僕の名前を

Gemini

文字の大きさ
37 / 42
第三章 ふたり暮らし

第五話※

しおりを挟む
「そのまま、続けてよ」

 僕は前を見せないように背中を屈めた。

 続けてよって……こんなこと長政に知られて、裸を見られてどこか消えてしまいたい……。長政に背を向けていると長政はついに風呂場に入ってきた。Tシャツを脱ぎ捨て洗面所に放ると風呂場のドアを閉める。

 そして僕を後ろから抱きしめた。

「せっかくだから続けよ……?」

 そう耳元でつぶやかれ耳たぶを甘噛みされると、既に火照っている僕の体はすぐにまた熱くなる。

「まさか、俺のこと想像してやってるとはね」

 そう言いながら僕の項へ攻撃を始める。声でわかる。長政が楽しんでる。唇で甘噛みされたり舌で舐められたり、でもそれが首元から次第に背中や肩に広がっていく。

「んぁ……、ながまさ……」
「うん」

 長政の手が僕の胸を弄り撫でたとき、僕の突起をかすめていった。擦れた突起はすぐに硬くなって、確かめるように長政の手が戻ってきて親指で突起を刺激されると僕はあっけなく声を漏らした。

「ここ、弱い?」
「し、知らない……」
「ふぅん?」

 次に突起を指先で摘まれた。

「んぁ……っ」

 弱く絶妙に摘まれビリビリと電流が流れる。僕はたまらなくなり天を仰いだ。僕は童貞だ、誰かに僕の体を触られたことがないし、ひとりでやってるこんなところ見つかって、死ぬほど恥ずかしい。なのに、長政に触ってほしいって思ってる……。

「俺に寄りかかっていいよ」

 ぐいっと腰を引き寄せられてしまい、観念して言われるがまま長政に身を委ねると長政の右手が僕の太ももの間に差し込まれた。ビクリとすると、すかさず長政に僕の項を舐められてまた力が抜ける。太ももの内側を撫でられ、僕のモノが期待して膨張していく。

「巴、さわってい?」
「き……聞くな……」
「ふふ、わかった」

 太ももの内側を撫でていた長政の手がいよいよ僕のモノに当てられた。やさしく下から包むように撫でられる。

「あ…………」

 ずっと触ってほしかった……

「巴……、すげぇ、熱い」
「そんなん、言うな……っ」

 長政が僕のモノを握ると上下にやさしく扱き始める。

「はぁ……んっ」

 僕は顔だけ後ろを向いて長政を見ると長政はキツそうな顔をしている。後ろ手で長政の頬に触れると長政に唇を塞がれ、熱い舌がぬるりと入り込んで僕の口内を犯す。

「ん、……ぁ……」

 長政の手が早くなり僕は絶頂を迎えそうになる。

「…………んんっ」

 僕は簡単にいってしまった……。



 一気に力が抜けて長政に寄りかかる。

 長政は器用に手を伸ばしてシャワーのレバーをひねりお湯を出すと僕にそれをかけてくれた。


「きもちよかった?」

 長政が聞いてくるがその声はやはり少し余裕がなく感じる。僕は長政に抱きついた。

「長政も……いけよ」
「あぁ、……そうだな」

 僕を片手で抱きしめて、もう片方の手で器用に短パンと下着を脱いでそれを風呂の縁にかけると改めて僕をぎゅっと抱きしめた。

「もう、すぐイきたいよ」

 分かる、僕の腰を温かなものがツンツンと主張しているんだ。長政は自身の硬くて暑いものを触るとゆっくりしごき始めた。


 僕は長政の首から離れると風呂の縁に腰掛けた。




しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦

雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、 隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。 しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです… オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が なかたのでした。 本当の花嫁じゃない。 だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、 だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という お話です。よろしくお願いします<(_ _)>

一軍男子と兄弟になりました

しょうがやき
BL
親の再婚で一軍男子と兄弟になった、平凡男子の話。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

イケメン大学生にナンパされているようですが、どうやらただのナンパ男ではないようです

市川
BL
会社帰り、突然声をかけてきたイケメン大学生。断ろうにもうまくいかず……

天啓によると殿下の婚約者ではなくなります

ふゆきまゆ
BL
この国に生きる者は必ず受けなければいけない「天啓の儀」。それはその者が未来で最も大きく人生が動く時を見せる。 フィルニース国の貴族令息、アレンシカ・リリーベルは天啓の儀で未来を見た。きっと殿下との結婚式が映されると信じて。しかし悲しくも映ったのは殿下から婚約破棄される未来だった。腕の中に別の人を抱きながら。自分には冷たい殿下がそんなに愛している人ならば、自分は穏便に身を引いて二人を祝福しましょう。そうして一年後、学園に入学後に出会った友人になった将来の殿下の想い人をそれとなく応援しようと思ったら…。 ●婚約破棄ものですが主人公に悪役令息、転生転移、回帰の要素はありません。 性表現は一切出てきません。

ある日、人気俳優の弟になりました。

雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。 「俺の命は、君のものだよ」 初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……? 平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。

処理中です...