家に帰りたい狩りゲー転移

roos

文字の大きさ
上 下
45 / 241
2章

(23)薄明の塔 2

しおりを挟む
 ──ハウラには、かけがえのない友がいた。
 家族を失った悲しみを糧に、共に強くなろうと誓い合った友だ。

 ハウラは十二年前、ミカルラとヨルドの里を助けらなかった己の無力さを悔いていた。自分がもっとしっかりしていれば、もっと多くの人が生き残ったはずだった。自分がミカルラの代わりにドラゴンの群れと対抗できるほどに能力を扱えれば、ミカルラがベアルドルフに殺されることもなかったのだ。

 だから、何もかもが終わって絶望しきっていた時に、バルド村でヨルドの里の生き残りがいると聞いた時はいてもたってもいられなくなった。

 まだ自分でも助けられる人がいるはず。あの日救えなかった人々の分まで、生き残った人々に手を差し伸べたい。ハウラはそんな思いに突き動かされ、ほとんど独断でバルド村の避難民をエラムラの里に受け入れることにした。

 『腐食』のせいで素手で人に触れることが出来ないハウラは、受け入れた避難民から嫌厭された。避難民たちはミカルラがヨルドの里を見捨てたと思い込んでおり、慈善のためにハウラが顔を出すたびに石を投げてきた。外に出るたびにハウラの生傷は絶えなかったが、それでも避難民たちが普通の生活を送れるよう、できうる限りの手を差し伸べ続けた。

 そんな時に、ハウラはエトロと出会った。
 当時のエトロは氷のように冴え冴えとした子供だった。全く笑いもせず怒りもしなかったが、ハウラが石を投げられたときは、決まって石を投げ返し相手を懲らしめてくれた。

 エトロはエラムラの里に来る前から、無表情の仮面の下で荒々しい復讐の炎を燃やし続けていた。来る日も来る日も訓練に明け暮れ、六歳にして大の大人に勝利を収めるほど凄まじい努力だった。

 母のために泣けなかったハウラにとって、目的のために邁進するエトロは眩しくて仕方がなかった。悲嘆にくれるのではなく、望む結果を引き寄せようとするエトロの努力に憧れた。

 エトロがいなければ、ハウラはベアルドルフの恐怖に怯えたままだった。エトロのお陰で、ハウラは持て余していた憎しみの使い道を知った。ニヴィが激しい憎しみで狂ってしまったように、ハウラもまた正しい狂い方・・・・・・を学んだのだ。

 すべての元凶を殺そう。

 ミカルラが残してくれた美しいエラムラの里を守るため、ハウラがベアルドルフを自らの手で打ち滅ぼす。その思いが、巫女の重責に押しつぶされそうだったハウラの心の支えとなった。

 十二年もの間、ハウラたちがダウバリフとシャルを里の外に放置していたのはただの怠慢ではない。行方知れずとなったベアルドルフを確実に誘き出すためにも、ダウバリフたちに下手に善意を見せてエラムラに対する怨念を薄れさせるわけにはいかなかったのだ。

 ニヴィがノーニャを殺した時も、シャルが関与していたからハウラたちは黙認した。シャルが苦しめられればベアルドルフは怒り狂い、直接ハウラを殺しに来る確率も高くなるはずだから。

 シャルの身代わりになったノーニャのことは胸が痛む。

 しかし、それとこれとは話が別だ。

 里にどれほどの血が流れようと、その先にまた新たな命が芽吹くのなら犠牲は必要だ。ベアルドルフに皆殺しにされる未来よりも、たった一人でも生き残った誰かが、再びエラムラを再興できるようにしなければならない。

 それが、エラムラを守ると誓った巫女の役目だ。

「ついにこの時が来た」

 戦慄く声色でエトロは笑う。
 ハウラもまた、彼女の後ろで目を閉じながら微笑んだ。

 自分たちから大切なものを奪った者への復讐。そのためだけに少女と巫女は雌伏の時を経て、今日という日を待ち望んでいたのだ。

 赤々と夕日が差し込む祈祷場の中で、獣じみた風格の大男と、クラゲのように儚げな少女が対峙する。

 露出の高い装備に身を包んだエトロの臍と手首の中で、雪のような菌糸模様が淡く光る。やがて菌糸の光は黄昏に染まる祈祷場を凍てつかせ、薄明の塔の風車をも巻き込んで吹雪となった。

 少女は吹雪を振り払うように一歩進み出ると、ベアルドルフに氷の槍先を向けた。
 
「私はバルド村の狩人、エトロ。大罪人ベアルドルフよ、お相手願う」
「……いいだろう」

 肌が切れてしまいそうな極寒の中、二人は手足から動作を読み合い、実力を把握し、そして──。

「シッ──!」

 押し殺すようなエトロの裂帛が、開戦の幕を上げた。

 エトロとベアルドルフの戦いは薄明の塔全体が震えるほど熾烈であった。
 氷の槍とセスタスの三枚刃が交わるたびに火花が散り、極寒の空気を蒸気で引き裂く。冷気に触れて一瞬で消える火花は線香花火のように美しく、夕暮れに染まる祈祷場を激しく明滅させた。

 床に置かれていた行燈や壁の蝋燭は、すべてエトロの発した冷気でかき消された。今や部屋を照らすのは両者の剣戟だけだ。暗がりの中で見えるのは二人の狂暴な相形だけとなる。

 待ち侘びた長年の仇敵を前に、エトロはかつてないほどに殺意を滾らせていた。

 ベアルドルフのせいで、エトロの両親も、友人も、好きだった人も、何もかもがドラゴンの雑踏で引き潰された。思い出の品を一つも持ち出す暇がないほど、ヨルドの里を襲った災厄はあまりにも突然の出来事だった。

 逃げた先の人々も、自分の匂いを追ってきたドラゴンのせいで同じ運命を辿った。逃げれば逃げるほど、積み上げてきた生活が踏み潰される絶望。まるで自分が死神か災害にでもなった気分だった。

 そしてようやくバルド村で安息を得られた時に、エトロは知ってしまった。自分が最初からバルド村に避難していれば、他の村までスタンピードに巻き込まれなかったという可能性に。

 自分があの時、家族と共にヨルドの里で死んでいれば、他の村の人々まで殺されるようなことにならなかったかも知れない。だが命がけで逃がしてくれた両親を思うと、エトロは何が何でも生き残らなければならなかった。何度あの時間をやり直したとしても、エトロは逃げることを諦めなかっただろう。

 分かっていても、暗い夜が来るたびに考えてしまう。家族の思いと、巻き込まれてしまった大勢の人々と、どちらを優先するべきだったのか。故郷を失う痛みを、むざむざ他の人にまで振りまいてまで、自分に生きる価値はあったのか?

 大人たちは優しく慰めてくれたが、どの言葉も真の意味でエトロを救ってはくれなかった。

 せめて、己の身は己で守れるように強くなろう。それ以外に、幼いエトロができることは何もない。ベッドの上で膝を抱えながら時間を浪費するだけでは、いつか憤死してしまいそうだった。そんな夜を一年もの間、毎日のように過ごし続けていた。

 ある時、エラムラの里から避難民を受け入れるという話が出て、エトロは大人たちに連れられて引っ越すことになった。その先でエトロは、ようやく自分が恨むべき相手を見つけたのだ。

 ヨルドの里が滅びたのはベアルドルフのせいだ。

 討滅者たる巫女ミカルラの力があれば、ああも完膚なきまでにヨルドの里が壊滅することもなかった。

 ベアルドルフさえいなければエトロは過ちを犯さなかった。

 この男さえ、いなければ!

「せいやぁッ!」

 青白い槍が空気を引き裂くたび、周囲にダイヤモンドダストのような煌めきが散る。細氷は自らの冷気でみるみる肥大化すると、矢の雨へその身を作り替えた。

 矢の一つ一つは人間の腕に匹敵するほど長く、先端は凶悪な棘でびっしりと覆われている。それらが打ち出された瞬間、甲高く泣き叫ぶような音が祈祷場に響き渡った。

「小細工を!」

 ベアルドルフは獰猛に笑い、素手の右手と左のセスタスを交差させるように氷の矢を薙ぎ払った。

 破壊された氷の破片が燐光を放ちながら祈祷場に溶ける。

 幻想的な光景の中、ベアルドルフは無感動に視線を走らせた。隻眼は優雅に空中を薙いでいくが、肝心の青白い髪がどこにも見当たらない。

 刹那、ベアルドルフの顎を狙って槍が真下から突き上げられた。エトロが氷の破片に紛れるよう、床を這うほどの低い位置から襲い掛かったのだ。

 即座にベアルドルフが上半身を逸らして避けるが、その脇腹へエトロの回し蹴りが直撃した。下位ドラゴンの頭部なら簡単に砕け散る威力だ。普通の人間なら骨が砕け、立っていることすらできないだろう。

 エトロは口を引き結んだまま巨躯が倒れるのを待ち望む。

 しかし、ベアルドルフはじっと佇んだまま全く倒れる気配がなかった。

「エトロと言ったな」

 前触れもなくベアルドルフは言う。

「その戦い方、まるでレオハニーとよく似ている。……そうか、貴様があいつの弟子か」
「はっ、師匠と戦った男と相まみえるとは光栄だ」
「心にもない事を」

 淡々と口を動かすエトロに、ベアルドルフも口角を吊り上げる。
 感情を装いあう二人は大根役者の演劇じみており現実感がない。だが、交わされる剣戟の激しさは紛い物ではなかった。

 エトロは間合いが外れた槍を後方に蹴り飛ばしながら、両手に氷を纏ってベアルドルフのセスタスに対抗する。

 至近距離で繰り出される拳と拳のぶつかり合い。

 エトロは床に氷を張ると、顔に向けられたセスタスの刃をぎりぎりで回避しつつベアルドルフの股下を滑り抜けた。去り際に髪の毛の一束が床ごと引き裂かれ、起き上がった際にエトロの肩から髪の残骸が落下した。

 エトロは蹴り飛ばした槍がベアルドルフの向こう側にあるのを確認する。拳ではやはり力負けするが、エトロが槍を拾う暇を与えるほどベアルドルフは生易しくはない。

 案の定、ベアルドルフはエトロと槍の直線状に悠然と割り込み、さらに左手のセスタスを腰のベルトにひっかけた。

 舌打ちをするエトロに向けて、ベアルドルフは紫色の瞳を細く削いだ。

「レオハニーの弟子は未だ採集狩人と聞いていたが、貴様の実力はすでに守護狩人まで達していよう。だのに竜王討伐に向かわぬのは、レオハニーの意思か」
「お前には関係ない」

 エトロは足を引き、豹のように四肢で床を蹴りながら飛び掛かる。即座にベアルドルフが鳩尾を狙って右足を蹴り出すが、エトロはつま先に手をついて跳び箱の要領で空中に躍り出た。

 ベアルドルフの頭上に来るや、虚空から身の丈に迫る氷塊を作り出し、投下。

 されどベアルドルフは一歩もその場から動くことなく、片手だけで落下する氷塊を受け流し、ぐるりと身体を回転させてエトロに投げ返した。人間の可動域を遥かに超えた強肩の動きに、エトロは思わず目を剥いた。

「討滅者は、揃いも揃って人外か!」

 悪罵しながらエトロは氷の足場を作り上げると、壁蹴りの要領で自分の身体を氷塊の軌道上から逃がした。逃げる方向はもちろん、ベアルドルフの向こう側に転がっている槍のところだ。

 空中で氷塊とすれ違った後、氷塊の軌道上に残っていた氷の足場が衝突し、騒々しい音を立てながら周囲に爆散した。

 冷気を背に浴びながらエトロは前転で受け身を取り、流れのまま槍を拾い上げる。

 曲芸じみた回避を披露するエトロも、世間一般で言えば相当の実力者だ。あれだけ動き回っても息一つ乱しておらず汗も掻いていない。それどころか、まだベアルドルフと対峙する余裕がある。

 だが恐るべきは、ベアルドルフの底知れぬ強さだ。戦いの最中、ベアルドルフは一度も菌糸能力を使っていない。もし彼が最初から全力で向かってきていたなら、エトロは打ち合いをする暇もなく首をへし折られていただろう。

 差し向かいで勝てるとは微塵も思っていなかったが、ベアルドルフの強さはエトロが想定していた以上だった。下手をすると、最強の討滅者であるレオハニーと並び立つほど。

「貴様のような狩人がまだ残っていたとはな」

 ベアルドルフが野太い笑みを浮かべるが、エトロにはもはや皮肉を返す余裕もなかった。

 自分一人で消耗戦を強いるつもりだったが、ベアルドルフは全く手の内を明かさず、まるで観戦しているかのようにエトロの戦い方を眺めるだけだ。むしろこちらの方が追い詰められている。予定していたよりも足止め・・・は長く続かないかもしれない。

 冷や汗を掻くエトロを知ってか知らずか、ベアルドルフは再び口を開いた。

「エトロ、と言ったな。貴様の力、ここで殺すのは惜しい。オレの下に来ないか?」
「貴様を憎む相手に、よくもぬけぬけとそのようなことが言えるな!」
「真実を知れば、貴様も憎むだけではいられまいよ」

 ベアルドルフの口元が皮肉気に歪められる。その片頬に、一瞬だけ幽寂とした色が乗った気がした。

「十二年だ」

 密やかに、だが身体の奥底からこみ上げる情炎を隠しきれぬ声色で、ベアルドルフは続ける。

「我々は十二年、化け物どもの企みを潰すためにこの身を捧げてきた。エトロよ、貴様はそこの化け物に騙されているぞ」
「勧誘の次は世迷言か。討滅者というものが、呆れ果てた根性だ!」
「──やはり貴様は、レオハニーから何も聞いていないのだな」

 問答の最中に浴びせられた台詞に、エトロは愕然と目を見開いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ダンジョン美食倶楽部

双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。 身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。 配信で明るみになる、洋一の隠された技能。 素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。 一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。 ※カクヨム様で先行公開中! ※2024年3月21で第一部完!

【R18】異世界なら彼女の母親とラブラブでもいいよね!

SoftCareer
ファンタジー
幼なじみの彼女の母親と二人っきりで、期せずして異世界に飛ばされてしまった主人公が、 帰還の方法を模索しながら、その母親や異世界の人達との絆を深めていくというストーリーです。 性的描写のガイドラインに抵触してカクヨムから、R-18のミッドナイトノベルズに引っ越して、 お陰様で好評をいただきましたので、こちらにもお世話になれればとやって参りました。 (こちらとミッドナイトノベルズでの同時掲載です)

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】

一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。 追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。 無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。 そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード! 異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。 【諸注意】 以前投稿した同名の短編の連載版になります。 連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。 なんでも大丈夫な方向けです。 小説の形をしていないので、読む人を選びます。 以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。 disりに見えてしまう表現があります。 以上の点から気分を害されても責任は負えません。 閲覧は自己責任でお願いします。 小説家になろう、pixivでも投稿しています。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。

sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。 目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。 「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」 これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。 なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入! 舐めた奴らに、真実が牙を剥く! 何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ? しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない? 訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、 なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト! そして…わかってくる、この異世界の異常性。 出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。 主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。 相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。 ハーレム要素は、不明とします。 復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。 追記  2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。 8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。 2024/02/23 アルファポリスオンリーを解除しました。

異世界無宿

ゆきねる
ファンタジー
運転席から見た景色は、異世界だった。 アクション映画への憧れを捨て切れない男、和泉 俊介。 映画の影響で筋トレしてみたり、休日にエアガンを弄りつつ映画を観るのが楽しみな男。 訳あって車を購入する事になった時、偶然通りかかったお店にて運命の出会いをする。 一目惚れで購入した車の納車日。 エンジンをかけて前方に目をやった時、そこは知らない景色(異世界)が広がっていた… 神様の道楽で異世界転移をさせられた男は、愛車の持つ特別な能力を頼りに異世界を駆け抜ける。 アクション有り! ロマンス控えめ! ご都合主義展開あり! ノリと勢いで物語を書いてますので、B級映画を観るような感覚で楽しんでいただければ幸いです。 不定期投稿になります。 投稿する際の時間は11:30(24h表記)となります。

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

処理中です...