2 / 4
来たる季節外れの転校生たち 2
しおりを挟む
【歩side】
ストレートに不審者といわれたじろぎ、少し落ち着くと失礼な奴だと思ったが、言った本人はっはっはとのんきに笑うばかりでどうにも毒気を抜かれる。まぁ、自分でもやりすぎたかなという印象はある。
天は珍しい銀髪だった。また真っ赤な大きな目をいつも細めながら笑う。出会って数秒だが悪い奴ではないと感じた。、、少し正直すぎる奴ではあるが。
まあ、2人だけの転校生だからと話をすると天はとても話しやすかった。
どうやら天は俺より1つ年上で2年から編入するらしく、今まで家庭教師から教わっていたため学校に通うのはここが初めてらしい。
体が弱く入退院を繰り返したんだってさ。
「それで、この門はどうやって開けるんだ?全然びくともしないんだが」
そう。もう10分ぐらい2人でこの無駄に立派な門と格闘していた。
門を開けようとしても施錠されているのかびくともしない。門の周りにインターホンらしきものもない。
しかも誰も迎えに来ないもんだから、しびれを切らして登るか!という結論になり木登りが得意な俺が先に門をよじ登りきったとき、
向こうから優雅に人影が近づいてきた。
「和久田君。門を登ろうだなんて、貴方は野生児か何かですか?」
そう現れた奴は、とてもきれいな人だった。
門から飛び降りるとそいつは近づいてきて
「貴方方のお迎えが遅れてしまったことはこちらの不手際です。申し訳ございません。しかし、さすがに門をよじ登ろうとするのは危ないかと。」
そいつは悩まし気に指を顎に持っていき、頭を傾けた。そのきれいな所作に思わず見とれる。
「自己紹介がまだでしたね。私、2年生で副会長を務めております我妻雪です。以後お見知りおきを。」
彼はとてもきれいに笑った。その笑い方があまりにもきれいで違和感を感じた。
「その作り笑いはやめろよ!」
ストレートに不審者といわれたじろぎ、少し落ち着くと失礼な奴だと思ったが、言った本人はっはっはとのんきに笑うばかりでどうにも毒気を抜かれる。まぁ、自分でもやりすぎたかなという印象はある。
天は珍しい銀髪だった。また真っ赤な大きな目をいつも細めながら笑う。出会って数秒だが悪い奴ではないと感じた。、、少し正直すぎる奴ではあるが。
まあ、2人だけの転校生だからと話をすると天はとても話しやすかった。
どうやら天は俺より1つ年上で2年から編入するらしく、今まで家庭教師から教わっていたため学校に通うのはここが初めてらしい。
体が弱く入退院を繰り返したんだってさ。
「それで、この門はどうやって開けるんだ?全然びくともしないんだが」
そう。もう10分ぐらい2人でこの無駄に立派な門と格闘していた。
門を開けようとしても施錠されているのかびくともしない。門の周りにインターホンらしきものもない。
しかも誰も迎えに来ないもんだから、しびれを切らして登るか!という結論になり木登りが得意な俺が先に門をよじ登りきったとき、
向こうから優雅に人影が近づいてきた。
「和久田君。門を登ろうだなんて、貴方は野生児か何かですか?」
そう現れた奴は、とてもきれいな人だった。
門から飛び降りるとそいつは近づいてきて
「貴方方のお迎えが遅れてしまったことはこちらの不手際です。申し訳ございません。しかし、さすがに門をよじ登ろうとするのは危ないかと。」
そいつは悩まし気に指を顎に持っていき、頭を傾けた。そのきれいな所作に思わず見とれる。
「自己紹介がまだでしたね。私、2年生で副会長を務めております我妻雪です。以後お見知りおきを。」
彼はとてもきれいに笑った。その笑い方があまりにもきれいで違和感を感じた。
「その作り笑いはやめろよ!」
10
あなたにおすすめの小説
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
ビッチです!誤解しないでください!
モカ
BL
男好きのビッチと噂される主人公 西宮晃
「ほら、あいつだろ?あの例のやつ」
「あれな、頼めば誰とでも寝るってやつだろ?あんな平凡なやつによく勃つよな笑」
「大丈夫か?あんな噂気にするな」
「晃ほど清純な男はいないというのに」
「お前に嫉妬してあんな下らない噂を流すなんてな」
噂じゃなくて事実ですけど!!!??
俺がくそビッチという噂(真実)に怒るイケメン達、なぜか噂を流して俺を貶めてると勘違いされてる転校生……
魔性の男で申し訳ない笑
めちゃくちゃスロー更新になりますが、完結させたいと思っているので、気長にお待ちいただけると嬉しいです!
とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。
先輩たちの心の声に翻弄されています!
七瀬
BL
人と関わるのが少し苦手な高校1年生・綾瀬遙真(あやせとうま)。
ある日、食堂へ向かう人混みの中で先輩にぶつかった瞬間──彼は「触れた相手の心の声」が聞こえるようになった。
最初に声を拾ってしまったのは、対照的な二人の先輩。
乱暴そうな俺様ヤンキー・不破春樹(ふわはるき)と、爽やかで優しい王子様・橘司(たちばなつかさ)。
見せる顔と心の声の落差に戸惑う遙真。けれど、彼らはなぜか遙真に強い関心を示しはじめる。
****
三作目の投稿になります。三角関係の学園BLですが、なるべくみんなを幸せにして終わりますのでご安心ください。
ご感想・ご指摘など気軽にコメントいただけると嬉しいです‼️
俺の“推し”が隣の席に引っ越してきた
雪兎
BL
僕の推しは、画面の向こうにいるはずだった。
地味で控えめなBLアイドルグループのメンバー・ユウト。彼の微笑みと、時折見せる照れた横顔に救われてきた僕の、たった一つの“秘密”だった。
それなのに、新学期。クラスに転校してきた男子を見て、僕は思わず息をのむ。
だって、推しが…僕の隣に座ったんだ。
「やっと気づいてくれた。長かった〜」
――まさか、推しの方が“僕”を見ていたなんて。
推し×オタクの、すれ違いと奇跡が交差する、ひとくち青春BLショート。
Q.親友のブラコン兄弟から敵意を向けられています。どうすれば助かりますか?
書鈴 夏(ショベルカー)
BL
平々凡々な高校生、茂部正人«もぶまさと»にはひとつの悩みがある。
それは、親友である八乙女楓真«やおとめふうま»の兄と弟から、尋常でない敵意を向けられることであった。ブラコンである彼らは、大切な彼と仲良くしている茂部を警戒しているのだ──そう考える茂部は悩みつつも、楓真と仲を深めていく。
友達関係を続けるため、たまに折れそうにもなるけど圧には負けない!!頑張れ、茂部!!
なお、兄弟は三人とも好意を茂部に向けているものとする。
7/28
一度完結しました。小ネタなど書けたら追加していきたいと思います。
腐男子ですが何か?
みーやん
BL
俺は田中玲央。何処にでもいる一般人。
ただ少し趣味が特殊で男と男がイチャコラしているのをみるのが大好きだってこと以外はね。
そんな俺は中学一年生の頃から密かに企んでいた計画がある。青藍学園。そう全寮制男子校へ入学することだ。しかし定番ながら学費がバカみたい高額だ。そこで特待生を狙うべく勉強に励んだ。
幸いにも俺にはすこぶる頭のいい姉がいたため、中学一年生からの成績は常にトップ。そのまま三年間走り切ったのだ。
そしてついに高校入試の試験。
見事特待生と首席をもぎとったのだ。
「さぁ!ここからが俺の人生の始まりだ!
って。え?
首席って…めっちゃ目立つくねぇ?!
やっちまったぁ!!」
この作品はごく普通の顔をした一般人に思えた田中玲央が実は隠れ美少年だということを知らずに腐男子を隠しながら学園生活を送る物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる