132 / 158
最強の相手と
しおりを挟む
三回戦終了から数日たち準決勝の日がやってきた。今日は公式戦初の県営球場入りだ。そういえばここは初めて咲とデートした球場だから想い出深い。あの時は宮崎ヨシカズ選手と勝負してもらえて、野林監督とも話が出来て、信じられないくらいラッキーな一日だった。
その咲は残念ながら今日の試合、応援に来ていない。咲だけではなく学校の連中は授業があるので球場へは来ることができなかった。
それに引き替え…… 帝端豆大付属松白はスタンドへ応援団をよこしている。一応鳴物は禁止なのでうるさすぎると言うわけではないが、一方的な応援で相手のやる気を削ごうとでもいうのだろうか。
学校からは野球部員の他、マネジャーの由布に顧問である引率の真弓先生だけなので、こちら側のスタンドにはほぼ人がいない。そう思っていたのだけど、実際にはチラホラと高校生くらいの人が座っていた。
その中には山尻兄妹の姿も有り、僕が気が付くと康子が手を振ってきた。他にも知らない生徒がいたので矢島の対戦相手、北矢島高校の生徒かもしれない。その他に何となく見覚えのあるシルエットが……
あれは若菜亜美じゃないのか!? 確か犬の散歩のときにあんな感じのパーカーを着て目深にかぶっていた気がする。あの子学校サボって見に来ちゃってるよ!
「お、アレって矢島のエースだろ。隣のは彼女だっけか?
余裕ぶっこいて偵察デートとは舐められたもんだな」
「いやいや、アレは妹だよ。
すぐ変な目で見るのおやめろってば」
「いやいや、冗談だよ。
一年坊たちが固くなってるからほぐしてやろうと思ってな。
固くするのはよるだけにs」
『パカンッ!!』
木戸の頭に、厚紙を丸めたメガホンが打ちおろされた。それを見たベンチは一気にほぐれて、大分雰囲気が変わったようだ。狙ってるのか天然なのかわからないけど、木戸のこういうところはありがたい。
「まあそう言うことでよ!
今日はマネちゃんお勧めの、足の速さを重視した打順にしたからそのつもりでな。
練習通りに狙いをつけていくことを忘れるんじゃないぞ。
特にシマは転がすだけでいいんだから良く見て当てていけ!
倉片とオノケンは左の先発引きずり降ろしてからが出番だ!
ハカセと木尾は、カズが打ちこまれて出番が来ないことを祈っとけよ!」
「「おおおう!!」」
ここまで順調に勝ち進んできたからか士気が高い。僕たちにとって、他のどんな高校も、決して勝てない相手とは思えなくなっているのだ。
心配があるとしたら、練習試合から予選三試合までほぼヒットが出ていない嶋谷と、公式戦初スタメンの飯塚まこっちゃんの一年生二人だ。今はいい表情をしているけど、何かの拍子でリズムが狂わなければいいなと考えてしまう。
松白の部長と真弓先生がメンバー表を交換し、審判員との注意事項確認の後いよいよ整列だ!
「「よろしくお願いします!」」
「「しまっす!!」」
お互いに礼をした後、高校の松白が守備についた。人の心配をしている場合じゃない。僕は僕で責任を果たさなければならないのだ、エースとして!
緊張していると思われそうだが、僕は思わずおでこの前で手を組んで祈るようなしぐさをする。そういや以前木戸に指摘されたから注意しておかないといけないな。そんなことを考えつつ、出がけの出来事を思い返す。
◇◇◇
「残念だけど今日は応援に行かれないわね。
せっかくキミの出番がやってきたというのに、行かれなくてごめんなさいね」
「いや、咲が悪いわけじゃないじゃん。
学校もまさか勝つとは思ってないだろうから、授業休んで応援なんて言えないんじゃないかな。
それくらい今日の相手は強いんだよ」
「でも私の想いくらいは一緒に連れて行ってもらおうかしらね」
そういうと咲は僕の額にキスをして、それから唇にもキスをしてくれた。
「ありがとう! これで百人力さ。
昨晩のマッサージも良く効いてるみたいで体が軽いしね!
不安があるとしたら木戸が何か企んでることくらいかな」
「キミの相棒君が?
でもきっとかしこい人だから大丈夫よ。
心配しないで全力で頑張ってきてね。
帰ってきたらご褒美あげるから」
そう言ってから再び長めのキスをした。
「あなたたち、いちゃついてるのはいいけど遅れないようにね。
カズ、私も用があって見に行かれないから、結果報告楽しみにしてるわよ」
いけね、まだ母さんがいたのを忘れてしまっていた。いちゃついてるだなんて言われても喜べないし恥ずかしい。さすがに色々と感づいているのかもしれない。
「カオリ、かわいいカズ君は私がちゃんと面倒見るから平気よ。
これからもまかせておいてね」
咲まで何を言い出しているのか…… まあでも、この場に父さんがいないだけマシだったと思うしかない。いたらもちろん玄関でこんなことはするはずもないけど……
「そ、それじゃ行ってきます!
江夏さんの奥さんにお礼言っておいて!」
「はーい、いってらっしゃい」
「いってらっしゃい、大丈夫、キミならできるわよ、
だから何の心配もいらないのよ?
がんばってね、愛しいキミ」
母さんのやや投げやりな声と重なるように、咲のやさしい声が背中を押してくれた様な、僕はそんないい気分で玄関を出た。
◇◇◇
初回三者凡退から始まって流れがなさそうに思えるが、木戸と由布は何やら頷きあっていて問題ない様子だ。あのこそこそ話の後、遠くまで写せるカメラを探せなんて言われてどうしようかと思ったが、江夏さんが貸してくれたのはラッキーだった。
ベンチから由布と真弓先生が交互に覗いていたけど、相手ピッチャーでも見ていたのだろうか。なにか癖があるとか、そんな風には見えなかった。そう言えば、だれ一人いないと思っていた外野席にも、三脚にカメラを載せた集団がいる。あれが噂のスカウトなのだろうか。
さて僕らの守る番だ。立ち上がりは大切だから、より緊張感を持ってしっかり投げないとな。大切な試合を任された僕は自然と気合が入る。しかし木戸から横やりが入った。
「カズ、わりいけど一点やってくれや。
運が良ければ無失点で済むだろ。
後は抑えていいからさ」
「おいおい…… 松白相手に何言ってんだよ。
理由もなしにそんなことできるわけないだろ?
木戸よ、お前たち何企んでんだ?」
「カメラやスポンジの件か?
まあ見てろって、きっとおもしろいことになるからよ。
何も言わずに任せておけって」
「ちぇっ、いつもそうやってさあ。
お前本当は絶対頭いいだろ。
それとも本当に頭の中にはボールでも詰まってんのか?」
「俺も自分で見たことねえからわかんね。
でも真弓ちゃんにしょっちゅうポカポカやられてっから、すでに丸くないかもしれんな」
「ちょっとキミたち、さっさといきなさい!
早くしないと遅延プレーで抗議するよ!」
なんで自軍ベンチから抗議を受けないといけないのか…… 僕たちは慌ててベンチを飛び出していった。調子がよすぎるので投球練習は軽めにしておくことにする。
プレイがかかって木戸がサインを出してくる。初球はやっぱり緊張する。そういやこの一番は長打自慢らしいから要注意だったな。
そう思っているのに木戸からのサインはアウトサイドのツーシーム、速度抑え目打ち頃で、って、どうやら一点やれっていうのは本気だったらしい。仕方ないので要求通り投げると、あっさり内野ゴロで打ち取ることが出来た。なぜかわからないが、木戸はベンチを見てから首をかしげている。
どうやら由布と何やらサインプレーをしているようだ。さすがプロ野球選手の娘、テキパキとサインを出すさまはまるで本物のプロ野球コーチや監督のようだ。
次は真ん中やや低めにツーシーム、これは問題なさそうだがコース甘目指定が気になる。しかし結果はサードフライでツーアウトだ。
三番相手にはさすがに厳しく責めるだろうと思っていたけど、やっぱり甘めに速度を押さえたボールの要求だ。インローから中へ入ってくるツーシームは失投でよくあるやつだし、ローボールヒッターに打ち頃だと思うんだけど…… そして結果は、いい当たりだったが嶋谷がうまく飛びついてショートライナーと、上々な立ち上がりと言える結果に僕はひとまず安堵していた。
その咲は残念ながら今日の試合、応援に来ていない。咲だけではなく学校の連中は授業があるので球場へは来ることができなかった。
それに引き替え…… 帝端豆大付属松白はスタンドへ応援団をよこしている。一応鳴物は禁止なのでうるさすぎると言うわけではないが、一方的な応援で相手のやる気を削ごうとでもいうのだろうか。
学校からは野球部員の他、マネジャーの由布に顧問である引率の真弓先生だけなので、こちら側のスタンドにはほぼ人がいない。そう思っていたのだけど、実際にはチラホラと高校生くらいの人が座っていた。
その中には山尻兄妹の姿も有り、僕が気が付くと康子が手を振ってきた。他にも知らない生徒がいたので矢島の対戦相手、北矢島高校の生徒かもしれない。その他に何となく見覚えのあるシルエットが……
あれは若菜亜美じゃないのか!? 確か犬の散歩のときにあんな感じのパーカーを着て目深にかぶっていた気がする。あの子学校サボって見に来ちゃってるよ!
「お、アレって矢島のエースだろ。隣のは彼女だっけか?
余裕ぶっこいて偵察デートとは舐められたもんだな」
「いやいや、アレは妹だよ。
すぐ変な目で見るのおやめろってば」
「いやいや、冗談だよ。
一年坊たちが固くなってるからほぐしてやろうと思ってな。
固くするのはよるだけにs」
『パカンッ!!』
木戸の頭に、厚紙を丸めたメガホンが打ちおろされた。それを見たベンチは一気にほぐれて、大分雰囲気が変わったようだ。狙ってるのか天然なのかわからないけど、木戸のこういうところはありがたい。
「まあそう言うことでよ!
今日はマネちゃんお勧めの、足の速さを重視した打順にしたからそのつもりでな。
練習通りに狙いをつけていくことを忘れるんじゃないぞ。
特にシマは転がすだけでいいんだから良く見て当てていけ!
倉片とオノケンは左の先発引きずり降ろしてからが出番だ!
ハカセと木尾は、カズが打ちこまれて出番が来ないことを祈っとけよ!」
「「おおおう!!」」
ここまで順調に勝ち進んできたからか士気が高い。僕たちにとって、他のどんな高校も、決して勝てない相手とは思えなくなっているのだ。
心配があるとしたら、練習試合から予選三試合までほぼヒットが出ていない嶋谷と、公式戦初スタメンの飯塚まこっちゃんの一年生二人だ。今はいい表情をしているけど、何かの拍子でリズムが狂わなければいいなと考えてしまう。
松白の部長と真弓先生がメンバー表を交換し、審判員との注意事項確認の後いよいよ整列だ!
「「よろしくお願いします!」」
「「しまっす!!」」
お互いに礼をした後、高校の松白が守備についた。人の心配をしている場合じゃない。僕は僕で責任を果たさなければならないのだ、エースとして!
緊張していると思われそうだが、僕は思わずおでこの前で手を組んで祈るようなしぐさをする。そういや以前木戸に指摘されたから注意しておかないといけないな。そんなことを考えつつ、出がけの出来事を思い返す。
◇◇◇
「残念だけど今日は応援に行かれないわね。
せっかくキミの出番がやってきたというのに、行かれなくてごめんなさいね」
「いや、咲が悪いわけじゃないじゃん。
学校もまさか勝つとは思ってないだろうから、授業休んで応援なんて言えないんじゃないかな。
それくらい今日の相手は強いんだよ」
「でも私の想いくらいは一緒に連れて行ってもらおうかしらね」
そういうと咲は僕の額にキスをして、それから唇にもキスをしてくれた。
「ありがとう! これで百人力さ。
昨晩のマッサージも良く効いてるみたいで体が軽いしね!
不安があるとしたら木戸が何か企んでることくらいかな」
「キミの相棒君が?
でもきっとかしこい人だから大丈夫よ。
心配しないで全力で頑張ってきてね。
帰ってきたらご褒美あげるから」
そう言ってから再び長めのキスをした。
「あなたたち、いちゃついてるのはいいけど遅れないようにね。
カズ、私も用があって見に行かれないから、結果報告楽しみにしてるわよ」
いけね、まだ母さんがいたのを忘れてしまっていた。いちゃついてるだなんて言われても喜べないし恥ずかしい。さすがに色々と感づいているのかもしれない。
「カオリ、かわいいカズ君は私がちゃんと面倒見るから平気よ。
これからもまかせておいてね」
咲まで何を言い出しているのか…… まあでも、この場に父さんがいないだけマシだったと思うしかない。いたらもちろん玄関でこんなことはするはずもないけど……
「そ、それじゃ行ってきます!
江夏さんの奥さんにお礼言っておいて!」
「はーい、いってらっしゃい」
「いってらっしゃい、大丈夫、キミならできるわよ、
だから何の心配もいらないのよ?
がんばってね、愛しいキミ」
母さんのやや投げやりな声と重なるように、咲のやさしい声が背中を押してくれた様な、僕はそんないい気分で玄関を出た。
◇◇◇
初回三者凡退から始まって流れがなさそうに思えるが、木戸と由布は何やら頷きあっていて問題ない様子だ。あのこそこそ話の後、遠くまで写せるカメラを探せなんて言われてどうしようかと思ったが、江夏さんが貸してくれたのはラッキーだった。
ベンチから由布と真弓先生が交互に覗いていたけど、相手ピッチャーでも見ていたのだろうか。なにか癖があるとか、そんな風には見えなかった。そう言えば、だれ一人いないと思っていた外野席にも、三脚にカメラを載せた集団がいる。あれが噂のスカウトなのだろうか。
さて僕らの守る番だ。立ち上がりは大切だから、より緊張感を持ってしっかり投げないとな。大切な試合を任された僕は自然と気合が入る。しかし木戸から横やりが入った。
「カズ、わりいけど一点やってくれや。
運が良ければ無失点で済むだろ。
後は抑えていいからさ」
「おいおい…… 松白相手に何言ってんだよ。
理由もなしにそんなことできるわけないだろ?
木戸よ、お前たち何企んでんだ?」
「カメラやスポンジの件か?
まあ見てろって、きっとおもしろいことになるからよ。
何も言わずに任せておけって」
「ちぇっ、いつもそうやってさあ。
お前本当は絶対頭いいだろ。
それとも本当に頭の中にはボールでも詰まってんのか?」
「俺も自分で見たことねえからわかんね。
でも真弓ちゃんにしょっちゅうポカポカやられてっから、すでに丸くないかもしれんな」
「ちょっとキミたち、さっさといきなさい!
早くしないと遅延プレーで抗議するよ!」
なんで自軍ベンチから抗議を受けないといけないのか…… 僕たちは慌ててベンチを飛び出していった。調子がよすぎるので投球練習は軽めにしておくことにする。
プレイがかかって木戸がサインを出してくる。初球はやっぱり緊張する。そういやこの一番は長打自慢らしいから要注意だったな。
そう思っているのに木戸からのサインはアウトサイドのツーシーム、速度抑え目打ち頃で、って、どうやら一点やれっていうのは本気だったらしい。仕方ないので要求通り投げると、あっさり内野ゴロで打ち取ることが出来た。なぜかわからないが、木戸はベンチを見てから首をかしげている。
どうやら由布と何やらサインプレーをしているようだ。さすがプロ野球選手の娘、テキパキとサインを出すさまはまるで本物のプロ野球コーチや監督のようだ。
次は真ん中やや低めにツーシーム、これは問題なさそうだがコース甘目指定が気になる。しかし結果はサードフライでツーアウトだ。
三番相手にはさすがに厳しく責めるだろうと思っていたけど、やっぱり甘めに速度を押さえたボールの要求だ。インローから中へ入ってくるツーシームは失投でよくあるやつだし、ローボールヒッターに打ち頃だと思うんだけど…… そして結果は、いい当たりだったが嶋谷がうまく飛びついてショートライナーと、上々な立ち上がりと言える結果に僕はひとまず安堵していた。
0
あなたにおすすめの小説
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる