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松編 ②
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しおりを挟む「誰がイッていいって言ったんだよ」
「すみません!!とら様の手が気持ち良くて」
「次は許可なくイくなよ」
「は、はぁい!」
松はソルトのあそこを握り上下に擦る。
「続きだ。今は何でイッたんだ」
「はぅ!申し訳ございません!とら様の事を思う余り…あぅ!勝手にいってしまいました!」
基本、異世界人との行為は変わらないもののソルトはすぐにいこうとするので松は鍛える事にした。
「ほら、腹筋鍛えてんなら堪えれるだろ」
「はぅ!」
「力入れろ」
「はぃ!」
本当に耐えているか試そうと松は首に吸い付いた。舐めたり歯で甘噛みをしたり耳に息を吹き掛けたりした。
「んんー!!と、とらさま!ああっ!」
「お前、愛撫に感じすぎだろ」
「とら、とら様の口でされると思うと、はぅ。余計興奮が…あぅ!本当はしては…いけないですから…」
「まだ、出すな!」
「あぅ!あぅ!もう、いきたいです。とら様とら様」
松はぎゅっと根元を押さえいけないようにした。
「ああ!そんな、とら様!」
「もう少し我慢しろ!」
男としたこの無い松にはもともと興味が無く情報がほとんどなかった。ただ、男なら勿論口ですることも考えたが絶対にそれはできないと秒で思った。なら、どうしたら気持ち良く楽しくできるか考えた。
クソ、なんでこいつはこんなすぐにいくんだ…
早漏で復活早いとか……もう少し耐えろよ
男なんて抱いたことないから擦る以外で気持ちよくなれるとかあんのか?さっき突っ込め的な事をされたが…やっぱり、突っ込んだほうが気持ちいいのか?そもそも慣らさなくてもはいるのか?
あれこれ考えながら擦る。
考え込む松を見てソルトが提案した。
「と、とら様」
「ん…?」
「とら様、よろしければ抱きます」
「は?」
「気持ち良くさせれるよう最大限の努力をいたします」
「は!?」
「ぜひ、させてください」
「はぁ???」
自分がまさか抱かれる方には考えてもみなかった松。ソルトがなぜそれを言ったかもわかるはずがなかったがソルト的には松を困らせたくなかっただけだった。そしてソルトも松に巨大な興味を持っていた。
「私はとら様の気持ち良くなるならどちらでもいいんです。…あとは…ちょっとしてみたいな~なんて」
照れながら言うソルトを見て青ざめる。
「いやいやいや、ない!突っ込まれるのは絶対無理!!」
「でも、してみないとわかりませんよ」
「いや、無理だから!」
ソルトは松の手をしっかり握りマットにじわりじわりと力で押し倒した。思わず恐怖からソルトの肩を足蹴にして止めた。
当然、鍛えたソルトの力などに叶うわけもないが足ならばと思い切り押し蹴りするも今のソルトには全く通用しない。むしろ可愛く見えてしまっている。
「待て!俺は完全に抱かれるより抱く方だ!」
「はい」
ニコニコしながら返事をするもぐっと体が近より足蹴にしていた足も押される。掴んだ両手を一つにして松の目にデロデロになった手を見せた。
「とら様、これなら大丈夫ですから」
「何がだよ!」
濡れた指を一本立てると松の後孔にゆっくりゆっくりつっこんだ。
「ああー!やめろ!許可制だろ!さわんな!」
「はい」
ぎゅっと一気に絞まると力を入れた。
「ああ!マジで入ってる!抜け!抜けよ!」
「力を抜いてください、指が抜けません」
大人しく力を抜くと一気に指を入れられた。
「だあああー!ざけんなお前ー!!」
「とら様が気持ち良くなるかもしれないですから。ね?」
ソルトはクニクニと動かしいろんな場所を指で探ると一ヶ所だけ明らかに反応が違う所があった。
「ん゛ー!!!」
「ここ、ですね」
何、何、今のなんだ。
めちゃくちゃ刺激に敏感になる場所があった。
「抜け!抜けよソルト!嫌いになる!絶対嫌いになる!もう、さわらせねぇからな!!」
「とら様、気持ち良くなかったらそれで構いませんから。もし気持ちよかったらまた触らせて下さい。では、いきますね」
ソルトはクニクニクニクニとひたすらそこを刺激すると松の体がびくびくなりはじめた。
「っ!!何だよそこ!」
「感じる場所ですよ?習いませんでした?」
「習うか!」
悶絶する松は必死で声をこらえた。ソルトは当たり前のように言いひたすら攻め立てると松のモノが完全に立ち上がり元気をとりもどした。
やべぇ、声が勝手にでる
止めらんねぇ、なんだよこれ
感じたくないのに感じる!
「や……んっ…」
キモい、俺が女みたいな声だすなんて!
「とら様、声を我慢するのは体に良くないですから声を出してください」
「いや…だ…」
「仕方無いですね」
ソルトは指を二本に増やしてさらにグリグリと中を刺激した。二本になった事により刺激するリズムが早くなり休む間がなくなる。
「あっっっ!」
思わず声がでるがすぐに我慢をした。
「とら様我慢強いですね、流石です」
松は赤ら顔でソルトを睨み付けた。やめろと言いたかったが気を抜くと声がでそうで言えなかった。それに初めて指を入れられ感じるなど松のプライドが許さない。
「ああ、とら様~その顔です!その顔が好きなんです!うう、素敵すぎます」
ソルトの勃っていたものが更に跳ね上がった。
「っっ!」
うっとりとした顔で見つめるソルトははっきりとした欲情を松に向け松は赤くなった。
ソルトは手をスッと離し松の腕を自由にさせる。松は起き上がりたかったが指をぐっと中で曲げられていたので体を起こすだけでそこを刺激してしまいそうで起き上がれなかった。
松のモノを優しく持つとゆるゆると動かした。ただでさえ中の刺激でいきそうなのに前を触られ我慢の限界に。
小さい声だが抑えることができなくなる。
「ぁっぁっ…んっっ…ぁっ」
「とら様、もっと素直になって下さい」
必死で声を抑える松にソルトが畳み掛けるように動かした。中で動く指が快楽のツボを押しつづけ気持ち良さを強制してくる。
クソ、もうどうにでもしろ
気持ち良い……
「はぁっぁっ」
「いかせますね」
にこりと笑うと指を早め感じる場所を強く刺激した。前は擦られ腰が浮くと勢いよく白い液が飛び散った。
「ああっっ!あっあっあっいく!」
「はい」
声が抑えきれずでてしまった。力尽きた松ははぁはぁとベッドに倒れたまま放心状態。
やべぇ……気持ちよかった
ふとソルトを見るとソルトは高揚して息を荒くしていた。
「はぁはぁ…とら様…美しい…うっ」
松のイキ顔を見て興奮したソルトは自慰をして倒れる松にかけた。
はぁはぁと脱力する松に熱い液がかかりソルトを睨み付けながら言う。
「……勝手にいくな、かけるな、殺すぞ」
「はい☆」
こうして二人の夜は更けていった。
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