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第三章 追放令嬢リュドミラ
第六十九話 朝を照らす太陽の光
しおりを挟む翌朝――メドヴィー王都は大騒ぎであった。
事態が事態だっただけに案の定ではあるのだが、問題はその中身だ。なんと国王が自ら国民の前に出て説明し、堂々と頭を下げて謝罪したのだ。
――今回発生した騒動の全ては、我ら王家が招いた結果である。
それを公表した国王に、国民は戸惑い、そして大きな疑いを抱いた。
国王が頭を下げるなんて前代未聞にも程がある。これはきっと、何か裏があるに違いないぞと。
そうぼやく国民の目は冷たかった。怒鳴る声もなく、問いただす声もなく、ただひたすら冷たい視線を、国王に容赦なくぶつける。
まるで針の筵だ――遠巻きから見ていたミナヅキはそう思った。
リュドミラ曰く国民からしてみれば、前々からメドヴィー王家のことは、それほど信用していなかったらしい。あくまで誇りに思っていたのは、魔法関連に対してだけであって、王家に対しては特に何の尊敬もないと。
まぁ、そんなもんだろうなぁ――それがミナヅキの率直な感想であった。
そもそも国のトップに対し、国民が心から尊敬する場面など、ミナヅキは全くと言っていいほど見たことがなかった。フレッド王国も悪い印象こそ抱かれてはいないように見えるが、あくまでそれだけの話だ。
勿論、全くそのような場面が存在しないということはないだろう。探せば世界のどこかに一ヶ所くらいは、見つかるかもしれない。
しかしながら、ミナヅキは思う。
見つかればそれは相当な奇跡だろうなと。
そしてその考えは、目の前にいる老人も全くと言っていいほど同じであった。
「これを機に、メドヴィー王国も変わっていくでしょうな。それが良い方向か悪い方向かは、ワシには分かりませぬが」
「……なんか楽しそうですね、グリゴリーさん」
「ホッホッホッ、そりゃあそうですとも」
苦笑しながら言うミナヅキに対し、グリゴリーは陽気に笑い出す。
「国が変わる姿を見物する。余生の楽しみが増えましたからな。それに――」
グリゴリーは、腕の中で眠っている小さな存在に目を落とす。
「こうして、新しい家族もできました故、自然と笑顔が宿るモノですじゃ」
「はぁ、そーゆーもんですか」
ミナヅキもその存在に目を落とす。先日、ミナヅキたちが魔力から解放させた小さな魔物であった。
浄化の薬を調合できる本人が、傍にいたほうが何かといいだろう――そんな国王の言葉により、魔物の面倒はグリゴリーが見ることに決まった。
厄介払いという名の押し付けではあったが、グリゴリーは快く引き受けた。
下手な寒くて暗い研究所に押し込めるよりかは、ここにいたほうがのびのびと過ごせていいだろうと。
そして幸いなことに、魔物も割とすぐにグリゴリーに懐いた。
名前はこれから付けるらしく、考える時間も実に楽しいと彼は言った。
「そういえば、あの浄化の薬――正式に冒険者ギルドに提出されたそうですね」
「えぇ。是非とも実物を知りたいと言われましてな。これで少しは、この国が生産職の存在に対して、見直すキッカケになればと思っておりますよ」
「全くですね」
しみじみと語るグリゴリーに、ミナヅキも小さく頷いた。
ちなみに余談ではあるが、浄化の薬はまだ名前がない新種ということが、ギルドの調べによって正式に判明することとなる。
薬の第一発見者として、グリゴリーの名が登録され、ディスペルピュアという名が付けられるのは、もう少しだけ先の話であった。
「じゃあ俺、そろそろ行かなきゃいけないんで、これで」
「道中お気をつけて。またお会いできる日を楽しみにしておりますぞ」
グリゴリーとミナヅキは握手を交わし、改めて別れの挨拶をするのだった。するとその時――
「……きゅ?」
魔物が目覚め、小さな手でくしくしと顔を撫でる。そしてようやく目が明いたところで、ミナヅキは笑顔を見せる。
「元気でな」
軽く頭を撫でながらそれだけ告げて、ミナヅキは歩き出す。後ろから魔物の鳴き声が聞こえたが、ミナヅキは軽く手を挙げるだけで、振り返りはしなかった。
◇ ◇ ◇
町外れの丘にある墓地――そこでアヤメとリュドミラは、新しく建てられた墓の前に立っていた。
それは、ラスカーの墓であった。国王の計らいで用意されたのだった。
今回の騒ぎの犠牲になった者を手厚く弔う――それを示して、どうにか点数稼ぎをしようとしている魂胆であることは、見え見えであった。
しかし――
「その方向で落ち着いたのは、ある意味良かったかもしれないわね」
「うん。爺やの経緯は、何かとややこしいから」
今のところ、前の王家と今の王家については、表には明かされていない。知っているのは、ミナヅキたちを含むごく一部の者たちに限られ、その誰もが今のところ明かすつもりは全くなかった。
今更明かしたところで、何かが変わるワケでもない。ラスカーも自分なりに過去を清算したのだから、もうこれ以上蒸し返す必要もないだろう。
それが、ラスカーに協力していた者たちの言葉であった。
その者たちは、それから忽然と姿を消してしまい、どこでどうしているのかは、誰にも分からない状態である。
まさに謎めいた隠密的な存在――アヤメはなんとなくそう思っていた。
「国王も一応、反省の意は伝えてたわね」
一族の過ちを改めて心から受け止め、王宮を早期復興させつつ、より良い国造りに精を尽くすことを誓う――国王は確かにそう言っていた。
しかしアヤメは、それを全て本心として捉えてはいなかった。
「まぁ、邪魔な過去を投げ捨てる、良い機会だと思っただけかもしれないけど」
「言えてるかも」
リュドミラも思わず苦笑する。そして昨日、厳しい表情で国王から言われたことを思い出した。
――今回の件については、極力誰にも話さないこと。
それを言われた際、ミナヅキが言ったのだ。
――どうせ言ったところで誰も信じないと思いますがね。完璧で優しいと評判高い王子様が、自分勝手に起こした騒ぎだったなんて。
言い得て妙だと、リュドミラは思った。アヤメも軽く噴き出しながら頷き、更には騎士団長も同意していた。確かに今回の件は、真っ向から信じてもらえるほうが難しいと。
それを聞いた国王も、納得できる部分があったのだろう。
ならば良いが――苦々しい表情を浮かべつつ、そう呟くように言っていた。
「そういえば、レギーナはどうなって……聞かないほうが良かったかしら?」
アヤメが尋ねかけたところで、ハッとした反応を見せる。それに対して、リュドミラは手を左右にパタパタと振りながら言った。
「いいよ、気にしなくても。あの子なら勘当は免れたみたいだよ」
「そうなの? 結構派手にやらかしてたと思うけど……」
「まぁ、確かにねぇ。流石に無罪放免ってワケにもいかなかったっぽいわ」
確かにレギーナは勘当こそ免れたが、貴族としての教育を、再びゼロから徹底的に厳しく行うよう命じられた。
最初はアレクサンドロフ家を追い出そうという案が出されたらしいが、追い出したらどうなるか分からないという不安要素も大きかった。それなら厳しい監視下に置いたほうがいい、という結論に達したらしい。
「ちなみに、反省の色は未だ皆無だってさ」
「……でしょうね」
呆れたような笑みを浮かべるリュドミラに、アヤメは小さなため息をついた。
「昨夜の様子からして、そうだろうとは思ってたわよ」
レギーナは目を覚ますなり、国王からの決定が通達された。
それを聞いた彼女は納得できず、自分は悪くないの一点張りで大暴れ。兵士たちに取り押さえられる場面が目撃されている。
もはや言い逃れはできず、アレクサンドロフ家の責任問題にも大きく発展した。
両親であるルスタンとイリヤも、自分たちは関係ないと否認し、更にはレギーナという娘は最初からいなかったとまで言い出す始末。
これには国王も大臣も、もはや怒りを通して呆れるしかなかった。
そしてこの話題は、瞬く間に王宮の中を駆け巡り、果てには王都全体に急速に広がっていく。
誰がどうやって広めたのか、そんなことはもはや関係ない。
アレクサンドロフ家という貴族の最悪な実態。それを裏付ける証拠が、次から次へと出てきてしまった。
叩けば埃が出る――アヤメはふと、そんな言葉が思い浮かんでいた。
「アレクサンドロフ家も、結局は財産の半分以上を失う羽目になったのよね?」
「うん。領地の半分を差し押さえられたらしいから。けどあの人たちは、未だ見苦しく足掻いてるみたいだけどね」
「……もうあの家の周りにいた人たちも、離れちゃってるんじゃ?」
「とっくにそうだよ」
引きつった表情で疑問を浮かべるアヤメに、リュドミラはしれっと言った。もはや彼女からすれば、既に実家は実家でなくなっているため、気にする義理なんてどこにもないと思っている。
「それはそうと、あたしにはどうにも分からないんだよねぇ」
「何が?」
「いや、昨夜レギーナが叫んでたんだよ――私はヒロインのハズよ、こんなエンディングはあり得ないわ、ってね。何のことだったんだろ?」
「……さぁね」
リュドミラの疑問にアヤメは肩をすくめた。
心当たりは一応あるのだが、それを話したところで、リュドミラが理解できるとも思えなかった。
(やっぱりレギーナは、地球からの転生者……だと思うんだけどねぇ)
アヤメの中ではまだ確証を得ていない。そもそも調べてもいないのだから、当然と言えば当然である。
しかしながら、もうどうでもよくなってきているのも確かであった。
ちゃんと調べようとすれば、何かと面倒なことになりかねない。更に言えば、真実が発覚しても何かが得られることもないのだ。
要は単なる自己満足に過ぎない。そのために超絶面倒な思いをする気は、流石に起きなかった。
(とりあえず、それらしき人をこの目で見た。今はそれだけにしておこうかな)
アヤメは自分の中で、そう結論付ける。そしてリュドミラもまた、考えに整理を付けつつ小さなため息をつく。
「まぁ、いっか。あの子は昔から、何かと分からない部分も多かったし」
「あはは……そういえば、ロディオン王子の婚約も正式に取り消されたって、国王が発表してたわね」
話を変えがてらアヤメが切り出した瞬間、リュドミラがこれ見よがしにゲンナリとした表情を浮かべる。
「うん、それはあたしも聞いた。なんかアイツは、また修行に出たみたいだよ」
ロディオンはもう一度、ゼロから修行をやり直すことが決まった。
ちょうど騎士たちも今回の戦いで、力も精神も何もかもが足りてないと痛感し、騎士団長も含めて鍛え直すことが決まっていた。
ロディオンも兵士見習いの立場として、騎士団長たちとともに王都を出た。
今頃どこかの戦場でたっぷりとしごかれているだろう――というのが、国民に説明した国王の言葉であった。
そう――肝心のロディオンは、人前に姿を見せることなく旅立ったのだ。
これに至っては、国王ほどの憶測は広がらなかった。
なんて立派な王子なんだ。ちゃんと反省するとは、これでメドヴィー王国の未来は安泰だな、という称えの声があちこちから聞こえてきている。
一方でそれを信じない者もそれなりにいる。リュドミラもその一人であった。
「ロディオンのヤツ、王宮の中で本性さらけ出しちゃったらしいんだよね。素直に反省して、修行をやり直すとは、ちょっと思えないかなぁ」
「発表も全部国王からだったもんね」
アヤメも軽く笑いながら言う。彼女も信じていない者の一人であった。
「本当はどうしようもなくごねて、それを見かねた国王が騎士団長に命令して、無理やり引きずって行ったとか?」
「……あり得る気がする。もう知ったこっちゃないけど」
もはや考える気力もない――そんな気持ちを込めてリュドミラは吐き捨てるように言った。
そこに――
「おーっす、待たせたな」
ミナヅキが右手をヒラヒラと振りながら、呑気そうな笑顔で歩いてきた。
自然と話も打ち切られ、ミナヅキも軽く墓に手を合わせたところで、王都を出るべく港へと歩き出す。
「……バイバイ、爺や」
リュドミラは小声で墓に向かってそう告げ、そのまま墓地を後にする。その声に応えるかのように、一筋の風がつむじを描くように吹いていった。
◇ ◇ ◇
船をいくつか乗り継ぎ、ミナヅキたちはフレッド王都へと戻って来た。
流石に直行便とは違うため、数日を費やしてしまった。しかしそれでも、あっという間の船旅だったように感じられる。
フレッドの港は相変わらずの賑やかさであった。
船を降り、露店を開く商人や群がる冒険者たちの脇をかいくぐる。どこか落ち着いて話せそうな場所はないかと探していたその時であった。
「いよいよメドヴィー王国へ行ってしまうのね」
「頑張るんだぞ。我が家の誇りとなる成果を期待しているからな」
「勿論さ! 魔法学院で活躍する俺の話を、楽しみに待っててくれよ!」
そんな親子三人の会話が聞こえてきた。
やはりあの国の魔法学院はそれほどの存在なのだと、改めて思わされる。つい先日大きなゴタゴタがあったばかりではあるが、それでも夢見る姿はとても輝かしく見えており、頑張ってほしいとミナヅキは思わず願っていた。
程なくして人が開けている場所を見つけ、ミナヅキたちはそこで立ち止まる。
「確かリュドミラは、ここから旅に出るんだったよな?」
「うん。まずはこのフレッド王国を、隅々まで歩いてみるつもりだよ」
爺やは復讐心に駆られて、人生をムダにしてきた。自分はそんな人間になるつもりは毛頭ない。だからこれからは、やりたいようにやりまくる。
リュドミラはそう力強く宣言していた。
ラスカーを失ったその気持ちに対し、自分なりの整理を付けた。そしてここから新たな一歩を踏み出してゆく。
全くもって彼女らしい――ミナヅキとアヤメは、微笑みながらそう思った。
「それじゃあミナヅキさん、アヤメさん。色々とありがとう!」
「あぁ。またな」
「元気でね」
「うんっ! それじゃ!」
リュドミラは元気よく手を振り、走り出していった。そして彼女の姿が見えなくなったところで、ミナヅキとアヤメは、互いに顔を向け合う。
「さぁ、俺たちも家に帰ろうか」
「向こうに着いたら、何か美味しいモノを食べたいわね」
アヤメはミナヅキの腕にギュッと抱き着いた。もう絶対に離さないと、強く語り掛けているかのように。
ようやくゆったりとした平和な時間が戻ってきた。
そんな気持ちを、しみじみと噛み締めようとしたミナヅキだったが――
「――あ、それと今夜は一緒に寝ましょうね。朝まで徹底的に燃え上がるつもりでいるからヨロシクぅ♪」
ワクワクしていますと言わんばかりのアヤメの声に、その気持ちは一瞬で吹き飛んでしまった。
急激にゲンナリとした表情となり、腕にしがみつく妻の姿を見下ろす。
「いや、それは寝るって言えるのか?」
「言えるわよ。意味は違うけど」
「……疲れてるんだが」
「アンタが消えて、私がどれだけ心配したと思ってるの? ちゃんと償って」
「…………」
ミナヅキは押し黙ってしまう。それを言われたら何も言い返せない。
「そうそう。アンタがあの幼なじみ君と一緒に、どんなふうに過ごしたのか。それもちゃんと聞いておかないといけないわね」
「……お前も結構しつこいな」
苦々しいを通り越して、どこか呆れた様子を見せるミナヅキに、アヤメは開き直ったような態度で笑顔を向けてくる。
「あら、そんなの今更じゃないかしら? ついでに言うと執念深くもあるわよ」
「ついでに言わんでいいよ、そんなことは……」
「とーにーかーく! 今夜は朝まで盛大に覚悟しておくこと! 分かった?」
「へいへい。わっかりやしたよ」
ミナヅキは投げやりに答える。これはもう諦めるしかなさそうだと、朝を照らす太陽の光を眩しく感じながら思うのだった。
ちなみに――
(あらぁ、ウワサの若夫婦も、随分と円満なご様子ねぇ♪)
(若くて羨ましいわぁ♪)
(女は押してこそ! なんだかんだでアヤメちゃんも分かってるじゃない)
(頑張んなよ。おばちゃんは応援してるからね!)
井戸端会議をするべく集まっていた妙齢の婦人たちが、たまたま二人の会話を耳にして、とっても嬉しそうにほくそ笑んでいた。
無論それは、当の本人たちからすれば、全く知る由のないことである。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いつもお読みいただきありがとうございます。
今回で第三章が終了し、次回からは第四章を開始します。
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