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松編 ③
22 松 ⑦
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ついに自分の惚れを認めて告白をした俺はソルトと部屋に戻りフィグさんと話した内容を説明した。俺は重いのが嫌いでこういう考えにしか至らなかったがそれをソルトも了承してくれた。
「とら様、本当に私でよろしいのですか?」
「したくないならいいよ」
「いいえ!絶対一生取り消しません!!もう、駄目ですから!駄目ですからね!!伴侶なんですから!」
「重い…」
「あの…王には」
「もう許可取ってある」
「へ?」
「変な顔」
「えっと…それは」
「キスして良いってさ。ただ婚儀してないから公には伴侶と言えないから、もし公にするならナグマで儀式してからならいいっていってたけどしたからといって大々的に公にするかは未定だと思う。どうやって俺がこっちに来てるか極秘らしいし、異世界人と簡単に出会えるかもって周りに悟られても困るだろうし。儀式は今はまだ考えてないし内縁関係みたいな感じになるけどお前はそれでもいい?」
「はぃ、私は構いません。とら様といられるなら儀式にこだわらないです。内緒の伴侶といった感じですか?」
「そうなるかな。異世界人ってことでこの状況を許してもらった。ていっても、フィグさんと河口君にクラムさん?多分ビタさんも知ることになると思う」
「わかりました」
「俺からもう一つ条件つけて良い?」
「はぃ」
「俺は抱かれるの好きじゃないし抱くのも正直抵抗ある。だから、やるのは俺がしたくなったらでいい?」
「勿論です」
「なら、今までと同じに+αぐらいで。あと、これは俺の自分勝手だけどお前は他の人を触るのも触られるのも許可制な」
束縛だけどこいつには教えてやらない。大変なことになるのが目に見えてるから。と思ったがこいつの方が俺の考えより上だった。
「私がですか?今とあまり変わらない気がしますが構いません。元々私はとら様以外と触れたいと思っていませんので」
「あっそ」
「とら様……あの…」
「何?」
「あ、あの。は、伴侶になったと言うことでもう一度口づけしてもらえないでしょうか…」
もじもじするソルトの手をとり軽く目を閉じチュッと唇にキスをした。ついでにディープキスをしたらソルトは自分の部屋でオーバーヒートして倒れた。その後も一からキスを教えるのはかなり苦労したが最近やっと馴れてくれた。こいつはキスする度にすぐいくしフェラを教えるの……この話しはいいや。
こうして俺は一世一代の本気を出してソルトとナグマで口づけを許される中になったんだが今思えばなんだかんだソルトの思い通りに事が全て運ばれている気もしないでもない。
週末になるとソルトの元を訪れては二人で過ごし、また仕事に戻る生活をした。前と変わらないんじゃないかと思うかもしれないけどキスできるかできないかは大きな問題だ。別にキスがしたくてこんな事をしたわけじゃないけど。
本当にソルトを好きになったからいつか俺が儀式をしたくなった時にしようかなと思い今は内縁関係としときたい。
はぁ~だけど、まさかこいつがここに来るとは思わなかった。そんでもって龍空と会うなんて。
さっきから嬉しそうに咥えてるが何考えてんだこいつは。明日も仕事だしいろいろ考えて…
「あ、」
「とら様?」
松が急に枕元をごそごそとした。何かと思い口を動かすのをやめたが続けろと言われてそのままゆるゆると動かす。
「顔上げて」
そう言われ松を見ると首輪を持っていた。松が首輪をつけ紐を握るといつもの姿。ソルトにとってこれは大事な松との証。その事を忘れていない松にソルトは喜んだ。
「あーちょっと待って」
また、奉仕を止められ今度は口を外された。松はベッドに脱ぎ捨てた上着のポケットから何かを取り出した。
「携帯、ですか?」
「ソルト、いいから続けて」
言われるままさっきの続きをした。松は何かをしている様子だがソルトにはわからず口を動かし松へのご奉仕を再開した。
「あーやっぱりそのアングルだとダメだな。四つん這いになって下向いて」
松のを咥えながら四つん這いの形をとるが体制的にキツくなる。より下を向くには松のを深く咥える必要があった。ゆっくりゆっくり根元まで含んだ。
「ッ…そう、いい感じ」
髪で隠れた首輪をかき分けられ頭を撫でられた。カシャカシャと音が鳴りながから、かぽかぽと口の中で松のが動く。用事が済んだのかベッドに携帯を投げ松はソルトの髪を掴む。ソルトはこれからされる事の前触れに興奮する。松がソルトの髪を掴む。
「ソルト、頑張れよ」
「はひ」
髪を両手で掴むと松は頭を根元にぐりぐりと持ってこさせた。喉奥に松のカリの先端がつく。鈴口で何度も押されては喉をすべすべと動く。思わず呑み込もうとするが直ぐに抜かれ同じような事を繰り返し行う。腰も強く激しくなりソルトの喉を犯していく。
ソルトも一生懸命ご奉仕する。
しかし、待てども松はまだ出さなかった。
「んん~」
「何だよ」
【欲しいです】
「口で言えよ」
「ほひぃでふ」
「なら、もっと頑張れ」
ゆるく腰を動かしソルトの髪を掴み顔を見る松の目付きに悦に入ったソルト。
「はひ…」
返事をするといつもより長く激しい動きに口から唾液がこぼれじゃぷじゃぷと音がする。松の熱いものが行き来するのがたまらなかった。ぐっと吸い込んだ瞬間松の裏スジの根元からジュルと精子が上がるのがわかった。射精が近いとソルトは根元を奥深く咥える。
「出る」
勢い良く出た熱い精子がソルトの喉を何度も通りすぎる。ごくりと飲み干す。まだ萎えない熱い松のものを丁寧に口の中で転がす。
「んッ…もういい。はぁ、はぁ」
息の荒い松は口から抜こうとしたのだソルトはこの時を待っていた。悦に入ったソルトは松をさらに気持ち良くさせるためにお尻を割指を入れ同時に後ろからの快楽を誘う。そして後ろからの刺激で精子を残らずかきだそうとした。一滴たりとも逃したくなかった。
「ッソルッ…ト…それ…」
強い刺激に残った精子が少しずつでてくる。萎えかかっていたあそこからぴゃぴゃとでた。
「っ、あっあッ」
「とら様、全部出すとスッキリしますから」
…………
「はぁ…」
「どうされました?」
いや、スッキリしたんだけど何か毎回違和感ある。俺、何で全部出すまでされてんの。ナグマでは普通なのか?河口君に聞くべきか…深く考えるのやめよ。
「とら様」
「ん?」
「ハグしてもよろしいですか?」
この関係をどうやって龍空に話そうか…
「とら様、本当に私でよろしいのですか?」
「したくないならいいよ」
「いいえ!絶対一生取り消しません!!もう、駄目ですから!駄目ですからね!!伴侶なんですから!」
「重い…」
「あの…王には」
「もう許可取ってある」
「へ?」
「変な顔」
「えっと…それは」
「キスして良いってさ。ただ婚儀してないから公には伴侶と言えないから、もし公にするならナグマで儀式してからならいいっていってたけどしたからといって大々的に公にするかは未定だと思う。どうやって俺がこっちに来てるか極秘らしいし、異世界人と簡単に出会えるかもって周りに悟られても困るだろうし。儀式は今はまだ考えてないし内縁関係みたいな感じになるけどお前はそれでもいい?」
「はぃ、私は構いません。とら様といられるなら儀式にこだわらないです。内緒の伴侶といった感じですか?」
「そうなるかな。異世界人ってことでこの状況を許してもらった。ていっても、フィグさんと河口君にクラムさん?多分ビタさんも知ることになると思う」
「わかりました」
「俺からもう一つ条件つけて良い?」
「はぃ」
「俺は抱かれるの好きじゃないし抱くのも正直抵抗ある。だから、やるのは俺がしたくなったらでいい?」
「勿論です」
「なら、今までと同じに+αぐらいで。あと、これは俺の自分勝手だけどお前は他の人を触るのも触られるのも許可制な」
束縛だけどこいつには教えてやらない。大変なことになるのが目に見えてるから。と思ったがこいつの方が俺の考えより上だった。
「私がですか?今とあまり変わらない気がしますが構いません。元々私はとら様以外と触れたいと思っていませんので」
「あっそ」
「とら様……あの…」
「何?」
「あ、あの。は、伴侶になったと言うことでもう一度口づけしてもらえないでしょうか…」
もじもじするソルトの手をとり軽く目を閉じチュッと唇にキスをした。ついでにディープキスをしたらソルトは自分の部屋でオーバーヒートして倒れた。その後も一からキスを教えるのはかなり苦労したが最近やっと馴れてくれた。こいつはキスする度にすぐいくしフェラを教えるの……この話しはいいや。
こうして俺は一世一代の本気を出してソルトとナグマで口づけを許される中になったんだが今思えばなんだかんだソルトの思い通りに事が全て運ばれている気もしないでもない。
週末になるとソルトの元を訪れては二人で過ごし、また仕事に戻る生活をした。前と変わらないんじゃないかと思うかもしれないけどキスできるかできないかは大きな問題だ。別にキスがしたくてこんな事をしたわけじゃないけど。
本当にソルトを好きになったからいつか俺が儀式をしたくなった時にしようかなと思い今は内縁関係としときたい。
はぁ~だけど、まさかこいつがここに来るとは思わなかった。そんでもって龍空と会うなんて。
さっきから嬉しそうに咥えてるが何考えてんだこいつは。明日も仕事だしいろいろ考えて…
「あ、」
「とら様?」
松が急に枕元をごそごそとした。何かと思い口を動かすのをやめたが続けろと言われてそのままゆるゆると動かす。
「顔上げて」
そう言われ松を見ると首輪を持っていた。松が首輪をつけ紐を握るといつもの姿。ソルトにとってこれは大事な松との証。その事を忘れていない松にソルトは喜んだ。
「あーちょっと待って」
また、奉仕を止められ今度は口を外された。松はベッドに脱ぎ捨てた上着のポケットから何かを取り出した。
「携帯、ですか?」
「ソルト、いいから続けて」
言われるままさっきの続きをした。松は何かをしている様子だがソルトにはわからず口を動かし松へのご奉仕を再開した。
「あーやっぱりそのアングルだとダメだな。四つん這いになって下向いて」
松のを咥えながら四つん這いの形をとるが体制的にキツくなる。より下を向くには松のを深く咥える必要があった。ゆっくりゆっくり根元まで含んだ。
「ッ…そう、いい感じ」
髪で隠れた首輪をかき分けられ頭を撫でられた。カシャカシャと音が鳴りながから、かぽかぽと口の中で松のが動く。用事が済んだのかベッドに携帯を投げ松はソルトの髪を掴む。ソルトはこれからされる事の前触れに興奮する。松がソルトの髪を掴む。
「ソルト、頑張れよ」
「はひ」
髪を両手で掴むと松は頭を根元にぐりぐりと持ってこさせた。喉奥に松のカリの先端がつく。鈴口で何度も押されては喉をすべすべと動く。思わず呑み込もうとするが直ぐに抜かれ同じような事を繰り返し行う。腰も強く激しくなりソルトの喉を犯していく。
ソルトも一生懸命ご奉仕する。
しかし、待てども松はまだ出さなかった。
「んん~」
「何だよ」
【欲しいです】
「口で言えよ」
「ほひぃでふ」
「なら、もっと頑張れ」
ゆるく腰を動かしソルトの髪を掴み顔を見る松の目付きに悦に入ったソルト。
「はひ…」
返事をするといつもより長く激しい動きに口から唾液がこぼれじゃぷじゃぷと音がする。松の熱いものが行き来するのがたまらなかった。ぐっと吸い込んだ瞬間松の裏スジの根元からジュルと精子が上がるのがわかった。射精が近いとソルトは根元を奥深く咥える。
「出る」
勢い良く出た熱い精子がソルトの喉を何度も通りすぎる。ごくりと飲み干す。まだ萎えない熱い松のものを丁寧に口の中で転がす。
「んッ…もういい。はぁ、はぁ」
息の荒い松は口から抜こうとしたのだソルトはこの時を待っていた。悦に入ったソルトは松をさらに気持ち良くさせるためにお尻を割指を入れ同時に後ろからの快楽を誘う。そして後ろからの刺激で精子を残らずかきだそうとした。一滴たりとも逃したくなかった。
「ッソルッ…ト…それ…」
強い刺激に残った精子が少しずつでてくる。萎えかかっていたあそこからぴゃぴゃとでた。
「っ、あっあッ」
「とら様、全部出すとスッキリしますから」
…………
「はぁ…」
「どうされました?」
いや、スッキリしたんだけど何か毎回違和感ある。俺、何で全部出すまでされてんの。ナグマでは普通なのか?河口君に聞くべきか…深く考えるのやめよ。
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