【完結 R18】ほかに相手がいるのに

～杉崎～

普通

『普通』を演じるに伴い…

性への興味…というか、
俺の中の、何かが…性に対する何かが…自分の中で、ねじ曲がっていくのを感じた…。


前から気になっていた…好きだった、図書委員のあの子…　

おとなしそうで可愛いと思っていたあの子に対しても…　
少し前と違う…おかしな、感情を持つようになった…。


あの子にも…　

あんな、沙織のようなあんな一面があるのだろうか…
今はなくても…　いつかは、あんな風に変貌していくのだろうか…

表面的にはおとなしくて…どんなに清楚に見えて可愛らしくても…
いざ、服を脱げば…裸になれば…　

男の裸を目の当たりにすれば…
　

あんな風に、男を押し倒して…無理矢理に身体に触れて…まさぐって…

男の…そそり立つあれを…指で、扱いて…　舐めて…咥えて、　　吸って…　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　あらゆる、刺激を…加えて…　

自ら、恥ずかし気もなく…　股を、開いて…

　そして、男が…

　　　　最終的に、男の方が…　　

　　　　　　　　　　食われる…のだろうか…


　　　　　　　　　　　男…俺は、捕食される側…

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　女が、


　　　　　　　　　　　　　　　　　怖い…