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僕怖くないよ!

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ジャグジーでぷくぷくと楽しんでいる間に、夕餉が届けられた。


お願いして、ジャグジーの側に持ってきてもらう。

今夜はお楽しみだろう、ということが想定されていたのか、片手で持って食べられる軽食やつまみと酒がメインだった。


巻かれた生ハムには、かわいいピックが刺さっている。




「うわぁ~優雅~。」

カワイイ口に、ちょん、と入れてやる。


「ねぇ、チャーリー。あのね、この間は痛がって怖がっちゃったけどね、僕、今夜は頑張れるから、気にしないで一思いにやってね!」



ぶっ!


シャンパンを吹き出してしまった。





「ブラウン王子が言ってたの。すっごい便秘で何日も出てないときとか、すっごい大きいの出ることあるでしょ、って。」


「はぁ…。まあ、うん、あるな。」

何を教えてるんだ、あの人は。明け透けにもほどがある。

初対面の時はまさかこういう人とは思わなかった。


話しやすいけど。




「あれが出てくるんだから、入るんだよ!って教えてくれたの!僕もなるほどなあ確かに、って。」


うん、でも食事時だからね。タイミングを考えてほしかったなあ。天然でかわいいけど。




「それにねっ…。」


リリーがもじもじしながら、じっと斜め下を見ている。

俺の股間のあたりを。



「スタンリーさんのは、米ナスくらいなんだって!それでも僕より小柄なブラウン王子に入ってるんだから、きっと大丈夫だって安心してるの!」


ニンジンくらいの大きさですもんね。わかってますよ。はい。



「おそるおそるの方が痛いんだって!一気に行った方が痛くないんだって!注射と同じだよね!僕、頑張るっ。だって、僕でチャーリーを気持ちよくさせてあげたいんだもの…。だめ?」



きたあああ!上目遣いきたああああああああああああ!!






「リリー!!!」


「はいっ!」



ジャグジーの中で口づけを交わす。


その慎ましやかな尖りも。

白い首筋も。


バスタオルで包んで、大事に大事に。

俺は、リリーを寝台へ運んだ。
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