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#379話 施餓鬼会㊷
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亜季の口の中で何かがぬめりと蠢いた、と見えたその刹那、火照った柔らかい唇が私の唇に押しつけられた。
「よ、よせっ!」
私は身をよじって亜季のキスから逃れようとした。
が、無駄だった。
亜季の唇が私の唇に触れるなり、突如として痺れるような感覚に襲われたのだ。
ぐちゃり。
スライムのように不定形に変形して、私の口を亜季のぬめる唇が覆い尽くしていく。
「うぐっ」
私は目をむいた。
身体から一気に力が抜けていく感じがした。
こ、これは…?
亜季の唇は、あたかも毒を注入する刺胞でも備えているかのようだった。
刺胞とは、イソギンチャクの触手が海老や小魚を麻痺させる時に使う武器である。
この時の私は、まさにその、肉食の軟体動物に捕獲された小動物だった。
痺れて動けなくなった私の身体を、亜季の手がまさぐり始めるのがわかった。
パジャマの上着の中に侵入した指が乳首を弄り、もう一方の手がズボンを下げて性器を掴む。
そうしながら、乳房の形がくっきり浮き出た胸をはだけた私の胸板にすりつけ、水着を押し上げて勃起した自身の乳首で勃ってきた私の乳首を愛撫する。
「アアアアアアアア・・・」
燃え上がる情欲の渦に飲み込まれ、世界が私の意識から消し飛んだ。
たまらず口を開けたその瞬間だった。
ぞろり。
亜季の口の中から何かが吐き出され、身をくねらせながら私の口腔内に入り込んできた。
「あぐ、ぐぶぶぶぶ…」
私の舌に巻きついてきたそれは、ひどくヌルヌルして、勃起した男根のように熱かった。
「ク、アアアアアアア…」
舌を吸われ、余りの快感に、脳内が白く発光した。
いつのまにか、私は全裸にむかれていた。
亜季のしなやかな指に揉みしだかれて、股間では性器が鬼のように固くなっている。
流れ込む濁流で仏間の中はすでに泥沼状態だ。
汚物を浮かべた茶色い水が膝の高さまで達し、更に水かさを増してくる。
なのに、私ときたら、まったくの無力状態だった。
発情期の獣のように腰を振り立て、怒張した性器を烈しく亜季の股間に押しつける。
イ、イク…。
が、今しも絶頂に達しようとした、その時ー。
異様な感覚が、だしぬけに私の全身を襲った。
ずるり。
私の口の中で亜季の舌が動き、あろうことか、食道へと侵入し始めたのである。
「げぼっ!」
快感が激烈な吐き気に変わり、私はげえげえせき込んだ。
だが、亜季はやめようとしなかった。
薄目を開けると、涙で潤んだ視界に、限界まで接近した美少女の顔が見えた。
糸のように細く絞られた瞳孔の奥に、何か得体のしれないものが潜んでいる。
獲物をいたぶる時、捕食者が浮かべる歓喜の表情ー。
そんな感じだった。
じゅぶっ。
また、舌が蠢いた。
まるで、舌それ自体が蛇と化して、私の体内に入り込もうとしているかのようだ。
逃げようにも、身体に力が入らない。
狭い食道の中を、信じられないほど長く伸びた亜季の舌が、胃や腸に向かってうねりながら下っていくー。
そのイメージが、死を覚悟した私の脳裏に焼きついた…。
「よ、よせっ!」
私は身をよじって亜季のキスから逃れようとした。
が、無駄だった。
亜季の唇が私の唇に触れるなり、突如として痺れるような感覚に襲われたのだ。
ぐちゃり。
スライムのように不定形に変形して、私の口を亜季のぬめる唇が覆い尽くしていく。
「うぐっ」
私は目をむいた。
身体から一気に力が抜けていく感じがした。
こ、これは…?
亜季の唇は、あたかも毒を注入する刺胞でも備えているかのようだった。
刺胞とは、イソギンチャクの触手が海老や小魚を麻痺させる時に使う武器である。
この時の私は、まさにその、肉食の軟体動物に捕獲された小動物だった。
痺れて動けなくなった私の身体を、亜季の手がまさぐり始めるのがわかった。
パジャマの上着の中に侵入した指が乳首を弄り、もう一方の手がズボンを下げて性器を掴む。
そうしながら、乳房の形がくっきり浮き出た胸をはだけた私の胸板にすりつけ、水着を押し上げて勃起した自身の乳首で勃ってきた私の乳首を愛撫する。
「アアアアアアアア・・・」
燃え上がる情欲の渦に飲み込まれ、世界が私の意識から消し飛んだ。
たまらず口を開けたその瞬間だった。
ぞろり。
亜季の口の中から何かが吐き出され、身をくねらせながら私の口腔内に入り込んできた。
「あぐ、ぐぶぶぶぶ…」
私の舌に巻きついてきたそれは、ひどくヌルヌルして、勃起した男根のように熱かった。
「ク、アアアアアアア…」
舌を吸われ、余りの快感に、脳内が白く発光した。
いつのまにか、私は全裸にむかれていた。
亜季のしなやかな指に揉みしだかれて、股間では性器が鬼のように固くなっている。
流れ込む濁流で仏間の中はすでに泥沼状態だ。
汚物を浮かべた茶色い水が膝の高さまで達し、更に水かさを増してくる。
なのに、私ときたら、まったくの無力状態だった。
発情期の獣のように腰を振り立て、怒張した性器を烈しく亜季の股間に押しつける。
イ、イク…。
が、今しも絶頂に達しようとした、その時ー。
異様な感覚が、だしぬけに私の全身を襲った。
ずるり。
私の口の中で亜季の舌が動き、あろうことか、食道へと侵入し始めたのである。
「げぼっ!」
快感が激烈な吐き気に変わり、私はげえげえせき込んだ。
だが、亜季はやめようとしなかった。
薄目を開けると、涙で潤んだ視界に、限界まで接近した美少女の顔が見えた。
糸のように細く絞られた瞳孔の奥に、何か得体のしれないものが潜んでいる。
獲物をいたぶる時、捕食者が浮かべる歓喜の表情ー。
そんな感じだった。
じゅぶっ。
また、舌が蠢いた。
まるで、舌それ自体が蛇と化して、私の体内に入り込もうとしているかのようだ。
逃げようにも、身体に力が入らない。
狭い食道の中を、信じられないほど長く伸びた亜季の舌が、胃や腸に向かってうねりながら下っていくー。
そのイメージが、死を覚悟した私の脳裏に焼きついた…。
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