夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

文字の大きさ
261 / 784
2024年6月

6月24日

しおりを挟む
ついに恐れていた日がきた。
昨日の夜中に次男の調子が悪いようだと起こされた。
熱は微熱だがぐったりしているので、これから上がるかもしれない。
とりあえず長女を子供部屋に移した。
朝起きたときは次男だけが具合が悪いようだったので、長男は幼稚園に送った。
ジュン君はもう少し様子を見るらしい。

出張から帰ってきた東は、また上原さんと会ったらしい。
怖いものみたさで、どんな感じだったかと聞くと前と変わらず親切で雰囲気のいい人だったと話していた。
若い頃を思い出すと、いい人とは到底思えずにいる。
会社は忙しいのかと聞かれ、そうでもないと答えると、前に食事でもと言ったことを覚えていてタイミングを見計らっていたらしい。
すごく忙しいって答えろ、社交辞令じゃなかったのか、また連絡しなきゃいけなくなっただろとの考えが頭をぐるぐる回った。
水疱瘡の危機にさらされていると伝えたから、プライベートは大変かもとも伝えたから、また有耶無耶になるから大丈夫っしょと笑っていたが、あの人はそんな人じゃない。
絶対に食事をしなくてはならないのだろう。

昼前に妻から幼稚園から連絡があったので、長男の迎えを頼めるかと連絡が来た。
どうやら双子を連れて病院にいるらしい。
分かったと返事をして、迎えに行き、妻たちがいる病院に真っ直ぐに向かった。
双子は診察が終ってふたりとも水疱瘡と言われたようだ。
双子と長男を交換して一旦家に戻った。
薬は塗ってくれたから、食べれそうならご飯を食べさせるように言われたが、次男は無理そうだった。
次女は熱も高くなく、発疹も少ないせいかいつも通りしっかり食べていたし、普通にすごしていた。
それから二時間後に長男を連れた妻が戻ってきた。
次男と次女は顔にに発疹があったが、長男はパッと見た限りでは分からないお腹にあった。
痒いと困っている様子だったが、一番元気なのは長男だった。
昨日ぐったりしていたのは、疲れていたのではなく体調が悪かったのだろうか?
昼食の時間からは随分過ぎてしまったが、何か食べるのかと聞くと、妻が持っていた双子用のおやつと薬局でおかしを買って貰ったようで空腹ではないようだった。
双子はお母さんに会いたかったようで、卵かけごはんを食べる妻にまとわりついていた。
その後は、俺以外は寝てしまったので軽く家事をして、東と早瀬さんに報告のメールをしておいた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...