87 / 196
第2章 エルフの隠れ里〜
魔法を教わろう! 2
しおりを挟む
翌日もまた庭へ出て同じ場所へとラーシェさんと向かう。
昨日と同じ場所へと着くと、まずは昨日のおさらいをする。
ラーシェさんは俺にオレンジを渡すと、しばらくしたらオレンジを転移させろと言い残して、転移で姿を消した。
俺は約1分ほど待ってからオレンジをラーシェさんのところへ送る。
するとラーシェさんがすぐに転移してきた。
その手にはオレンジがある。
「素晴らしいですねぇ!1日で『物の瞬間移動』が完璧にできるようになりましたのぉ。では、これの応用で『人の瞬間移動』を始めますかの。」
それからラーシェさんに『人の瞬間移動』の注意点を聞いたが、結局気をつけなければならないのはやはり想像力と集中力なのだろう。
しっかりと「自分という物」を「予定している所」へ移動すると想像し、それを完了するまで継続させる集中力が必要らしい。
まずは自分の姿を思い浮かべ、少し離れたラーシェさんの横に移動すると想像し、魔法を発動させる。
すると物凄く光ったと思ったら、次の瞬間には予定通りにラーシェさんのそばに立っていた。
「凄いですなぁ!1回目で成功させるとは!では、次は自由に少しずつ距離を伸ばす形で練習をしていきますぞ。わしの目の届く範囲でやってみなされ。」
それから俺は少しずつ移動する距離を伸ばしながら練習していく。
たまにルーシェさんと魔法の練習をしている3人のそばに移動してみたりとドッキリも挟みながら、楽しく練習をしていく。
途中「魔力が続かないようなら休憩を取りますぞ。」と言われたが、全然魔力は問題ない。
そう告げるとラーシェさんに呆れた顔で見られてしまった。……解せぬ。
そしてとうとうお昼までの間に、自分を屋敷の中の食堂まで飛ばすことができるようになった。
そのついでに俺は一足早くキッチンに向かい、頑張っている皆の昼食を作ることにした。
今朝はラーシェさんが作ってくれたパンと簡単なおかずだったので、お昼は俺が作ることにしたのだ。
とりあえずローランの街で捌いてもらったオーク肉と玉ねぎ、醤油、料理酒、おろししょうがのチューブ、サラダ油、炊飯器で炊いておいたご飯を取り出し、手早くしょうが焼きを作っていく。
最初に料理酒、醤油、おろししょうがで合わせ調味料を作っておく。
それからまずはコンロにフライパンを置いて火にかけ、熱くなったらそこにサラダ油を入れる。
そこにオーク肉、玉ねぎの順でフライパンへ入れ、ある程度火が通ったら合わせ調味料で味をつける。
肉と玉ねぎを炒めている間にキャベツを千切りにしておいたので、それを炊飯器から大きめのお椀に盛っておいた御飯の上にのせ、さらにその上からしょうが焼きを乗せればしょうが焼き丼の完成だ!
とりあえず完成はしたがまだ皆は来ていないので、とりあえず完成した丼は鞄の中へ収納しておく。
丼だけだと栄養が偏るので、サラダと豆腐とネギの味噌汁を作って鞄に入れた。
サラダに使った野菜と豆腐は山田が購入しておいてくれたものを使ったが、無くなりそうになったら困るのでまた頼まないとね。
それから俺は皆にお昼を作った事を知らせに転移をする。
「みんな~!お昼ご飯できたよ~!」
俺が大声でみんなに声をかけると、一斉にこちらへ走ってきた。
もちろん一番はラーシェさんだ。
さすがに転移魔法に勝るものはないよね!
それから揃って食堂へ移動した。
食堂のテーブルの席につくと、俺は鞄からしょうが焼き丼とサラダ、豆腐とネギの味噌汁を取り出して皆に配った。
みんなお腹が空いていたからなのか凄い勢いで食べている。喉、詰まらせないようにね!
しばしみんな無言で食べていたが、少し落ち着いたからなのか少しずつ会話ができる様になったようだ。
「いや~、いつ食べてもシエルの作る飯は美味いなぁ!」
リッキーさんが誰にともなく呟く。
するとそれに対して皆は頷くことで答えた。
「本当じゃのぅ。シエルくんのご飯は美味しい。とても料理上手で羨ましいものじゃ。」
「ホントですよね、おじいちゃん。自分がギルドマスターをやっている街で一番美味しいと思っている宿の食堂も確かに美味しいんですが、シエルくんの作るあっさりとした食事もとても美味しいと僕も思います!」
……あっさりか?
そんなあっさりだとは思っていなかったが、確かに洋食よりは和食?の方があっさりだとは思う。
「そういえばエルフは肉だけではなく魚も食べるんでしたっけ?」
「はい、食べますよ?この森にも川が流れていますので、そこで魚を釣って食べています。」
「じゃあ夕飯は魚料理を出しても大丈夫ですね。夕飯を作るときにまたキッチンをお借りします!」
「良いんだよ、そんな毎回使うのを言わなくても。気にせず使っておくれ。」
ラーシェさんにそう言われて、俺は「ありがとうございます!」とお礼を言った。
じゃあ今夜は少し時間を取って、何品か作ってみようかな!
みんなで少しお茶を飲んで食休みを取ったら、また午後からの魔法の練習だ。
俺はどうやらラーシェさん的にはある程度転移魔法は使えるとの判断を下されたが、ルーシェさん的にはもっと長距離をできるようにならないと合格にならないらしい。
なので午後からは教師が入れ替わり、俺にルーシェさん、皆にはラーシェさんが教えることになった。
「テストにいきなりローランの街っていうのは酷だから、これから僕が何箇所かローランの街の中継地点になる街に案内するから、そこからここに戻ってこようか。」
そう言ってルーシェさんは俺と手を繋ぐ。
「まずは……ここから一番近い街へ向かいましょうか。」
急に周囲が眩しくなり、次の瞬間には全く違う町の入口に立っていた。
「ここは……どこですか?」
入口から街の中を見ようと近づくと、門番さんが驚いた顔で俺たちを見ていた。
そりゃあ驚くよな、目の前が急に眩しく光ったと思ったら人が立っているなんて。
もっと近づくと門番さん達はビクッと震えたと思ったら持っていた槍をこちらへ構えた。
「お前たち、一体何者だ!?どこから来たんだ!?」
そう言われたので俺が答えようとしたら、先にルーシェさんが答えた。
「いきなり転移してきて驚かせてしまいましたね。僕はローランの街のギルドマスターをしているルーシェと言います。ちょっとこの子の転移魔法のテストのためにここに飛んできたんですよ。中に入りせんので心配いらないですよ。」
それを聞いて門番の2人はホッとした顔をして、持っていた槍を下ろした。
「それなら良いんだ。いったい何事かと思ったが……そうか、あれが瞬間移動の『転移』なんだな。初めて見たよ。」
「ああ、俺もだ。あんな風に移動してくるんだな。……あ、すっかりびっくりしすぎて言い忘れていたけど……ようこそ、スノービークへ!」
……えっ!?
この街って、スノーホワイトのメンバーの生まれ故郷なの!?
昨日と同じ場所へと着くと、まずは昨日のおさらいをする。
ラーシェさんは俺にオレンジを渡すと、しばらくしたらオレンジを転移させろと言い残して、転移で姿を消した。
俺は約1分ほど待ってからオレンジをラーシェさんのところへ送る。
するとラーシェさんがすぐに転移してきた。
その手にはオレンジがある。
「素晴らしいですねぇ!1日で『物の瞬間移動』が完璧にできるようになりましたのぉ。では、これの応用で『人の瞬間移動』を始めますかの。」
それからラーシェさんに『人の瞬間移動』の注意点を聞いたが、結局気をつけなければならないのはやはり想像力と集中力なのだろう。
しっかりと「自分という物」を「予定している所」へ移動すると想像し、それを完了するまで継続させる集中力が必要らしい。
まずは自分の姿を思い浮かべ、少し離れたラーシェさんの横に移動すると想像し、魔法を発動させる。
すると物凄く光ったと思ったら、次の瞬間には予定通りにラーシェさんのそばに立っていた。
「凄いですなぁ!1回目で成功させるとは!では、次は自由に少しずつ距離を伸ばす形で練習をしていきますぞ。わしの目の届く範囲でやってみなされ。」
それから俺は少しずつ移動する距離を伸ばしながら練習していく。
たまにルーシェさんと魔法の練習をしている3人のそばに移動してみたりとドッキリも挟みながら、楽しく練習をしていく。
途中「魔力が続かないようなら休憩を取りますぞ。」と言われたが、全然魔力は問題ない。
そう告げるとラーシェさんに呆れた顔で見られてしまった。……解せぬ。
そしてとうとうお昼までの間に、自分を屋敷の中の食堂まで飛ばすことができるようになった。
そのついでに俺は一足早くキッチンに向かい、頑張っている皆の昼食を作ることにした。
今朝はラーシェさんが作ってくれたパンと簡単なおかずだったので、お昼は俺が作ることにしたのだ。
とりあえずローランの街で捌いてもらったオーク肉と玉ねぎ、醤油、料理酒、おろししょうがのチューブ、サラダ油、炊飯器で炊いておいたご飯を取り出し、手早くしょうが焼きを作っていく。
最初に料理酒、醤油、おろししょうがで合わせ調味料を作っておく。
それからまずはコンロにフライパンを置いて火にかけ、熱くなったらそこにサラダ油を入れる。
そこにオーク肉、玉ねぎの順でフライパンへ入れ、ある程度火が通ったら合わせ調味料で味をつける。
肉と玉ねぎを炒めている間にキャベツを千切りにしておいたので、それを炊飯器から大きめのお椀に盛っておいた御飯の上にのせ、さらにその上からしょうが焼きを乗せればしょうが焼き丼の完成だ!
とりあえず完成はしたがまだ皆は来ていないので、とりあえず完成した丼は鞄の中へ収納しておく。
丼だけだと栄養が偏るので、サラダと豆腐とネギの味噌汁を作って鞄に入れた。
サラダに使った野菜と豆腐は山田が購入しておいてくれたものを使ったが、無くなりそうになったら困るのでまた頼まないとね。
それから俺は皆にお昼を作った事を知らせに転移をする。
「みんな~!お昼ご飯できたよ~!」
俺が大声でみんなに声をかけると、一斉にこちらへ走ってきた。
もちろん一番はラーシェさんだ。
さすがに転移魔法に勝るものはないよね!
それから揃って食堂へ移動した。
食堂のテーブルの席につくと、俺は鞄からしょうが焼き丼とサラダ、豆腐とネギの味噌汁を取り出して皆に配った。
みんなお腹が空いていたからなのか凄い勢いで食べている。喉、詰まらせないようにね!
しばしみんな無言で食べていたが、少し落ち着いたからなのか少しずつ会話ができる様になったようだ。
「いや~、いつ食べてもシエルの作る飯は美味いなぁ!」
リッキーさんが誰にともなく呟く。
するとそれに対して皆は頷くことで答えた。
「本当じゃのぅ。シエルくんのご飯は美味しい。とても料理上手で羨ましいものじゃ。」
「ホントですよね、おじいちゃん。自分がギルドマスターをやっている街で一番美味しいと思っている宿の食堂も確かに美味しいんですが、シエルくんの作るあっさりとした食事もとても美味しいと僕も思います!」
……あっさりか?
そんなあっさりだとは思っていなかったが、確かに洋食よりは和食?の方があっさりだとは思う。
「そういえばエルフは肉だけではなく魚も食べるんでしたっけ?」
「はい、食べますよ?この森にも川が流れていますので、そこで魚を釣って食べています。」
「じゃあ夕飯は魚料理を出しても大丈夫ですね。夕飯を作るときにまたキッチンをお借りします!」
「良いんだよ、そんな毎回使うのを言わなくても。気にせず使っておくれ。」
ラーシェさんにそう言われて、俺は「ありがとうございます!」とお礼を言った。
じゃあ今夜は少し時間を取って、何品か作ってみようかな!
みんなで少しお茶を飲んで食休みを取ったら、また午後からの魔法の練習だ。
俺はどうやらラーシェさん的にはある程度転移魔法は使えるとの判断を下されたが、ルーシェさん的にはもっと長距離をできるようにならないと合格にならないらしい。
なので午後からは教師が入れ替わり、俺にルーシェさん、皆にはラーシェさんが教えることになった。
「テストにいきなりローランの街っていうのは酷だから、これから僕が何箇所かローランの街の中継地点になる街に案内するから、そこからここに戻ってこようか。」
そう言ってルーシェさんは俺と手を繋ぐ。
「まずは……ここから一番近い街へ向かいましょうか。」
急に周囲が眩しくなり、次の瞬間には全く違う町の入口に立っていた。
「ここは……どこですか?」
入口から街の中を見ようと近づくと、門番さんが驚いた顔で俺たちを見ていた。
そりゃあ驚くよな、目の前が急に眩しく光ったと思ったら人が立っているなんて。
もっと近づくと門番さん達はビクッと震えたと思ったら持っていた槍をこちらへ構えた。
「お前たち、一体何者だ!?どこから来たんだ!?」
そう言われたので俺が答えようとしたら、先にルーシェさんが答えた。
「いきなり転移してきて驚かせてしまいましたね。僕はローランの街のギルドマスターをしているルーシェと言います。ちょっとこの子の転移魔法のテストのためにここに飛んできたんですよ。中に入りせんので心配いらないですよ。」
それを聞いて門番の2人はホッとした顔をして、持っていた槍を下ろした。
「それなら良いんだ。いったい何事かと思ったが……そうか、あれが瞬間移動の『転移』なんだな。初めて見たよ。」
「ああ、俺もだ。あんな風に移動してくるんだな。……あ、すっかりびっくりしすぎて言い忘れていたけど……ようこそ、スノービークへ!」
……えっ!?
この街って、スノーホワイトのメンバーの生まれ故郷なの!?
502
お気に入りに追加
1,362
あなたにおすすめの小説

異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。


元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
勇者パーティを追放された聖女ですが、やっと解放されてむしろ感謝します。なのにパーティの人たちが続々と私に助けを求めてくる件。
八木愛里
ファンタジー
聖女のロザリーは戦闘中でも回復魔法が使用できるが、勇者が見目麗しいソニアを新しい聖女として迎え入れた。ソニアからの入れ知恵で、勇者パーティから『役立たず』と侮辱されて、ついに追放されてしまう。
パーティの人間関係に疲れたロザリーは、ソロ冒険者になることを決意。
攻撃魔法の魔道具を求めて魔道具屋に行ったら、店主から才能を認められる。
ロザリーの実力を知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで攻略できたはずの中級のダンジョンでさえ失敗を繰り返し、仲間割れし破滅へ向かっていく。
一方ロザリーは上級の魔物討伐に成功したり、大魔法使いさまと協力して王女を襲ってきた魔獣を倒したり、国の英雄と呼ばれる存在になっていく。
これは真の実力者であるロザリーが、ソロ冒険者としての地位を確立していきながら、残念ながら追いかけてきた魔法使いや女剣士を「虫が良すぎるわ!」と追っ払い、入り浸っている魔道具屋の店主が実は憧れの大魔法使いさまだが、どうしても本人が気づかない話。
※11話以降から勇者パーティの没落シーンがあります。
※40話に鬱展開あり。苦手な方は読み飛ばし推奨します。
※表紙はAIイラストを使用。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

社畜から卒業したんだから異世界を自由に謳歌します
湯崎noa
ファンタジー
ブラック企業に入社して10年が経つ〈宮島〉は、当たり前の様な連続徹夜に心身ともに疲労していた。
そんな時に中高の同級生と再開し、その同級生への相談を行ったところ会社を辞める決意をした。
しかし!! その日の帰り道に全身の力が抜け、線路に倒れ込んでしまった。
そのまま呆気なく宮島の命は尽きてしまう。
この死亡は神様の手違いによるものだった!?
神様からの全力の謝罪を受けて、特殊スキル〈コピー〉を授かり第二の人生を送る事になる。
せっかくブラック企業を卒業して、異世界転生するのだから全力で謳歌してやろうじゃないか!!
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバでも連載中
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる