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『20XX年 2月10日
もうすぐバレンタインデー。
私はこれまでの人生で、たまたまバレンタインの時期に彼氏がいたことがなかった。
だから今年のバレンタインは、色んな意味の初めてが詰まった思い出になる。
隼くんのためにお菓子を作ることは、これまでにも何度かあった。
隼くんは私のお菓子が好きらしく、何を作っても喜んでくれていた。
そして、街や店が甘い香りと華やかなラッピングに包まれるようになった頃、どことなく隼くんも私に期待している様子が見受けられた。
まあ、私は隼くんの期待の何倍も上を行くレベルのお菓子を作ってあげるつもりだけれどね。
何と言っても、私にとって初めての甘いバレンタインなのだから。
愛を込めて作る甘いお菓子が、2人の距離をもっと縮めてくれれば嬉しいなと思った。』
もうすぐバレンタインデー。
私はこれまでの人生で、たまたまバレンタインの時期に彼氏がいたことがなかった。
だから今年のバレンタインは、色んな意味の初めてが詰まった思い出になる。
隼くんのためにお菓子を作ることは、これまでにも何度かあった。
隼くんは私のお菓子が好きらしく、何を作っても喜んでくれていた。
そして、街や店が甘い香りと華やかなラッピングに包まれるようになった頃、どことなく隼くんも私に期待している様子が見受けられた。
まあ、私は隼くんの期待の何倍も上を行くレベルのお菓子を作ってあげるつもりだけれどね。
何と言っても、私にとって初めての甘いバレンタインなのだから。
愛を込めて作る甘いお菓子が、2人の距離をもっと縮めてくれれば嬉しいなと思った。』
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