冴えない「僕」がえっちオナホとして旦那様に嫁いだ日常♡

nanashi

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10/23 睾丸責め・鞭責め・おちんぽハーネスで散歩

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旦那様の綺麗な手が、僕の股の間で蠢いてる。きゅ、と締め付けられて、僕は思わず息が詰まった。

「う、ぅ…………」
「痛くないか?」
「…………大丈夫です」
──痛くないわけが、無いんだけど。

僕のおちんちんは、相も変わらず元気なく萎え切っている。
旦那様とは比べ物にならないほど情けない僕の男としての象徴は、旦那様の躾のお陰ですっかりナカを犯される悦びに浸るばかりで、雄としての役割を忘れてしまっている。普段から目立たない僕のペニスは、今は更に縮こまっていた。
それでいて、先端からはトロトロと透明の蜜を溢すのだ。
僕のふぐりは先程、旦那様の手でぎゅうとキツく紐で結ばれてしまった。陵辱される痛みを知っているソコは、緊張にふるふると震えることしか出来ない。睾丸は以前にも金属の拘束具で責められたことがあった。あの時の痛みを思い返すだけで、額から脂汗が垂れる。

旦那様は怯える僕を鑑賞でもするように無感情に眺めて、ゆっくりと揉みほぐす。本来であれば柔らかな袋は、今や紐を何重にも絞るように巻かれ、ぱんぱんと精巣で腫れるのみである。すぐに血も溜まって、赤く充血している。
「ぅ、ぅ、ぅう、ぐぅ♡」
もにゅ、もにゅ、と旦那様の指が強制的な性感を煽る。しかし元を縛られた今、僕は無力にも快感とも痛みとも分からぬ刺激に震えることしか出来ないのだ。
「腫れてきたな」
充血したソコを見て旦那様が目を細める。毎日、たくさん旦那様とまぐあって快感の海に堕ちているのに、僕の身体は旦那様を悦ばせようと媚びを売ってしまう。

旦那様に言われるがまま脚を大きく開いて、僕の脚の間に旦那様が身を屈める。僕は睾丸に付けられた紐以外何も身に着けていない。旦那様は僕の睾丸を縛り付けた紐に、鎖で出来たリードの先を結ぶ。それが繋がれた瞬間、ズン、と金属特有の重さが僕の玉を襲った。ぐ、と喉の奥で声を噛み殺す。重さで皮が伸びている。
僕は先ほどから旦那様の手元から視線を放せなかった。
「ぅぎぃ♡♡♡」
クイッ、と旦那様が試すようにリードを軽く引っ張ったせいで、身体が跳ねた。痛みを最小限にするべく、僕の身体は本能的に腰を突き出す。
その姿はまるで虐めて欲しいと旦那様に強請るようだ。

「今日はでもしようか」
旦那様が機嫌良さそうに微笑んだ。

じゃら、じゃらと鎖が擦れる音と僕の情けない雌豚声が庭園に響く。男の象徴を弄ばれるのは、どれだけ経験しても教え込まれても身体は本能で拒絶してしまう。先程から全身の震えが止まらなかった。よたよたと情けなく、それでいて一歩一歩確実に小幅で歩く僕。もし転んでリードが引っ張られれば、玉がちぎれてしまうかもしれない。頭は常にその恐怖に支配されている。その癖、腰を突き出すようにみっともなく背中を反って歩くせいで、普段よりも歩き辛い。
リードの先には勿論、旦那様がいる。
彼は珍しく楽し気に、僕とのを謳歌していた。

使用人嫌いな旦那様が使用人を下げさせているお陰で僕の痴態を誰かに見られる心配はないし、この庭は寝室に面して建物の中庭として作られたものだから部外者に見られる不安はない。
それでも何があるか分からず恐ろしくて、恐ろしくて、僕は全身にぎゅうと力を入れて歩く。
僕の脚が遅れれば、旦那様がリードを軽くクイと引っ張る。玉に結びつけられた紐がギュウギュウと肉に食い込まれる。うひぃと情けない声を上げ、それだけで僕の身体は強い力で操られるように前へとつんのめる。僕は涙を溢しながら、転ばないように懸命に足を動かした。
時折ぴくん、と震える僕のおちんちんはしゅんと大人しく縮こまって、まるで精通もしていない子供のペニスのように俯いている。その癖、普通のものよりも拡がった尿道口からはトロトロと忙しなく愛液が溢れ、僕の睾丸を濡らしてゆく。太腿に垂れて言ったそれは、もう膝裏ほどまでやってきていた。

「いつもの場所まで行ったら、外してやろう」

旦那様の言葉に、僕は絶望を覚えて涙を溢した。



あの方の言ういつもの場所というのは、昔の家畜小屋だった。
家畜小屋といっても今は使われておらず、僕と旦那様の趣味のために整備された簡易小屋と言った方が適切だろう。ただその部屋に置いてあるのは簡素なベッドと荒縄や拘束具。そして壁に掛けられた様々な形をした家畜用鞭であった。
やっとの思いで家畜小屋までたどり着くと、旦那様は僕の睾丸につなげた紐を解いてゆく。
「いぎぃい♡♡♡♡」
旦那様の指が擦れるだけで、パンパンに腫れさせられたソコは限界を訴えていた。ジャラン、と音を立てて鎖が床に落ち、僕は旦那様にペニスを突き出したような体制で待てをさせられる。ペニスからは相変わらず透明な汁が零れていた。
「これで、いいか」
旦那様が今日の遊戯に使う鞭を選んだようだ。
僕はこれからされることを予期して、涙が止まらなかった。しかしどんなに恐怖を感じていようとも、旦那様に躾けられた身体は貞淑に主人の命令を反意にしない。
旦那様が持ってきたのは、乗馬鞭だった。
細身なそれの先端で、僕の全身を愛撫するようになぞってゆく。
「ひ、ひ……♡」
いつ打たれるか分からない恐怖から全身に力が入る。そうやって強張った身体をフェザータッチのそれが撫でる度に、ゾワゾワと鳥肌が立ち甘い声が鼻から抜ける。

「ふ♡ ふぅ…♡♡ ふ、ひゃぅ♡♡♡」
旦那様の鞭の矛先は決まったようだ。
ペチペチと撫でるような軽い調子で獲物の具合を確かめるように、真っ赤に熟れた睾丸に鞭が触れる。普段であれば痛くもないその刺激でも、鎖に繋がれていたソコは大袈裟なほど敏感に刺激を受け取ってしまう。
(怖い、怖い、怖い、気持ちい、怖い、壊れる、──旦那様に壊される……)
僕の頭の中は目の前の恐怖でいっぱいになって、尿道からは白濁した液がとぽりと零れる。鞭の先端が萎え切ったペニスをするりと撫でて、思わずその快感に身を任せて全身の力を抜いてしまった。

その瞬間。
ヒュンと風を切って、旦那様の腕が大きく動く。あ、と思った時には遅くて、ペチンと刺激の割に大きな音が僕の股座から鳴り響いた。
「んぎゃぁあ♡♡♡」
「おい」
思わず太腿を閉じてペニスをその間に仕舞おうとするも、その僕の態度を目敏く察した旦那様の厳しい声にまたピンと背筋を伸ばす。痛みが引かない内に、先程と同じように脚を開けて腰を突き出す。

休みなく鞭が僕の中心に迫る。旦那様の鞭は僕の内腿を撫で、徐々に上に上がってゆく。その凶器に撫でられればゾクゾクと全身の毛が逆立ち、旦那様の手を自然と目で追ってしまう。ぷるぷると震えるおちんちんは、いつの間にかトロトロと締まりなく白濁液を垂れ流れしていた。水気を纏ったそこは、余計に鞭の音を大きくする。ペチペチと甘い痺れを纏った痛みに愛撫され、先程の痛みが散ってゆく。
「あ♡ あっ♡ あんっ♡ あっ♡」
鞭でペチペチと音が鳴るのと一緒に、僕の喉からは喘ぎ声が止まらない。そうして快感に酔っていると、唐突に風を切る音がして、全身を強張らせた。
「ふっ」
しかし痛みは訪れない。
旦那様は惨めな家畜を一瞥すると至極愉快そうに嗤う。鞭が当たりもしなかったくせに、僕のペニスはぶぴゅりと透明な汁を吐き出していた。
「お前はコレが大好きだなぁ」


旦那様が鞭を弄びながら言う。
僕は涙に塗れた瞳で旦那様を見詰めた。


気難しい旦那様は興奮したように珍しく白いお肌を血色良くして、旦那様の股間は服越しにも分かるほど興奮を伝えている。
鞭だって僕の呼吸に、視線に、全身を観察しながら振り下ろされ、それもただ叩きつけるだけでなくわざと大袈裟に振って僕を甚振ろうとしているのだ。その視線が、愛撫が、痛みが嬉しくて僕の涙は止まらない。興奮ではあはあと発情期の獣のように呼吸が上がり、旦那様に突き落とされる地獄に期待してしまう。
痛いことは嫌いだ。怖いし、辛いし、苦しい。だけれども、──旦那様であれば。貴方であれば、僕の身体は悦びとして受け取ってしまう。
その苦痛の先の、快楽を知っているから。

旦那様の鞭が顎下を掠める。
「さぁ、どうされたい?」
この屋敷に来てから散々甚振られて、躾けられた言葉を口にするときは、いつも緊張する。
「僕を、この至らぬ妻を、どうか躾けてください……」

その声に応えるように勢い良く反った鞭に、僕は恍惚とした笑みを浮かべた。
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