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#380話 施餓鬼会㊸
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身体の中心を蛇のような舌に貫通され、しなやかな指で両の乳首と陰部を弄られて、私は烈しく勃起していた。
「アウッ!」
3点同時に捻じられた途端、絶頂への脈動が再開し、勃起男根の先から間欠泉のごとく熱いマグマが吹き出した。
こうなるともう、自分の意志では止めようがなかった。
「アア…」
脂肪で丸く突き出た腹に灼熱の肉棒が当たり、白濁液を飛び散らせる。
それでも射出は容易に止むことなく、私の生殖器官は萎えるどころかますます硬く反り返り、狂ったように頭部を下腹に擦りつける。
「アアアアアアアア・・・ッ!」
あまりの快感に、何も考えられなかった。
全身に広がる愉楽の波の前に、私の自我はもはや崩壊寸前だった。
3つの性感帯に加えられる愛撫だけが快感の発生源ではなかった。
信じがたいことだが、真の悦楽の源は亜季の舌にあった。
食道、胃、小腸、大腸と、消化器官内に何かが隙間なく充填されたようなその感覚は、まさに異次元のものだったのだ。
どれほどの間、そうして翻弄され続けたのだろう…。
亜季に抱かれたまま、壊れたマリオネットのように痙攣する私の目に、突然、菜緒の顔が映った。
「やめなさい!」
後ろに回り込んだ菜緒が両腕を伸ばし、背後からいきなり亜季のこめかみあたりを両側からつかんだのだ。
「離れなさいってば!」
ずるっ!
菜緒に引っ張られ、私の唇を覆っていた亜季の唇が唾液の糸を引きながら離れていった。
「うぐっ」
それに伴い、蛇状の舌が消化器官の中で後退し、私の口から数センチ引き出される。
菜緒は亜季を羽交い絞めにして、全体重をかけ、後ろに引き倒そうとする。
ずずっ!
亜季がのけ反るとともに、血と粘液にまみれた舌が私の喉から嫌な音を立てて姿を現した。
「しっかりしてください!」
悲鳴のような菜緒の叫びと激烈な痛みー。
私の意識を現実に引き戻したのは、そのふたつだった。
気づくと私は、口からはみ出た亜季の舌を両手で握っていた。
このままでは、死ぬ!
やおら沸き上がった恐怖に、私は両手に力を籠め、そのぬめる蛭のようなものを喉から引きずり出しにかかった。
「グアアアアアッ!」
激痛に視界がかすんだ。
舌が引き出されるにつれ、消化器官も一緒に口から飛び出しそうになるー。
そんな異様な感触に、冷や汗が滝のように流れ出た。
がー。
死への恐怖が痛みに勝った。
身体が裏返しにされるような異様な不快感と強烈な痛みに耐えながら、私はついに口の中から舌を引き抜いた。
それと同時に、背中にしがみついた菜緒の重みに耐えかねて、亜季が仰向けに泥の海の中に倒れ込む。
水面下に沈んだ亜季の口から突き出た蛇のような舌が、見失った獲物を探すように狂おしく宙でのたうった。
「亜季!」
助けようとその肩を抱き起こすと、その隙をつき、舌が私を狙ってすごい勢いで飛び掛かってきた。
「アウッ!」
3点同時に捻じられた途端、絶頂への脈動が再開し、勃起男根の先から間欠泉のごとく熱いマグマが吹き出した。
こうなるともう、自分の意志では止めようがなかった。
「アア…」
脂肪で丸く突き出た腹に灼熱の肉棒が当たり、白濁液を飛び散らせる。
それでも射出は容易に止むことなく、私の生殖器官は萎えるどころかますます硬く反り返り、狂ったように頭部を下腹に擦りつける。
「アアアアアアアア・・・ッ!」
あまりの快感に、何も考えられなかった。
全身に広がる愉楽の波の前に、私の自我はもはや崩壊寸前だった。
3つの性感帯に加えられる愛撫だけが快感の発生源ではなかった。
信じがたいことだが、真の悦楽の源は亜季の舌にあった。
食道、胃、小腸、大腸と、消化器官内に何かが隙間なく充填されたようなその感覚は、まさに異次元のものだったのだ。
どれほどの間、そうして翻弄され続けたのだろう…。
亜季に抱かれたまま、壊れたマリオネットのように痙攣する私の目に、突然、菜緒の顔が映った。
「やめなさい!」
後ろに回り込んだ菜緒が両腕を伸ばし、背後からいきなり亜季のこめかみあたりを両側からつかんだのだ。
「離れなさいってば!」
ずるっ!
菜緒に引っ張られ、私の唇を覆っていた亜季の唇が唾液の糸を引きながら離れていった。
「うぐっ」
それに伴い、蛇状の舌が消化器官の中で後退し、私の口から数センチ引き出される。
菜緒は亜季を羽交い絞めにして、全体重をかけ、後ろに引き倒そうとする。
ずずっ!
亜季がのけ反るとともに、血と粘液にまみれた舌が私の喉から嫌な音を立てて姿を現した。
「しっかりしてください!」
悲鳴のような菜緒の叫びと激烈な痛みー。
私の意識を現実に引き戻したのは、そのふたつだった。
気づくと私は、口からはみ出た亜季の舌を両手で握っていた。
このままでは、死ぬ!
やおら沸き上がった恐怖に、私は両手に力を籠め、そのぬめる蛭のようなものを喉から引きずり出しにかかった。
「グアアアアアッ!」
激痛に視界がかすんだ。
舌が引き出されるにつれ、消化器官も一緒に口から飛び出しそうになるー。
そんな異様な感触に、冷や汗が滝のように流れ出た。
がー。
死への恐怖が痛みに勝った。
身体が裏返しにされるような異様な不快感と強烈な痛みに耐えながら、私はついに口の中から舌を引き抜いた。
それと同時に、背中にしがみついた菜緒の重みに耐えかねて、亜季が仰向けに泥の海の中に倒れ込む。
水面下に沈んだ亜季の口から突き出た蛇のような舌が、見失った獲物を探すように狂おしく宙でのたうった。
「亜季!」
助けようとその肩を抱き起こすと、その隙をつき、舌が私を狙ってすごい勢いで飛び掛かってきた。
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