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5:恋心のクロスカウンター②
しおりを挟むスレーブはベルエムの手を自らの股座へと誘う。服の上からでも分かるほど濡れたソコに触れ、ベルエムはクスリと笑う。
「なんだ? もうグチョグチョじゃないか」
「んぁ……」
「俺のを咥えただけでこんなになったのか?」
「……誰の所為でこんな身体に、なったと、ああ!」
『グジュグジュ』
「確かに俺が仕込んだ身体だが、フェラチオで潮吹き出来るまで芸を教えたつもりは無いが?」
ぐっしょり濡れた布越しに指で強く亀頭を揉まれて、スレーブは堪らず嬌声を上げる。
「ひゃ……っぅ……はぁー、はぁっ……」
ベルエムの指が執拗に先端を刺激し続ければ、スレーブの口から甘い声と唾液が溢れる。グチャグチャに濡れた布から指が離れる頃には、スレーブの体は刺激を求めて小刻みに震えていた。
その反応に満足しながら、ベルエムがスレーブのズボンを脱がせる。
「ほら、自分で跨って腰を振れ」
「……俺、重いぞ」
「気にするとこソコかよ。悪魔ナめんな。気にせずお前は俺に乱れる姿見せればいい」
「悪趣味め……」
「悪魔の趣味が良いわけないだろ?」
のそのそとベルエムの上に跨り、自分の手で後ろを解す。
『クチュ……クチ』
「……良い眺めだ」
「はっ、アア……酒が欲しい」
「酔いが覚めてきたのか? 酩酊はコレからだ」
「んっ!」
口付けた側から速攻で口内をぐちゃぐちゃに犯される。期待で感度が高まっているのか、歯列をなぞり上顎を撫でられる度に腰がガクガクと震える。
「んん……むぁっ……ふぁ、ッーー~~!」
「キスだけでメスイキしたのか? お前の身体エロ過ぎだろ……」
「これはきすじゃらぃ」
「はは、呂律回ってないぞ」
「んぅ!」
また舌を舐め回される。舌を吸われる度に、酒よりも深く濃いベルエムの味が舌を伝って全身に行き渡るようだ。
それは酷く心地が良くて、クラクラする。
快楽に溶け始めたスレーブの耳を甘噛みしてやれば、面白い程全身が跳ねた。耳たぶにキスをしてから歯を立てれば更に喘ぎ声が上がる。
「んや……ぁ、べりゅえむ……」
「(可愛いな……お前は本当に……昔から)」
「……もう、入りそう」
スレーブはベルエムの昂りに自分の熟れた後孔を当てる。グチュリと粘着質な音が溢れるソコは補助が無くとも今にも沈み込みそうな程に柔らかい。
ゆっくり腰を落としながら、十分にグズグズになった孔に昂りを沈めていく。熱い媚肉が歓迎するように絡み付く感覚に、ベルエムも眉間に皺が寄る。
「んく、ぅ……っんん」
『ずぷん』と最後まで腰を落としきれば、スレーブは呼吸を荒くしながらベルエムの肩へ倒れ込み額を押しつけて余韻に浸る。
そして、興奮冷めやらぬ様子で熱っぽく息を吐いた。
「はぁ……あつい……」
「だろうな」
「重く、ないか?」
「だから女みてぇな事言うなって。大丈夫だ。股かっぴらいて、お好みで腰振れよ」
「ん……」
ベルエムに言われた通り、スレーブはペタンと座り込んだまま腰をゆらゆらと動かす。その度に敏感になった肉壁がベルエムのモノを刺激して快感を産む。
「んっ、んっ」
最初はぎこちない動きだったが徐々にスピードを上げる。
短い呼吸を繰り返しながら、ベルエムとの行為にのめり込む。
「メス顔……本当にセックス大好きだな~お前は」
「はっ、はっ、すき」
「俺以外ともしてるのか? こんな風に、娼婦のように男を喜ばせて」
「? ベルエムとしかしてない。キスも、その先も」
蕩けた頭で素直に答えるスレーブの唇に口付ける。至近距離で揺れる黒瞳が美しい。
自分がそうさせたと思うと尚気分が良い。優越感を抱くベルエムの顔には自然と笑みが浮かぶ。
「笑うな」
「いや、すまん。俺だけでこうなったのかと思うと、微笑ましくてな」
「ベルエム」
「……なんだ?」
熱に浮かされながらも真剣な表情を浮かべるスレーブに、ベルエムも口を引き締めた。
「妹は……メリッサは……いつまで処置が必要なんだ?」
「…………」
「一生ならば、一生かけてお前に対価を支払いたいが……きっと、老いには勝てない。こういう先払いも出来ない」
「……そうだな」
ベルエムは視線を泳がせながら、互いの寿命の違いを思い出す。
魔力が尽きなければ悪魔は何百年と生きる事が可能だが、スレーブの身体は膨大な年月を許容出来るほど強くはない。
「メリッサに長生きして欲しい、何か……方法が……」
「考えておく」
『クチュン』
会話を終わらせるようにベルエムが緩く腰を突き上げた。突然の刺激にスレーブの喉が反る。
「あっ!」
「難しい事は考えるな。今は俺を楽しませる努力をしろ」
あまり回っていない頭で難しい事を考えては萎えてしまう。
「わか、た」
スレーブはまた腰を揺すり始めた。
『ヌルッ……ジュプ、ジュポ』
「あぅ、ん」
「……口を開けろ」
「ぁ、ぐんん!」
薄く開いた口に舌を捩じ込む。スレーブが怯んでいる隙にベルエムは緩やかに動いていた腰を両手で鷲掴んだ。そして、勢い良く下から突き上げてやれば、スレーブの体がビクリと派手に跳ね上がった。
「ッッーー! ッ~~~~!!」
『どちゅん』と奥を穿つ度にスレーブの喘ぎがベルエムの口の中に溶けていく。
口の中も腹の中も、ベルエムで満たされ支配されていた。
「んっ、んーーっ!」
「出すぞ……!」
最奥に叩きつけるように精を放つ。熱い白濁がスレーブの腹の中を満たしていく。
長い射精を終えると、ベルエムは満足そうに息を吐いてスレーブの口から離れ、ソファに体を預ける。
「……お前もイったのか」
「はぁ、すぅ……かひゅ、はーーっ……出るだろ。あんな同時にっゲホ! はぁ……くそ、明日腰が使い物にならなくなったらお前の所為だ……」
「最中では素直で可愛いのに、正気になったらコレだ。まぁいい。約束通り、来月の対価はまけてやる」
「…………ああ」
身体を繋げて、奥まで触れ合っても、二人のすれ違いは何の進展もせず、その日は酒と互いの性欲を発散させて終わった。
次の日、スレーブがベッドから出たのは昼過ぎだった。重い腰を押さえて。
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