You are my one and only

泉 沙羅

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第10話

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「思えば、心当たり沢山あったわよね。私たち運命の相手かもしれないって……」
真琴さんの腕の手当てをしながら私は言った。
かつて欠陥アルファだった私を真琴さんだけがアルファだと気づいてくれたこと。
真琴さんの発情期フェロモンに当てられたとき自制できなかったこと。
そしてアルファの匂いが恐ろしくて仕方なかった真琴さんが私の匂いにだけ恐怖を感じなかったこと。
「……」
真琴さんはまだ不安そうな顔をしている。
私がしっかりしなくては。
「真琴さん、私の番になって」
「……何言ってるの。Fを番にしたら君は……」
「大事なことよ。ここから逃げるために。匂いがしたまま外でアルファに会ったら個人まで特定されるわよ」
オメガは番成立後、番のアルファにしか香りとフェロモンを発さなくなる。さすがに妊娠中はフェロモンは出ないが、香りは残る。
「そんな……逃げるなんて……無謀だよ……。今までどれだけのオメガが亡命しようとして銃殺されたと思ってるの……。まして僕はFだし、僕なんかのために行動したら、君まで殺されるかもしれないよ。いくら君が優秀なアルファでも」
真琴さんはまだしぶるような顔をしていた。
「気をしっかり持って。私たちの子どものために。あなたは家畜でもおもちゃでもないの。人間なのよ。私はあなたに今までFの人達が迎えていったような最期を与えたくないの」
私は楠さんの最期を思い出しながら、真琴さんを抱きしめた。
「千歳ちゃん……」
でもどうやって彼をここから出したらいいのか、分からなかった。旧聖堂の周りは修道士や修道女がうろうろしているし。夜になれば学園の方は空になるけど修道院には修道士と修道女がいる。

そのとき私のスマホが鳴った。
萌香からだった。
「もしもし」
『千歳……あなた、Fのオメガを妊娠させたって本当なの? 修道士さまたちの性奴隷を。先生たちはそんなのいるわけないから騒ぐなって言ってるけど、私はあなたが随分前からちょいちょい旧聖堂に通ってるの、気づいてたから……』
もう噂が立っていたのか。
「……」
『私も面白がって噂話してたけど、本当にいるなんて思ってなかった。でも千歳があんまり旧聖堂に通うから気になってつけたことあったのよ。そのとき、あなたがシスター・ミカエラに注意されてたの、聞いちゃったの。ねえ、あなたの噂、本当なの? 』
「……本当だって言ったら? 」
彼女がどういうつもりで私に電話をかけてきたのかわからないのでとりあえずそう答えてみた。
『……産ませるつもり? そんなことしたらどうなるかわかってるよね? 何もかも捨ててその人を選ぶつもり? 』
萌香の声は少し震えている。
「……そうだって言ったらどうする? 」
彼女が息を飲んだのが分かった。
「……あのね、今もう3時でしょ? あと3時間もすれば学園からは誰もいなくなるわ。問題は修道院だけど、いつも6時くらいに修道士様たち、新聖堂に集まって夕べのミサをするでしょ? そのとき私、周りに人がいないか見張るからその隙に……」
「……えっ……萌香……」
「……あなたの正義に協力したい気持ちになったの。正直言ってあなたと話すの、疲れることもあったし、あなたの意見に全て賛成なわけじゃない。けど、それでも協力したい。楠さんの件はさすがに酷いと思ったし」
「萌香……」
萌香にもちゃんと伝わるものがあった。私の心に暖かいものが広がった。
萌香に何度もお礼をいい、私は電話を切った。
「千歳ちゃん……」
まだ顔に不安の色を浮かべている真琴さんをもう一度強く抱いて私は言った。
「大丈夫、協力者ができたわ。全て私に任せて。あなたも子どもも私が守ってみせる」
私はそのまま彼を抱き、その細く白い首に歯を立てた。

3時間後、萌香から「ミサが始まった、外には誰もいない」と連絡をもらい、修道院の入口にタクシーを呼んだ。
先に真琴さんを乗せ、私が乗ろうとすると、萌香が走ってやってきた。
「萌香……! 」
「……元気で。上手くやってね。幸せになって」
萌香がそう言って微笑む。
「ありがとう」
「千歳、あなたこそ、アルファのあるべき姿よ」
そう言う萌香の瞳は少し潤んでいた。今生の別れになるかもしれないとどこかで思っていたのだろう。
「アルファだとか関係ないわ。守るべきもののために当たり前のことをしてるだけ。じゃ、元気でね」


「千歳ちゃん……どこに行くつもり? 」
「私の家よ」


「お母さん、紹介するわ。私の番よ。真琴さんっていうの。子供もできたの。ちょっと間ここに置くわ」
私は唖然とする母を前に、早口で真琴さんを紹介した。
真琴さんは母に遠慮がちに「ごめんなさい、よろしくお願いします」と頭を下げる。私の母によく思われてないのが伝わっているのだろう。真琴さんはとっても居心地が悪そうだった。
「千歳……あなたね、私にも修道院から連絡くらい来てるのよ。『素晴らしい教育をなさっておいでですね』なんて嫌味まで言われたわ。本当にどういうつもりなの?」
母は真琴さんを無視して、そう私に詰め寄った。その目は据わっていた。口調も抑揚がなく、ロボットのよう。母はもう半分狂っている。
「その話はまた後で。今はこれからのことを考えなくちゃいけないから。あと誰か訪ねてきても私たちはいないことにして」
そんな母とまともにやりあっても仕方ないので私は冷静に言った。

私はその夜、徹夜で偽造パスポートと偽造ビザを作った。この国から逃げるために。真琴さんも眠れなかったようで、机に向かっている私を心配そうにずっと見ていた。

次の日、また私のスマホが鳴った。
今度は結城くんだ。
「もしもし」
『……先生、僕今大学にいるんですけど、助手の方と事務員の方が先生の研究室の前で騒いでます。……言い難いんですけど、なんか修道院で飼われてるFを妊娠させた上に連れ出した疑いが先生にかけられてるらしいです。"絶対おたくの暁教授の仕業だ、通報してやる"って修道院から連絡きたみたいです。……それも院長からで……』
「……」
とうとうこの時が来たか。
「千歳ちゃん……ごめん、ちょっと……」
傍らで聞いていた真琴さんが不安そうに口を開く。
私は結城くんに「ちょっと待って」と言って受話器を耳から離した。
「院長様は僕らの関係知らなかったはずなんだ。彼、最近忙しくて僕にほぼノータッチだったし。修道院のベータたちもちゃんと僕を見張ってなかった責任を追及されたくないから黙ってたと思う。千歳ちゃんがアルファだって発覚したときのブラザー・パウロなんて、『絶対暁さんとのことを院長にうっかり喋るんじゃないぞ。学園の生徒と接触ってだけでも面倒なのに、他のアルファと親密になっているなんて知ったら院長は何をするかわからない』って血相変えて言ってた……」
縄張り意識の強さはアルファの本能だ。院長もアルファだから、他のアルファが自分の所有物に手を出したことが気に入らないのだろう。しかも相手は30歳以上年下の小娘なのだから、きっとアルファとしてのプライドがズタズタのはずだ。
ブラザー・パウロが、私に真琴さんを「殺せ」と言ったのも、私に真琴さんを殺させることで、彼のことを私と院長だけの問題として済ませたいからだ。
だが昨日、真琴さんが忽然と消えて、院長に責められ、どうにか怒りの矛先を自分たちから私に逸らしたくて暴露したとみた。

「ごめんね、続けて」
私は再び受話器に耳を当てた。
『"異質な講義をする先生だけど、まさかそんな無謀なことするわけない。何かの間違いだ、濡れ衣にも程がある。そんな馬鹿げた話、警察もまともに取り合うわけない"と、皆言ってます。今助手の方が修道院長を説得してるみたいです。……ああ、でも先方相当激昴してます。電話の声がこっちまで漏れてるんです。"あいつに貴様の教授生命も終わりだって言っておけ"とか脅してます』
冷静に伝えようと意識はしているだろうが、若干焦りを感じる結城くんの声。
「……」
……院長はとにかく私に社会的なダメージを与えたいのだろう。
だから直ぐに警察に連絡せず、こうして職場に連絡して騒ぎ立てる。
……本当に浅はかな人だ。私の愛は何も恐れてない。
もう社会的地位などどうでもいい。
命が危険にさらされても構わない。
今私が欲しいのは真琴さんと我が子を守る力だけだ。

『先生、僕も最初はまさかと思ってたんですけど……。最近先生、上の空だったから……』
「……結城くん……」
『このままだと先生、本当にやばいですよ。騒ぎになってきてるので、警察が動き出すのも時間の問題です』
「院長は私に何もかも失わせたいから、通報はまだしないと思うわ。……けど、そうね。このままだと警察が嗅ぎつけてくるかもしれないわ」
『あの、僕、協力できるかもしれません。多分、2人で逃げるのは危険ですよ。僕、目くらましと案内くらいならできるかもしれないです』
「えっ……」
『僕、先生のおかげで人生救われたので、先生の力になりたいんです』
「結城くん……」
またもう一人協力者だ。


「真琴さん、私の服を着て。女性のふりするの。今からアルファの教え子が助けにくるから。その子の番のふりして国境の検問を抜けなさい。首輪も赤いものに付け替えて。勿論国境超えたらこんなものはずすのよ。お隣ではうちから逃げたオメガを自国民として受け入れてはくれないけど、受け入れてくれる国に送り届けてくれるわ」
「千歳ちゃん……」
「弱気な顔しないの、そんなんじゃ子ども産めないわよ」
私が真琴さんを変装させてると、母が強引に私の手を掴んで部屋の外へ引きずり出した。
「ちょっ……! お母さん!? 」
「……千歳、あんた馬鹿なの? 気が狂ったの? せっかくアルファらしくなれたのに、人生台無しにするつもり? あんなワケわからないFなんかのために」 
母は肩を震わせながら言った。
「私は彼を命かけて守るわ。お母さんも一緒にくる? 」
本当は母にだってこんなところにいて欲しくない。このディストピアがあなたをここまで病ませたのよ。
「馬鹿言わないで!! 今すぐあの馬の骨を殺して!! あなたの人生はあんな奴に壊されていいもんじゃないの!! 私の気持ちはどうなるの!? 実の母親とあんな馬の骨、どっちが大事なの!?」
確実に真琴さんに聞こえているだろうに、母はそう怒鳴り散らした。
もうここまで来たので私は冷静に答えた。
「お母さん、お母さんは私がこの世で1番最初に出会った人なの。その出会いがなければ、私は存在することさえできなかったのよ。……でもね、真琴さんはもしかしたら出会えなかったかもしれない人なの。出会えたのは奇跡なの」
「……」
母は唖然としていた。
「私ね、以前はアルファなんかに生まれなきゃよかったって思ってたの。でもあなたが私をアルファに産んでくれたから、真琴さんとつがえたの。お母さん、私を産んでくれて、ありがとう」
「……」

そのとき玄関のベルが鳴った。
「先生、行きましょう」
結城くんだった。
「結城くん、本当になんてお礼を言ったらいいか」
「……お礼は後でいいですよ、さ、行きましょう」
結城くんは頼もしい笑顔を私に向けてくれた。
真琴さんも深々と彼に頭を下げる。
荷物を持って家を出ようとすると、真琴さんが、呆然としている私の母に声をかけた。
「お義母さん、千歳ちゃんを産み育ててくれてありがとうございます。あなたのおかげで僕は千歳ちゃんに出会って救われることができました。これから千歳ちゃんのように考える人が増えていけば、この国はオメガが他の性の人と同じように生きていける国になっていくと思います。そのときが来たら真っ先に僕はあなたのところに来ます。この子を連れて」
真琴さんはそう言ってお腹に手を当てた。
母は相変わらず何も言うことができないようだった。どこも見てないような目から、はらはらと涙を流して震えている。
「さよなら、お母さん」

私たちは結城くんの車で国境の検問所まで向かった。
その間、私の頭の中には、母と過ごした日々が走馬灯のように浮かんできた。あんな風になってしまったけど、母は私を愛してくれていた。守ろうとしてくれた。どうか、私を産んだことだけは間違ってなかったと思って欲しい。
母を想って咽び泣く私を真琴さんはそっと抱きしめて、ずっと背中を撫でていてくれた。

「真琴さん、先に結城くんと一緒に検問所を抜けるのよ。彼の番のふりをして。私と一緒にいたら怪しまれるわ」
「千歳ちゃん……」
「私に何かあったとしても、お腹の子を守って生きていくのよ」
「……怖いこと言わないで」
真琴さんはあからさまに怯えた様子を見せた。
「しっかりしなさい。母親でしょ。あなたならできるわ。これからは人間らしく、光ある場所で生きていくのよ」
「千歳ちゃん……」
「結城くん、後はお願いね。無事、国境を越えたら私の携帯をワン切りしてちょうだい」
「わかりました。さ、行きましょう、真琴さん」
「千歳ちゃん、後から絶対来てよ!!」
結城くんは真琴さんを連れて検問所へ向かった。

私はトイレで長い髪を切り、ワックスで整え、別人に見えるようなメイクをした。
そしてしばらくトイレに身を潜め、1時間くらい経過したところで私は検問所へ向かい、出国手続きの列に並ぶ。

「おい、あいつ……」
「あの匂い、間違いないな」

警官が2人、私に近づいてきた。どうやらここでずっと張っていたらしい。

「お前、暁 千歳だな? え? 」
「……」
私が応えずに黙っていると、彼らは私の肩を鷲掴みにして外へ連れ出した。彼らの体からは花の匂いがした。
……覚悟していた。私は大学教授で雑誌にもテレビにも出たことがあるからそこそこ有名だ。変装くらいではごまかせない。
……何より、アルファの香りとフェロモンは番成立しても無差別に振りまかれる。とくにアルファ同士やオメガはアルファの匂いに敏感だ。誤魔化せるわけがない。真琴さんを先に行かせたのはそこまで想定していたから。


「おい、お前、Fを番にしたろ? 子どもも産ませようとしてる上に国外に逃がそうとしてるだろ? 白状しろ!! 」
警官の1人にピストルを向けられながら、そう訊問された。
周りにはたくさんの警官。彼らの中には、私の醸し出すアルファのオーラが恐ろしくて顔を反らしてる者もいた。
滑稽だった。大の大人がこれだけ揃って特に大柄でもなんでもない18の小娘に何をおびえているのか。
「Fをどこにやったか言え!! お前は優秀なアルファだから、それさえ答えれば特別にお咎めなしにしてやる!!」
答えるわけないでしょ。何言ってんの。
「……お前、アルファでありながらオメガのために、しかもFなんかのために死ぬなんてバカバカしいと思わないのか!! 私たちは優秀なアルファを殺すなんてことしたくないんだ!! あんな犬畜生以下を庇うなんて気でもちがったのか!? ええ!? 」
私は可笑しくて笑ってしまった。
「笑うな!! 何が可笑しいんだ!! 」
警官がますますいきりたって叫ぶ。
「犬畜生は人間の子どもを妊娠したりしませんよ」
あまりにこの状況がおかしかったので、思わずおちょくるようなことを言ってしまった。
「茶化すんじゃない!! 撃つぞ!! 本当に!! 」
そのとき、地面に置いたカバンの中のスマホが鳴った。

「撃てばいいんじゃないですか? 」


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