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第3章 スノービーク〜
ヘイスの今後のこと(ウォール視点)
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私のところには、常にいろいろな情報が入ってくる。
その中には心を痛めるような内容や、憤ってしまうような内容も多々あった。
ヘイスには小さい頃から手を焼いていたが、駄目な子ほど可愛いとはいったもので、私や両親は弟のヘイスを可愛がっていた。
今になってみると、それが弟の性格を歪ませてしまったのではないのかと思えて仕方がない。
父上は常々、私に言っていた言葉がある。
「ヘイスはなんて能力が低いのだ。学力も、魔力も魔法の力も、果ては領主になれる能力も。全てが平均的な水準を下回っている。いくらこの街の領主はお前だとはいっても、弟であるヘイスには他の領の娘と結婚してそこの領主になってもらわなければならないのだ。このままでは縁談もないかもしれない……。」
何度も言うようだが、これは常に私に言っていた、父の言葉である。
ヘイスが成長していくにつれ、その能力の低さが目立つようになってきたのだ。
そこで私たちは弟をおだてて勉強などを頑張らせることにし、それは成功したかに見えた。
だがしかし、勉学などの力は多少上がっただけで、性格のほうが悪い方向へ向かってしまった。
まだ年齢が低いうちは少し素直じゃないだけだったのが、他者を見下したり、家の中では自分が一番偉いのだという錯覚を持つようになってしまったのだ。
それは年齢を重ねるうちにどんどん酷くなり、貴族至上主義へとなり……そのうち、そんなヘイスに神聖法国の連中がつきまとうようになった。
彼らはヘイスに夢のような事を話して聞かせたそうだ。
「私たちの国には『女神様』が実際に存在いたします。その方が我々を守ってくれ、国を豊かな所へと導いてくださっているのです。」と。
私はそれを聞いて嘘だと思ったのだが、ヘイスはいつの間にか実際に彼の国へ訪れたことがあったらしく、その言葉が本当だと我々家族に興奮気味に話して聞かせたことがあった。
それから幾年も経ち、私にリッキーという子供が産まれると、弟は密かに子供を害そうとするようになった。
だがしかし、リッキーには不思議な能力があったおかげか、なんとか成人間際まで生きて、しっかりと育ってくれた。これには神に感謝である。
そうしてリッキーが成人するまでに殺すことができなかったヘイスは、今度はリッキーを街から追い出すことを計画したらしい。
そしてそれは成功し、リッキーは心を病む直前まで追い込まれたようで、成人するとすぐに冒険者になると言い出して街から姿を消したのだ。
それからのヘイスは、本当に酷い奴になってしまった……。
私はこっそりと被害者に慰謝料としてそれ相応の金額を支払ったり、心のケアをするよう手配をしたりして街の人々を守ったのだが、それが間違いだったのだと今日、気づかされた。
ヘイスはもう…もう、戻れない所まで来てしまっているようだ。
ヘイスに街からの追放を伝えた夜、私は大金や食料、日用品など諸々を大量に入れたマジックバッグを持ち、ヘイスの住む別宅に向かった。
中へはそこで働いているメイドが入れてくれた。
そのメイドの案内でヘイスのいる部屋へと向かう。
その部屋に着くとノックをし、中へと入った。
「すまない、話し中だったろうか?」
どうやらヘイスは誰かと通信の魔道具で話をしていたようだった。
「大丈夫だよ、兄さん。こんな夜更けにどうしたんだ?」
私はとても心が痛かったが、それでも言わなければと心を奮い立たせた。
「夕方、お前にこの街の追放を宣言しただろう?お前が彼の国に向かうための資金や道具を用意した。この中に入っているから、後で確認をしてくれ。」
私はそう言うと、手に持っていたマジックバッグをヘイスに手渡す。
ヘイスは黙ってそれを受け取ると、近くにあったテーブルにそれを置いた。
「……もう渡すものは渡しただろう?さっさと帰ってくれ。」
ヘイスは私の目も見ずにそう言った。
まるで私を見ると感情が爆発するかのような雰囲気だ。
私は仕方なく、部屋を出ることにした。
廊下へと続く扉の前に立つと、振り返らずに最後の言葉を告げた。
「会うのは多分これが最後だ。……元気で達者に暮らすんだよ、ヘイス。」
私はそう言うと、ヘイスの屋敷をあとにした。
- - - - - - - - - -
(ヘイス視点)
私は夕方のことがあってから、部屋に戻るとすぐにテネブル様へと連絡を取った。
テネブル様からは『やはりそうなったか。であればやはりあれを使うしかないであろう。』と言われた。
「テネブル様、『あれ』とは一体何でしょうか?」
『そなた、私が渡した物はちゃんと言いつけ通りに常に持っていたであろうな?』
「っ!も、もちろんでございます。常に袋に入れて首から下げておりました。」
『ならば良い。明日、こちらへ立つ前にひと仕事してもらおうと思う。よいか?』
私が首から下げた袋の中から黒い球を取り出しで眺めていると、テネブル様からそう声をかけられた。
「ひと仕事とは、いったい何でしょうか?」
『それはな、街の近くに森があると思うのだが、その中で身を隠しつつ、その黒い球に己の魔力を注ぐのだ。さすれば次なる道ができる。』
「分かりました、明日の朝早くに街を出て、街の裏手にある森の中に潜み、そこで黒い球に私の魔力をそそけばいいんですね?それくらいであれは容易いことです。」
するとテネブル様が何も言わずに急に回線を切った。
一体どうしたんどろうか?
そんな事を思っていると、ドアをノックする音が聞こえ、兄が入ってきた。
夕方のこともあり、兄の姿を目に入れると底しれない怒りが湧いてくるので、極力兄の姿は目に入れないよう気をつけた
どうやら兄は私に神聖法国へ向かう資金と物資を持ってきたようだった。
それらが入ったマジッタグバッグを受け取り、近くにあるデーブルに置いた。
これはありがたく使わせてもらう。
兄は最後に一言言ってから屋敷を去った。
私はその夜、兄たちへの怒りや悔しさを胸に閉じ込めて、何とか眠った。
翌日の朝、早朝に3人で朝食を取ると、着替えなどの荷物を昨日もらったマジックバッグにさらに詰め込むと、それを持って街を出て、屋敷の裏手にある森へとやってきた。
テネブル様はここで、私に何を望んでおられるのだろうか……。
そんな事を考えながら、私は黒い球を慎重に取り出した。
その中には心を痛めるような内容や、憤ってしまうような内容も多々あった。
ヘイスには小さい頃から手を焼いていたが、駄目な子ほど可愛いとはいったもので、私や両親は弟のヘイスを可愛がっていた。
今になってみると、それが弟の性格を歪ませてしまったのではないのかと思えて仕方がない。
父上は常々、私に言っていた言葉がある。
「ヘイスはなんて能力が低いのだ。学力も、魔力も魔法の力も、果ては領主になれる能力も。全てが平均的な水準を下回っている。いくらこの街の領主はお前だとはいっても、弟であるヘイスには他の領の娘と結婚してそこの領主になってもらわなければならないのだ。このままでは縁談もないかもしれない……。」
何度も言うようだが、これは常に私に言っていた、父の言葉である。
ヘイスが成長していくにつれ、その能力の低さが目立つようになってきたのだ。
そこで私たちは弟をおだてて勉強などを頑張らせることにし、それは成功したかに見えた。
だがしかし、勉学などの力は多少上がっただけで、性格のほうが悪い方向へ向かってしまった。
まだ年齢が低いうちは少し素直じゃないだけだったのが、他者を見下したり、家の中では自分が一番偉いのだという錯覚を持つようになってしまったのだ。
それは年齢を重ねるうちにどんどん酷くなり、貴族至上主義へとなり……そのうち、そんなヘイスに神聖法国の連中がつきまとうようになった。
彼らはヘイスに夢のような事を話して聞かせたそうだ。
「私たちの国には『女神様』が実際に存在いたします。その方が我々を守ってくれ、国を豊かな所へと導いてくださっているのです。」と。
私はそれを聞いて嘘だと思ったのだが、ヘイスはいつの間にか実際に彼の国へ訪れたことがあったらしく、その言葉が本当だと我々家族に興奮気味に話して聞かせたことがあった。
それから幾年も経ち、私にリッキーという子供が産まれると、弟は密かに子供を害そうとするようになった。
だがしかし、リッキーには不思議な能力があったおかげか、なんとか成人間際まで生きて、しっかりと育ってくれた。これには神に感謝である。
そうしてリッキーが成人するまでに殺すことができなかったヘイスは、今度はリッキーを街から追い出すことを計画したらしい。
そしてそれは成功し、リッキーは心を病む直前まで追い込まれたようで、成人するとすぐに冒険者になると言い出して街から姿を消したのだ。
それからのヘイスは、本当に酷い奴になってしまった……。
私はこっそりと被害者に慰謝料としてそれ相応の金額を支払ったり、心のケアをするよう手配をしたりして街の人々を守ったのだが、それが間違いだったのだと今日、気づかされた。
ヘイスはもう…もう、戻れない所まで来てしまっているようだ。
ヘイスに街からの追放を伝えた夜、私は大金や食料、日用品など諸々を大量に入れたマジックバッグを持ち、ヘイスの住む別宅に向かった。
中へはそこで働いているメイドが入れてくれた。
そのメイドの案内でヘイスのいる部屋へと向かう。
その部屋に着くとノックをし、中へと入った。
「すまない、話し中だったろうか?」
どうやらヘイスは誰かと通信の魔道具で話をしていたようだった。
「大丈夫だよ、兄さん。こんな夜更けにどうしたんだ?」
私はとても心が痛かったが、それでも言わなければと心を奮い立たせた。
「夕方、お前にこの街の追放を宣言しただろう?お前が彼の国に向かうための資金や道具を用意した。この中に入っているから、後で確認をしてくれ。」
私はそう言うと、手に持っていたマジックバッグをヘイスに手渡す。
ヘイスは黙ってそれを受け取ると、近くにあったテーブルにそれを置いた。
「……もう渡すものは渡しただろう?さっさと帰ってくれ。」
ヘイスは私の目も見ずにそう言った。
まるで私を見ると感情が爆発するかのような雰囲気だ。
私は仕方なく、部屋を出ることにした。
廊下へと続く扉の前に立つと、振り返らずに最後の言葉を告げた。
「会うのは多分これが最後だ。……元気で達者に暮らすんだよ、ヘイス。」
私はそう言うと、ヘイスの屋敷をあとにした。
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(ヘイス視点)
私は夕方のことがあってから、部屋に戻るとすぐにテネブル様へと連絡を取った。
テネブル様からは『やはりそうなったか。であればやはりあれを使うしかないであろう。』と言われた。
「テネブル様、『あれ』とは一体何でしょうか?」
『そなた、私が渡した物はちゃんと言いつけ通りに常に持っていたであろうな?』
「っ!も、もちろんでございます。常に袋に入れて首から下げておりました。」
『ならば良い。明日、こちらへ立つ前にひと仕事してもらおうと思う。よいか?』
私が首から下げた袋の中から黒い球を取り出しで眺めていると、テネブル様からそう声をかけられた。
「ひと仕事とは、いったい何でしょうか?」
『それはな、街の近くに森があると思うのだが、その中で身を隠しつつ、その黒い球に己の魔力を注ぐのだ。さすれば次なる道ができる。』
「分かりました、明日の朝早くに街を出て、街の裏手にある森の中に潜み、そこで黒い球に私の魔力をそそけばいいんですね?それくらいであれは容易いことです。」
するとテネブル様が何も言わずに急に回線を切った。
一体どうしたんどろうか?
そんな事を思っていると、ドアをノックする音が聞こえ、兄が入ってきた。
夕方のこともあり、兄の姿を目に入れると底しれない怒りが湧いてくるので、極力兄の姿は目に入れないよう気をつけた
どうやら兄は私に神聖法国へ向かう資金と物資を持ってきたようだった。
それらが入ったマジッタグバッグを受け取り、近くにあるデーブルに置いた。
これはありがたく使わせてもらう。
兄は最後に一言言ってから屋敷を去った。
私はその夜、兄たちへの怒りや悔しさを胸に閉じ込めて、何とか眠った。
翌日の朝、早朝に3人で朝食を取ると、着替えなどの荷物を昨日もらったマジックバッグにさらに詰め込むと、それを持って街を出て、屋敷の裏手にある森へとやってきた。
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そんな事を考えながら、私は黒い球を慎重に取り出した。
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