夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年6月

6月23日

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昨日の疲れが残ったのか皆ぐったりしていた。
長女と長男は、顔が赤く熱を持っている様子だった。
妻が日焼け止めを塗っていたが、汗とタオルで拭いた時に取れてしまったようでしっかりと日焼けしてしまったようだ。
長女は友達から保冷剤で冷やすと良いと聞いたからと、妻にタオルに巻いてもらい冷やしていた。
本当に大丈夫なのかと思い調べると、実際に日焼け後にすることとして正しいらしい。
友達は美容女子と言うやつなのだろか?
長男も友達から聞いたという、窓にくっつくを実践していた。
おそらく間違った情報だと思うが、機嫌が悪くなると厄介なのでそのままにしておいた。
窓は汚いのではないかと心配していたが、妻がまたやると予想して、夜中に遊んでいた日の昼に拭いておいたと話していた。
『お母さん』とはこういう生き物なのだろう。
情けないが俺はそこまで考えが及ばなかった。
もっとしっかりしなくては。

午後には買い物に行くと話していたが、長女と長男が珍しくどこにも行きたくないと話していたので、妻から買い物リストを預かりおつかいに行ってきた。
長女だけなら留守番をさせても良かったが、長男は大人の目が届くところにおいておかないと面倒なことになるのが目に見えているのでこうなった。
長男が1人で留守番出来る日はいつになるのか見当もつかない。
一人っ子の俺は早いうちから留守番をしていたが、アイツはどうしていたのだろう。
文乃は2つ下だから文乃が小さいうちは留守番をさせる事はなかったのだろうか?
アイツの妻も働いていたし、子供に留守番をさせるのは早かったんだろうか?
それとも女の子には留守番をさせないようにしていたのだろうか?
今日も文乃に連絡できなかった。
必ず必要なことなのに、非常に電話しにくい。
メールでも構わないだろうか?
メールは返事がいつ来るかわからないし、声のトーンも分からないので嫌な気持ちにさせるのではないかと不安だ。

いつものスーパーはあまり混んでいなかった。
「今日の特売は全部イマイチだからそんなに混んでないと思う。」と話していた妻の言葉通りだった。
買うものもそんなに多くなかったので、予想よりも早く家に戻れた。
残りはネットスーパーで買うようだ。
いつもならどこかに行きたいと騒いでいる2人だが、余程疲れたのだろう。
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