「これ、奴隷商から引き取ってきたんだけどさ。
多分、この人が隷属の首輪されて魔力封じされてるからシーグム普通の猫になっちゃったみたい。
これ外すの、神殿でできる?」
「それは… どういう…?」
かなり混乱して、俺の言う事聞いてくれないから
「神官長呼んで!!!」
とクーランを叱り飛ばし、待つこと10分。
「リベルタス様、ご説明をお願いできますか?」
と慌てた様子の神官長が到着した。
俺は人間以外の種族がいることを知らなかったから、とても驚いた。
「えっ… この見た目で100歳超えてんの⁉
どれくらい生きるものなの?」
「エルフの平均年齢と言いましても、かなりバラツキがありますが…
最低でも300年は生きる者らしいですよ。」
「300年か~。すごいよね~。」
「どうしますか? 近くでご覧になりますか?」
「ううん、今回は見送るよ。
最初の予定の使える奴隷探さなくっちゃ!!」
とはいったものの…
購入はへっぽこ女神と処分品の奴隷だけ。
クロウェルはとてもいい仕事をしてくれて金貨35枚で商談成立となった。
意外とへっぽこ女神が高くて金貨30枚。
処分品でも金貨5枚はするのか…
まぁ、これも必要経費。
へっぽこ女神はうちでは引き取れないからさっさとどこかへお引き取り願おう。
「ありがとう、クロウェル。 金貨15枚が取り分になったけど、それでいいか?」
「十分ですよ。しかし… 当初予定していたような使える奴隷ではなくてよかったのですか?」
「仕方ないよね、知った顔があるんだもん。
関わり合いになりたくないけど、見ちゃったらそのままにしておくのもね~。」
俺はジト目で女神を見る。
「俺がたまたま奴隷商に行かなかったら、今頃どうなってたのかなぁ。」
「本当に、ごめんなさい。 ご迷惑をおかけします…。」
「迷惑かけてるってわかってるなら、さっさと俺の前から消えてよね。
俺の宿舎はもう1人の奴隷が入るから、あんたの面倒は見れないよ。
とりあえず、神殿の場所くらいは教えてあげるけど。」
そんな… と膝から頽れる女神をしり目に、馬車に乗ってギルドへ帰る。
ジエン先輩とクロウェルに礼を言って女神を連れて神殿へ。
「クーランいる~?」
勝手知ったる神殿内。
多分この辺にいるだろうと予測を立てて扉を開く。
サーチを使いながらだから、まず外れることもないんだけどね。
「リベルタス様? どうしました?」
「これ、奴隷商から引き取ってきたんだけどさ。
多分、この人が隷属の首輪されて魔力封じされてるからシーグム普通の猫になっちゃったみたい。
これ外すの、神殿でできる?」
「それは… どういう…?」
かなり混乱して、俺の言う事聞いてくれないから
「神官長呼んで!!!」
とクーランを叱り飛ばし、待つこと10分。
「リベルタス様、ご説明をお願いできますか?」
と慌てた様子の神官長が到着した。
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