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傷付くのが怖くて…(風歌)
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英士「風歌ちゃんは今まで、人にこれを言ったら悲しむんじゃないか ? これを言ったら傷付けてしまう……だから心にしまって置こう……そうやって自分の想いや感情を抑えて来たんだもんね?」
風歌「英士さん……」
英士「もうそんな風に思わなくていいからね。自分の『想いの丈を沢山話しな』って言ったじゃんか。沢山、沢山聞くよ? だから遠慮なんかしなくていいんだ」
英士「風歌ちゃん。市の職員達との事、凄い頑張ったね。対峙した時、逃げずに自分の想いを言って戦って強くなったね。偉いねって思ったんだよ」
堪え切れずに涙して、ハンカチで目頭を押さえている、風歌ちゃん
あぁ、抱き締めてあげたいよ……
英士「けどそれは、他の人が苦しめられていたりとかする時に見せる、風歌ちゃんのパワーでさ…… オイラに対してな時だけは、相変わらず遠慮のかたまりを発動させるわ、時に敬語なんだもん『余り何でもかんでも話したり連絡をしつこくしたら、迷惑になったりしないかな? って思って……』とか言ってさ」
風歌「英士さん……」
英士「風歌ちゃん…… すげぇ身勝手な事言ってんの分かってんの。風歌ちゃんが俺の事を考えて、大事な話してくれないのを寂しいって思うし。 迷惑じゃないかな? とか遠慮しちゃうのも寂しいし……でもね……」
風歌「冴多先生は『本当の想いを言ってもいいんだよって……何も話してくれない方が、心配するに決まってるでしょ?』って言われたの……本当にそうだ……私自身が傷つくのが怖くて、傷付きたくなくて…… 私は『人に何も言えない』って事を言い訳にして……『人に何も言わない事』事で人を傷付ける事だってあるのに……英士さんゴメンなさい」
違うよ風歌ちゃん……
風歌「英士さん……」
英士「もうそんな風に思わなくていいからね。自分の『想いの丈を沢山話しな』って言ったじゃんか。沢山、沢山聞くよ? だから遠慮なんかしなくていいんだ」
英士「風歌ちゃん。市の職員達との事、凄い頑張ったね。対峙した時、逃げずに自分の想いを言って戦って強くなったね。偉いねって思ったんだよ」
堪え切れずに涙して、ハンカチで目頭を押さえている、風歌ちゃん
あぁ、抱き締めてあげたいよ……
英士「けどそれは、他の人が苦しめられていたりとかする時に見せる、風歌ちゃんのパワーでさ…… オイラに対してな時だけは、相変わらず遠慮のかたまりを発動させるわ、時に敬語なんだもん『余り何でもかんでも話したり連絡をしつこくしたら、迷惑になったりしないかな? って思って……』とか言ってさ」
風歌「英士さん……」
英士「風歌ちゃん…… すげぇ身勝手な事言ってんの分かってんの。風歌ちゃんが俺の事を考えて、大事な話してくれないのを寂しいって思うし。 迷惑じゃないかな? とか遠慮しちゃうのも寂しいし……でもね……」
風歌「冴多先生は『本当の想いを言ってもいいんだよって……何も話してくれない方が、心配するに決まってるでしょ?』って言われたの……本当にそうだ……私自身が傷つくのが怖くて、傷付きたくなくて…… 私は『人に何も言えない』って事を言い訳にして……『人に何も言わない事』事で人を傷付ける事だってあるのに……英士さんゴメンなさい」
違うよ風歌ちゃん……
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