琉球お爺いの綺談

時の奔流

歴史は過去から流れる奔流なれば

　人類ホモサピエンスが生まれて数十万年くらいという。

　世界で最も古い、日本国の歴史で、ようように2700年に近づいたと言われるが、記録に残るようになって、ようよう1000年を超えるくらいである。

　時の流れは奔流のように、その時その時に生きる人々を、巻き込んで押し流していく。

　時の流れに抗うは、大雨の後で、濁流を清流に変えるくらいの難しさがある。

　しかしながら、時の流れそのものは、ちょっとしたことで、向きを変えて流れるモノなのである。

　変われば、これもまた、どこへ流れるとも判らぬ、奔流となって流れだしていく。





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　あやかしひとならざるものが生きる世界、退治されて、闇に追われて、滅びた者達
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　彼らが、もし生きていたら、退治されることなく、一緒に生きることが許されたなら、どんな世界が生まれるのであろうか。