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8月18日 米の日 こういうのでいいんだよ、こういうので
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昨日はいい雑談ができたなぁ。
思うところもないし、何も文句もない。最高の雑談だったなぁ。
あぁ、いうのでいいんだよ、あぁいうので。
変にとがった話題とかじゃなくていいんだよ。
楽しませてくれよ。
今日も、昨日みたいな楽しい雑談がしたいなぁ。
どうかお願いします『雑談部屋』様、今日も楽しい雑談ができますように。
祈りながら『雑談部屋』に入っていった。
今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。
”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”
やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか?
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
ある意味、これがルーティーンみたいなところあるしなぁ。
再びアナウンスが鳴った。
”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『精米所』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『五十嵐様』『大久保様』『小坂様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『米』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”
アナウンスがやんで、光に包まれた。
米か。
米かぁ…
良い話題だなぁ。
染みるように”米”を感じた。
良いね、米。
こんないい話題で盛り上がらないわけないんだから。
昨日よりイージーモード!!
珍しいね。
昨日あんだけ簡単な話題だったから、その反動か何かで今日はくそみたいな話題になるのかと覚悟してた。良かったぁ…良かったわぁ…
それにしても、簡単!簡単!
今日も、何も気負う必要がない。
何にも用意する必要なし!
皆から何も出てこなくても適当に話してれば自然と盛り上がるでしょ。
なんせ我ら、米の国…は、アメリカだわ。
米食の国、日本!!
米食って生きてきたと言っても過言ではない。
いやぁ、今日も楽で楽しい雑談が俺らを待っている。
ルンルン気分でいたら光が収まった。
シチュエーションは、市街地と住宅地と農地の狭間みたいなところの無人精米所。
床にもみ殻があって、あまり掃除とか来てないのかな?ってところ。
その外にある自販機横のベンチにみんなで座っていた。
よくこういう所にあるのは、四人も余裕をもって座れるようなサイズじゃないはずだから、そこはリアリティーはない。
まぁ、雑談しやすくするための調整だろう。
再現性高いなぁ、自販機わきベンチを除けば、完全にどこにでもあるような無人精米所。
どこに労力を費やしてるんだろう?!
こういう力の入れどころをミスったようなシチュエーションを見るたびに思うんだよなぁ。
俺がシチュエーションに感動している間に小坂が話し始めた。
「えっと、話題は米ですね。やりやすそうな話題でよかったぁ……えっと、米っていう話題で、最初に聞くことじゃないかもしれないですけど、皆さんは、丼ものと定食系ってどっちが好きですか?」
やっぱり、話題、最初に言いたくなるよねぇ。
それにしても、丼ものと、定食系かぁ。
考えたことなかったなぁ。
確かに、米で二択を取るとしたら、そこになるのかなぁ?
別枠ご飯の定食系と、一緒にご飯の丼もの系、ってことでしょ。
うーん…
俺が真剣に悩んでいる間に、もう結論が出たのか大久保が答えを出した。
「私は、定食系、かな?丼ものは、結局、最後に、ご飯、残っちゃうんだよね。ペース、配分が、難しくて、最後の方、丼が、具と、ご飯で、山みたいに、なっちゃって、最後、ご飯だけの、時間が、出来ちゃうんだよね。それが、悪いって、ことでも、ないけど、最後は、おかずで、締めたい、派、だから、それが、できやすい、定食、派、かな」
あぁ、確かに、丼ものでおかずが最後になったことないかも。
そんな短時間で、そこまでのことを考えて言えるなんて、大久保すごいなぁ。
もしかして、日頃からその二つを比較してたりするのかなぁ。
まぁ、そんなわけないだろうけど。
いまだに、自分の中で結論を出せないでいると、五十嵐に先を越されてしまった。
しまった、また最後だ。
「うちは、全然丼もの派。ご飯が味がついてるとか最高。全然考えもせずに適当に食べ進めたら、良い感じに食べ終わってるってのもいいよね。だから、うちは全然丼もの派」
はぁ、五十嵐は丼もの派なんだぁ。
確かにご飯自体に味がついてると、すげぇご飯進むよね。
あ、人の意見に感心してないで、自分のことを考えないと、会話に置いていかれる。
頷くだけでも、会話認定されるけど、それは寂しすぎる。
えーっと、考えるんだ俺、考えろ、結論を出せ。
よし、思いついた。
俺は思いついたままに話し出した。
会話への参加が最後になってしまってけど、そういうのを気にするような人もいないだろ。
「俺も、どちらかっていうと丼もの派かな。次どれ食べようとか考えずにかきこめるのっていいよね。それに、丼ものの方がご飯をいっぱい食べられるような気がするから」
よし、短めだったけど、良い感じのスタートが切れた気がするなぁ。
一周して、再び小坂の元に会話が返ってきた。
「えっと、ちなみに僕は、定食派だよ。いろんな品が食べられる感じが好きなんだよね。それにしても、きれいに2対2に分かれたね。まぁ、ご飯の好みは人それぞれだから、争ったりとかはしないけどね」
小坂が、テーマを出さなかったから、次はだれが出すのかな?
順番的に大久保かな?
面白いテーマに期待だな!!
いやぁ、楽しかったなぁ。
やっぱり楽しかったなぁ。
飯の話題は楽しいからなぁ。
いいね。話題”米”。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
範囲が広すぎもせず、狭すぎもせず、ちょうどいろいろなことが話せるくらいで。
予想通りというか、予想以上というか、すごく盛り上がったなぁ。
毎日こういう話題が続けばいいのになぁ。
飯の話は楽しいなぁ。
今日は、意見が違ったとしても、別に争わなかったし、争わなくても盛り上がれたからよかったなぁ。
世の中こうなっていくべきなんじゃないかなぁ。
多幸感で満ち満ちていると、アナウンスが鳴った。
”33分43秒12が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。
皆さんが話した”米”の食の部分だけでも、まだまだ話せそうなほどたくさんのことがあります。
でも、食べるということ以外でも、米というのはどのような植物なのかとか、米にはどのような歴史があるのかとか、米に関する作品はどんなものがあるのかとか、様々な分野に話を広げることができます。
そうやって広げられるのは、学んでいるからです。
いろいろな話題で、話せる分野を広げるためにも、今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”
アナウンスが止んだ。
教室に戻ってきた。
いやぁ、楽しかったなぁ。
明日の『雑談部屋』も楽しみだなぁ。
早く、明日にならないかなぁ。
こんな幸せな気分なのに怒られるとか嫌だから、今日はきちんと授業を受けて、このままの幸せな気分で家まで帰るぞぉ!!!
思うところもないし、何も文句もない。最高の雑談だったなぁ。
あぁ、いうのでいいんだよ、あぁいうので。
変にとがった話題とかじゃなくていいんだよ。
楽しませてくれよ。
今日も、昨日みたいな楽しい雑談がしたいなぁ。
どうかお願いします『雑談部屋』様、今日も楽しい雑談ができますように。
祈りながら『雑談部屋』に入っていった。
今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。
”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”
やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか?
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
ある意味、これがルーティーンみたいなところあるしなぁ。
再びアナウンスが鳴った。
”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『精米所』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『五十嵐様』『大久保様』『小坂様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『米』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”
アナウンスがやんで、光に包まれた。
米か。
米かぁ…
良い話題だなぁ。
染みるように”米”を感じた。
良いね、米。
こんないい話題で盛り上がらないわけないんだから。
昨日よりイージーモード!!
珍しいね。
昨日あんだけ簡単な話題だったから、その反動か何かで今日はくそみたいな話題になるのかと覚悟してた。良かったぁ…良かったわぁ…
それにしても、簡単!簡単!
今日も、何も気負う必要がない。
何にも用意する必要なし!
皆から何も出てこなくても適当に話してれば自然と盛り上がるでしょ。
なんせ我ら、米の国…は、アメリカだわ。
米食の国、日本!!
米食って生きてきたと言っても過言ではない。
いやぁ、今日も楽で楽しい雑談が俺らを待っている。
ルンルン気分でいたら光が収まった。
シチュエーションは、市街地と住宅地と農地の狭間みたいなところの無人精米所。
床にもみ殻があって、あまり掃除とか来てないのかな?ってところ。
その外にある自販機横のベンチにみんなで座っていた。
よくこういう所にあるのは、四人も余裕をもって座れるようなサイズじゃないはずだから、そこはリアリティーはない。
まぁ、雑談しやすくするための調整だろう。
再現性高いなぁ、自販機わきベンチを除けば、完全にどこにでもあるような無人精米所。
どこに労力を費やしてるんだろう?!
こういう力の入れどころをミスったようなシチュエーションを見るたびに思うんだよなぁ。
俺がシチュエーションに感動している間に小坂が話し始めた。
「えっと、話題は米ですね。やりやすそうな話題でよかったぁ……えっと、米っていう話題で、最初に聞くことじゃないかもしれないですけど、皆さんは、丼ものと定食系ってどっちが好きですか?」
やっぱり、話題、最初に言いたくなるよねぇ。
それにしても、丼ものと、定食系かぁ。
考えたことなかったなぁ。
確かに、米で二択を取るとしたら、そこになるのかなぁ?
別枠ご飯の定食系と、一緒にご飯の丼もの系、ってことでしょ。
うーん…
俺が真剣に悩んでいる間に、もう結論が出たのか大久保が答えを出した。
「私は、定食系、かな?丼ものは、結局、最後に、ご飯、残っちゃうんだよね。ペース、配分が、難しくて、最後の方、丼が、具と、ご飯で、山みたいに、なっちゃって、最後、ご飯だけの、時間が、出来ちゃうんだよね。それが、悪いって、ことでも、ないけど、最後は、おかずで、締めたい、派、だから、それが、できやすい、定食、派、かな」
あぁ、確かに、丼ものでおかずが最後になったことないかも。
そんな短時間で、そこまでのことを考えて言えるなんて、大久保すごいなぁ。
もしかして、日頃からその二つを比較してたりするのかなぁ。
まぁ、そんなわけないだろうけど。
いまだに、自分の中で結論を出せないでいると、五十嵐に先を越されてしまった。
しまった、また最後だ。
「うちは、全然丼もの派。ご飯が味がついてるとか最高。全然考えもせずに適当に食べ進めたら、良い感じに食べ終わってるってのもいいよね。だから、うちは全然丼もの派」
はぁ、五十嵐は丼もの派なんだぁ。
確かにご飯自体に味がついてると、すげぇご飯進むよね。
あ、人の意見に感心してないで、自分のことを考えないと、会話に置いていかれる。
頷くだけでも、会話認定されるけど、それは寂しすぎる。
えーっと、考えるんだ俺、考えろ、結論を出せ。
よし、思いついた。
俺は思いついたままに話し出した。
会話への参加が最後になってしまってけど、そういうのを気にするような人もいないだろ。
「俺も、どちらかっていうと丼もの派かな。次どれ食べようとか考えずにかきこめるのっていいよね。それに、丼ものの方がご飯をいっぱい食べられるような気がするから」
よし、短めだったけど、良い感じのスタートが切れた気がするなぁ。
一周して、再び小坂の元に会話が返ってきた。
「えっと、ちなみに僕は、定食派だよ。いろんな品が食べられる感じが好きなんだよね。それにしても、きれいに2対2に分かれたね。まぁ、ご飯の好みは人それぞれだから、争ったりとかはしないけどね」
小坂が、テーマを出さなかったから、次はだれが出すのかな?
順番的に大久保かな?
面白いテーマに期待だな!!
いやぁ、楽しかったなぁ。
やっぱり楽しかったなぁ。
飯の話題は楽しいからなぁ。
いいね。話題”米”。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
範囲が広すぎもせず、狭すぎもせず、ちょうどいろいろなことが話せるくらいで。
予想通りというか、予想以上というか、すごく盛り上がったなぁ。
毎日こういう話題が続けばいいのになぁ。
飯の話は楽しいなぁ。
今日は、意見が違ったとしても、別に争わなかったし、争わなくても盛り上がれたからよかったなぁ。
世の中こうなっていくべきなんじゃないかなぁ。
多幸感で満ち満ちていると、アナウンスが鳴った。
”33分43秒12が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。
皆さんが話した”米”の食の部分だけでも、まだまだ話せそうなほどたくさんのことがあります。
でも、食べるということ以外でも、米というのはどのような植物なのかとか、米にはどのような歴史があるのかとか、米に関する作品はどんなものがあるのかとか、様々な分野に話を広げることができます。
そうやって広げられるのは、学んでいるからです。
いろいろな話題で、話せる分野を広げるためにも、今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”
アナウンスが止んだ。
教室に戻ってきた。
いやぁ、楽しかったなぁ。
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