冴えない「僕」がえっちオナホとして旦那様に嫁いだ日常♡

nanashi

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11/13 お出かけ/皮手袋

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旦那様とお出かけ♡

「んぁ♡♡ ぁ♡ ぁあ~~ッ♡」
旦那様が入れてくださったそれがズルりと引き抜かれる度に、僕は背を反らして喘いでしまう。
「声が大きい」
「んぎゃッ♡」
悶えたせいで旦那様の膝上から転げ落ちそうになって、バシンと尻を叩かれていそいそと僕は元の体勢に戻った。
ガタゴトと振動する馬車の中では、ついつい普段よりも感じてしまう。
僕はお出かけの服に着替えていつもよりもかっこいい旦那様をこっそり眺めながら、ほぉと熱い息を吐いた。

いつも屋敷に閉じこもっていては変な噂が立ちかねないと、街に出るぞと旦那様が僕を誘ったのが今朝のお努めを果たした後のこと。てっきり旦那様はいつも通りお仕事に出ると思ってアナルでご奉仕していた僕が真っ先に心配したのが、足腰の不安であった。
旦那様の鶴の一声であっという間に身を清めることとなり、使用人らに着飾れられ、上質な布に包まれる。

僕の心配など知るはずもない旦那様は、それでも僕よりも大きな手を腰に添えて終始エスコートしてくれた。旦那様と一緒に街を歩き、新婚らしくデートにいそしんだ。
旦那様にそんな意図はないことなど分かっているが、腰に触れる手がまれにお尻に触れるせいで僕はその間も気が気ではなかった。日中の、人目のあるところでなんて不埒な考えをしてしまうんだと己を責めるものの、一人の時であれば昼間なんて夜の無体に疲れ寝ているか、旦那様が一緒にいれば躾の時間かのどちらかだ。僕は旦那様の元に嫁いでから健全とは程遠い、寝るか行為に励むかしかない生活を送ってきたせいでまっとうな感覚など失ってしまっていたらしい。
街を歩き、旦那様がその美貌で紳士淑女の目線を奪っている間にも、そんなあなたの羨望の先にある旦那様のおちんちんは今朝も昨夜も、その更に前も休みなく僕のナカに入っていたんだと言ってしまいたくてたまらない。
──さすがにそんなこと、出来るわけもないし。

大人しく旦那様に寄り添って歩いていた僕であったが、疾しいことを考え出してからは駄目だった。ずっと悶々と旦那様のことを考えるようになってしまい、それに比例して今朝も旦那様を咥えこんだ雌アナルがきゅんきゅんと疼いてしまう。
ソコは粗相が無いようにとお出かけ前に蓋をされていたけれど、今ではその蓋にさえ感じてしまう始末で、意識しないようにと思うものの難しい。もともと歩行もおぼつかない僕は、恥ずかしさで顔が真っ赤に染まっていた。
本屋やら仕立て屋を回り、街で人気のレストランで一緒にランチを済ませる。仲睦まじい姿を周囲に見せつけ、後は帰るだけだったのに。

馬車に乗り込む際に足を滑らせ、旦那様の腕に抱きとめられた。
咄嗟に僕を受け止めた腕は僕のお尻を抑えて──、ゴリと僕のアナルに埋められた蓋を押し上げたのだ。
蓋をしたままのそこに強烈すぎる快感が突き抜ける。僕は雌声をあげて旦那様へとしがみつき、旦那様は僕を抱き上げて一緒に馬車に乗り込んだ。
扉が閉められ、旦那様の表情を恐る恐る見上げると、飽きれともつかぬ表情で僕を見降ろしている旦那様と目が合った。
「そんなに欲情して……」
旦那様の明け透けな言葉に恥ずかしくなって、僕は今まで街で会った人たちにもそう思われてないか不安で仕方なくなってしまった。
「ひゃん♡」
馬車はゆっくりと動き出し、ごとりと揺れた拍子に甘い声が漏れてしまった。

その声が決定打だった。
旦那様は僕に尻を出すように命令して、そうして僕はみっともなくも快楽に溺れているのだ。

旦那様は皮手袋をつけたまま、僕のアナルで指をかき回す。
栓をする時に傷付かないようにと沢山注がれたローションが役に立っていた。じぷじぷと水音を立て、旦那様にアナルを穿られる度に僕はとんでもない羞恥心に見舞われながら喘いだ。
折角、着させてもらった外出着はいつの間にか溢れた先走りでシミを作っていたし、綺麗なタイも暑くてとってしまった。そんな僕とは裏腹に旦那様は美しく着飾ったままだ。素手とは違う、革の冷たい感触に最初は恐ろしさを覚えたものの、革は次第に内側の体温に馴染んで普段とは異なる硬い感触で僕を高めてゆく。
カリカリ♡と前立腺を掻かれて、悶絶する。気持ち良くて豚のように喘げば、旦那様から叱咤される。窓は隠したものの、稀に外の音から人の声が聞こえてくるのが恥ずかしい。馬車の音で搔き消されればいいものの、公爵家の馬車から喘ぎ声がしたなんて噂が立った日には、家から出られないだろう。
「ん♡♡ ぉほ♡♡ んぁ♡♡♡♡」
指はいつしか三本挿入されており、手袋のせいで普段よりも滑りが悪くナカを広げてゆく。ミチミチと拓かれるそこは、今朝旦那様の規格外の巨大ちんぽを咥えていなかったら少し厳しかっただろうと思う。やはり素手よりも圧迫感のあるそれを、振り返って視界に映す度に仕方のない激情が襲ってくる。イキそうになると旦那様は指を抜いてしまい、そうして波に乗り損ねたらまた指を挿れるのだ。
早く旦那様に貫かれたいと思うようになって、そんなはしたない己を情けなくなる。
甘い快楽に酔っていると、旦那様が何かを外の従者に向けて言った。
そして、きゅぽんッと音を立ててアナルから指が抜かれ、その衝撃にも僕は腰が跳ねる。指を引き抜かれただけなのに寂しくてお尻を振っていると、旦那様は僕にまたズボンを着させる。

お出かけ前にはしてくれていた栓も戻してもらえず、寂しくて、悲しくて、もぞもぞと抵抗しているといっとう厳しく尻を叩かれ、されるがまま旦那様に服を直された。

「ついたぞ」
惚けた僕は気付いていなかったが、いつの間にか屋敷に戻ったようだ。呆然としている間に馬車に乗り込んだ時のように旦那様に抱き上げられて、屋敷の奥に連れ込まれる。

外出先で欲情して、旦那様のお手間を増やしたのだ。それに僕のアナルに挿れた皮手袋はダメになってしまっただろう。嗚呼、何たる失態。
これからの躾に僕は胸を高鳴らせながら、旦那様の厚い胸板に顔を寄せた。
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