冴えない「僕」がえっちオナホとして旦那様に嫁いだ日常♡

nanashi

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9/19 お仕置き・スパンキング・鬱血・調教(1/2)

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旦那様はいつも苛立っている。その原因が大抵の場合、僕であることを知っている。
(なんで僕、お仕置きをされてるんだっけ)

「ぅひッ♡♡♡ ……ぐぁッ♡♡♡ ふぅうう~~っ♡♡」
寝室にバシンバシンと肌を打つ音が響く。
痛みから藻掻くように僕はバタバタと足を動かし、シーツに皴を作っていた。旦那様はそんな僕を虫でも観察するかのように無機質な瞳で見下ろして、またバシンと掌を打ち付ける。旦那様に躾けられ、僕のお尻はじんじんと真っ赤に腫れあがっていた。
「旦那様ッ♡ 申し訳……っ♡♡♡ ぁッ、ありませ……きゃぅうんっ♡♡♡ 」
同じテンポで振り下ろされる旦那様の手は、僕の双丘を責めてくる。ベッドに腰かけた旦那様の上で、お仕置きされる子供のように尻を突き出した僕の姿は滑稽だろう。
痛みで腹に力が籠れば、ナカに挿入ったものまで締め付けてしまって快楽が生まれる。そのせいで僕は旦那様に尻を叩かれながら、役立たずのペニスからダラダラと我慢汁を垂れ流していた。
旦那様の掌は僕の手をすっぽりと包めるほど大きく、武人に相応しく硬い肌をしている。旦那様は手加減しながら振り下ろしていたのだとしても、僕は打たれる度に燃えるような痛みを覚えた。だからと言って腰を引くと、待ち受けているのはもっと厳しい折檻だ。
僕は旦那様に媚びるように高く腰を突き出して、次の一手を待った。
バシン。
「ぅう゛う゛ぅう゛ぅぅ~~~~~ッ♡♡♡♡」
打たれて腫れているなかでも、酷く痛むところを狙って振り落とされた手に、獣のような声が喉奥から溢れる。全身に電気が流れたかのような激痛に、大人しくするのも忘れて全身が跳ね上がってしまうが、それでも腰は引かなかった。ごぽりと唾液が零れて、一瞬気が飛びそうになった。ぎゅん、とキツく締め付けた直腸が、また厄介な快感を僕にもたらしてくる。痛ければ痛いほど増す快感に、僕はもう眩暈がしそうだった。
僕が悶える合間も、旦那様は狙ったかのように同じ場所をパシパシと責め立てる。先程とは違い、藻掻く僕をあざ笑うかのように休みなく続くそれは、先程までの打撃と違いはたくような軽いものだ。それでも休みなく続けられるせいで、一番最初に覚えた痛みが尾を引かない。
「ひぎっ♡ あッあッ♡♡ いっ♡♡ や゛ぁあ゛あ゛♡♡」
きっと、酷く痛む場所以外であったら痛くもない刺激なのにもかかわらず、僕はぎゃあぎゃあと喚きながら泣いて悶えることしか出来なかった。まるで絶頂が引かない時のように全身に力が入って、許して許してと願うことしか出来ない。生粋のサディストである旦那様はきっと僕のそんな状態もお見通しで、僕を虐げているのだろう。パンパンパンと子供に打っても痛みさえ生まないような刺激に、僕は無いて藻掻くことしか出来ない。
「いだぃッ♡♡♡ い゛ッ♡♡ い゛だぃい゛い゛~~っ♡♡♡」
足先は忙しなくシーツを滑り、手にはこの上なく力が籠る。涙は僕の意志とは関係なくほろほろと溢れ出し、全身の意識が旦那様の掌に集中する。
「ぅ゛ッ♡♡ う゛ぅうう゛~~~♡♡♡」
ひたすら続く痛みに、僕は頭を抱えて泣きじゃくりながら悶絶した。止まらないお仕置きに、僕の体がガクガクと震え始める。このままでは気が狂うと、意識が遠のいた頃ようやく旦那様の掌は止まった。
「はぁッ♡ はぁ♡ は♡ ぅひぃッ♡♡」
次は打った尻を労わるように。旦那様の大きな掌が僕のお尻に優しく触れる。旦那様の手は僕のお尻の片側をすっぽりと包み込んで、先ほどまで痛めつけていた箇所を慰めるかのようにさわさわと撫でる。
先程までのお仕置きで痛みの引かないソコは、ジンジンと熱を持ち、感覚はどこかぼんやりしている。
「あ、……………………ぁ♡♡」
肩で息をしながら、僕は旦那様から与えられる甘美な刺激に浸っていた。終わりなく続く痛みはいつの間にか快感にすり替わって、旦那様が擽るようにお尻だけではなく腹や太腿の際どいところまでを優しく撫でるものだから、僕はその愛撫に浸っていた。
「いやらしい子だな」
「うひぃ♡♡」
僕を撫でていた旦那様の優しい手が、くい、とアナルの縁にかけられる。そのまま拡げられるように引っ張られれば、お尻から仕込んでいた潤滑油と共に僕を責め立てていた張型がずるりと抜け落ちた。
「阿婆擦れ顔負けの緩さだな」
「ふーっ♡♡♡ ふぅ♡♡」
旦那様の嘲るような声に、僕のアナルはひくひくと収縮した。仕込んでいた潤滑油が内股を伝っていく感触に身震いする。そのまま旦那様の太くて長い指でナカをぐちゅぐちゅと掻き回され、僕の身体は悦んだ。
「見てみなさい」
旦那様に強引に顎を掴まれ、身体を捻らされる。
お仕置き中は決まった姿勢から動くことを禁じられた僕にとって、それは仕置きの終わりを意味していた。旦那様に導かれるまま僕は自らの尻を眺めさせられる。
僕のお尻は酷い有様だった。真っ赤に染まった尻たぶと、手のひらの跡を残しながら赤く腫れ上がった肌。その中の一か所が赤黒く鬱血している。一目見て、先程責められたところであると分かった。
(きっと、数日は座ることだってままならないだろう)
あまりの惨めさにまた涙がこみ上げてくる。

旦那様は泣きそうになった僕の顔を見て実に面白そうに笑って、ぐちゅぐちゅとアナルに入れたままの指を激しく動かした。前立腺をこちゅこちゅと責められて、一気に頭が真っ白になる。
「あッ♡ ああ♡♡ ぁひ♡♡♡ ぁあんッ♡♡」

そうして快楽に浸る僕の顔を、じぃっと眺めていた。
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