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2024年7月
7月2日
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実家に泊まったが、妻は眠れなかったようで夜中に何度も起きてた。
午後にはアイツのお母さんを、移動させるとのことで朝から近くに住む親戚がやってきた。
親戚たちはなぜ俺がいるのかとでも言いたげな顔をしてたが、やつれ切った妻と長女を見て、俺に「ご苦労さま。」と声をかけて行った。
文乃はおばたちと葬儀屋の方と葬式について話していて、どうしたものかと思っていると、出来上がったものを見せられ代わりにと確認させられた。
あら方出来上がっているものを細かく修正したようだが、これと言って変わったものではなかった。
通夜は行わずに葬式、火葬は明日にとの事で、今日一日だけお願いすることになった。
葬式も簡素なものにと書かれていたそうだ。
納棺は明日かと思っていたが、今日納棺した。
棺を運んだが、中は空なのではないかと思うほど軽かった。
文乃も妻も疲れ切った顔をしていた。
やせ細ったアイツのお母さんの顔を見るのが辛かった。
もう動かないんだなと当たり前のことを考えたりしていた。
長女に大事なことを伝えなければと思うが、味方が妻しかいないと感じたときのことを考えると、まだないも伝えられずにいる。
文乃にもそれは伝わっているようで、この後のことを考えるようにとは言われているが気分が乗らない。
気分でどうこうの問題ではないが、すごく怖い。
騙されていたと感じるのではないか、裏切られていたと嫌われるのではないかと悪い方に考えてしまう。
仏間のあいつの写真は今日ものんきに笑っていて腹が立つ。
午後にはアイツのお母さんを、移動させるとのことで朝から近くに住む親戚がやってきた。
親戚たちはなぜ俺がいるのかとでも言いたげな顔をしてたが、やつれ切った妻と長女を見て、俺に「ご苦労さま。」と声をかけて行った。
文乃はおばたちと葬儀屋の方と葬式について話していて、どうしたものかと思っていると、出来上がったものを見せられ代わりにと確認させられた。
あら方出来上がっているものを細かく修正したようだが、これと言って変わったものではなかった。
通夜は行わずに葬式、火葬は明日にとの事で、今日一日だけお願いすることになった。
葬式も簡素なものにと書かれていたそうだ。
納棺は明日かと思っていたが、今日納棺した。
棺を運んだが、中は空なのではないかと思うほど軽かった。
文乃も妻も疲れ切った顔をしていた。
やせ細ったアイツのお母さんの顔を見るのが辛かった。
もう動かないんだなと当たり前のことを考えたりしていた。
長女に大事なことを伝えなければと思うが、味方が妻しかいないと感じたときのことを考えると、まだないも伝えられずにいる。
文乃にもそれは伝わっているようで、この後のことを考えるようにとは言われているが気分が乗らない。
気分でどうこうの問題ではないが、すごく怖い。
騙されていたと感じるのではないか、裏切られていたと嫌われるのではないかと悪い方に考えてしまう。
仏間のあいつの写真は今日ものんきに笑っていて腹が立つ。
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