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失っては意味がないー英樹
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キャンプ当日。
当然ながら、殿山君に急病になっていただき、英樹が代打で向かう。
集合場所に着くと唐澤をレイプしたΩも参加していた。唐澤をレイプできるだけあってそれなりに上位Ωだ。
もっとも、弱ってる時だからできたことだな、唐澤はなかなかの上位αだ。
智則と再会してからでは、フェロモンレイプは成立しなかっただろう。
そう思うと、この臭いΩにも多少は感謝だな。
共同戦線だのなんだのは鼻で笑ってしまうが。
もう一つ笑えることがあるとすれば智則が唐澤の番に対してほぼ興味を持っていないということだ
それはつまり、唐澤対して智則は兄のような思慕しか抱いていないということだ
それでも智則を名前で呼ぶ唐澤も許せないし、兄のように慕い続ける智則にも罰を与えねばならない
落石の多い地域にエリアにきた。さりげなく智則を唐澤から離れさせて行く。万が一にも巻き添えになってはいけない
そう思ったのに智則は想定外の行動に出た。否、智則なら、そうするはずだった。ぐしゃぐしゃに潰す予定だった唐澤を庇ったのだ。
唐澤の方へ走っていく智則に背中に、心臓が凍り付いた。自分の愚かさに悲鳴を上げた
その先はスローモーションのようだった。よく間に合ったと思う
アルファーの瞬発力に感謝した。智則を抱きしめて谷底へと落下していく
守る、絶対に守る。
死体でも愛せる?そうだ、愛せるけど、それは最終形態だ。
川は増水していて激流になっていた。肋骨が何本かやられていくがそれが何だというのだ。智則には代えられない。英樹ほどのαであれば、回復だって早いのだ。番に、愛しい番に怪我などさせたくはない。
二人で何とか川岸にたどり着いた。
…肺がやられているのがわかった。
この後自分は獣に戻る。智則を蹂躙するだろう。そんなことにもなれば智則は俺に笑ってくれない。
下山を勧めるけれど、智則は頷かない。いいの?やっちゃうよ?
テントで休む。智則は下山したふりして気配を殺している。そうだ、智則はそういう男だ。自分を庇った男を、我が身可愛さで見捨てていけるような男ではない。
時間の経過とともに強くなる英樹の獣の本性に智則の気配は蜜の様だった。引き寄せられように智則の方に向かうと『由希にぃ』と力のない智則の声が聞こえた。
……!!
理性を手放すことにした。
ラットになった。違う、ラットになったふりをしてテントに智則を連れ込んだ。そのまま服を奪う
智則は戸惑っている。中を愛撫されて自分がイくとは思ってもなかったのだろう。
ああ、そうか、意識ある智則とするのは初めてだ。大丈夫、智則のいいところは全部把握している。
痛くはしない。トロトロに溶かしてあげる。
いや、この先智則をとろけさせることはいくらでも可能だ。
ならば、智則の処女をしっかりもらおう。ヤツは先っちょだけだ。だがら智則は処女だ。しっかり俺に処女を奪われたと認識してもらおう。
痛みに智則が呻く。そう、智則のなかを初めてこすっているのは俺だよ。俺を実感して。刻み込んで。
俺は子種を智則の中にぶちまちた。
当然ながら、殿山君に急病になっていただき、英樹が代打で向かう。
集合場所に着くと唐澤をレイプしたΩも参加していた。唐澤をレイプできるだけあってそれなりに上位Ωだ。
もっとも、弱ってる時だからできたことだな、唐澤はなかなかの上位αだ。
智則と再会してからでは、フェロモンレイプは成立しなかっただろう。
そう思うと、この臭いΩにも多少は感謝だな。
共同戦線だのなんだのは鼻で笑ってしまうが。
もう一つ笑えることがあるとすれば智則が唐澤の番に対してほぼ興味を持っていないということだ
それはつまり、唐澤対して智則は兄のような思慕しか抱いていないということだ
それでも智則を名前で呼ぶ唐澤も許せないし、兄のように慕い続ける智則にも罰を与えねばならない
落石の多い地域にエリアにきた。さりげなく智則を唐澤から離れさせて行く。万が一にも巻き添えになってはいけない
そう思ったのに智則は想定外の行動に出た。否、智則なら、そうするはずだった。ぐしゃぐしゃに潰す予定だった唐澤を庇ったのだ。
唐澤の方へ走っていく智則に背中に、心臓が凍り付いた。自分の愚かさに悲鳴を上げた
その先はスローモーションのようだった。よく間に合ったと思う
アルファーの瞬発力に感謝した。智則を抱きしめて谷底へと落下していく
守る、絶対に守る。
死体でも愛せる?そうだ、愛せるけど、それは最終形態だ。
川は増水していて激流になっていた。肋骨が何本かやられていくがそれが何だというのだ。智則には代えられない。英樹ほどのαであれば、回復だって早いのだ。番に、愛しい番に怪我などさせたくはない。
二人で何とか川岸にたどり着いた。
…肺がやられているのがわかった。
この後自分は獣に戻る。智則を蹂躙するだろう。そんなことにもなれば智則は俺に笑ってくれない。
下山を勧めるけれど、智則は頷かない。いいの?やっちゃうよ?
テントで休む。智則は下山したふりして気配を殺している。そうだ、智則はそういう男だ。自分を庇った男を、我が身可愛さで見捨てていけるような男ではない。
時間の経過とともに強くなる英樹の獣の本性に智則の気配は蜜の様だった。引き寄せられように智則の方に向かうと『由希にぃ』と力のない智則の声が聞こえた。
……!!
理性を手放すことにした。
ラットになった。違う、ラットになったふりをしてテントに智則を連れ込んだ。そのまま服を奪う
智則は戸惑っている。中を愛撫されて自分がイくとは思ってもなかったのだろう。
ああ、そうか、意識ある智則とするのは初めてだ。大丈夫、智則のいいところは全部把握している。
痛くはしない。トロトロに溶かしてあげる。
いや、この先智則をとろけさせることはいくらでも可能だ。
ならば、智則の処女をしっかりもらおう。ヤツは先っちょだけだ。だがら智則は処女だ。しっかり俺に処女を奪われたと認識してもらおう。
痛みに智則が呻く。そう、智則のなかを初めてこすっているのは俺だよ。俺を実感して。刻み込んで。
俺は子種を智則の中にぶちまちた。
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