100 / 133
凄い大切な深い告白(風歌)
しおりを挟む
英士「違うよ。風歌ちゃん。 こんな風にさ、これからは…… これからも想いの丈を打ち明け合って。相手が苦しみ。悲しみの中にいる時は、少しでも軽くなる様に半分コにしてさ、助けて支えて。嬉しい事。楽しい事があった時は共有して二に倍してさ。頑張って行こうよ! って事!」
風歌「ええ。 苦しみ悲しみ半分コ。嬉しい楽しいは二倍にしましょうね」
うーん……手強い鈍感ちゃんですね
ていうか……風歌ちゃんが凄い緊張感漂わせてんの
風歌「あのね……英士さんが何でも話してもいいよ。って言ってくれたから……色んな事が起こり過ぎて自分だけでは心の整理が付かなくて……源本家のおじいちゃんとおばあちゃんから、 私が生まれた時の事を謝罪したいってお手紙が届いたの……」
風歌ちゃんにそんな事が起きてたんだ……
風歌 「3日前にウチにいらっしゃって……』
──
-回想-
倫『子供が出来ました。結婚を許して下さい』
風音『よろしくお願いします』
『倫……お前は……源本家の長男なんだぞ? 私が決めた女性と結婚させるからな』
『倫……貴方まだ18歳なのよ……19歳で父親って……』
風歌「会社の発展の為に……」
『倫に相応しい人は他にいる!』
倫『相応しいって何だよ? 会社を今まで以上に発展させる事、風音には無理だって言うのかよ?』
『風音ちゃん…… 貴女がとても良い子なのは分かっているわ。倫を想って下さるなら…… 身を引いてちょうだい』
──
風歌「会社の利益を優先して、愛し合う二人を別れさせた事を『後悔している』と『風歌ちゃんから母親を 奪ってご免なさい』って……謝られて」
英士「うん……」
──
風歌『おじいちゃん、おばあちゃん。 私は伯母さんと、伯父さんに引き取られて愛されて育ちました。それに、おじいちゃん、おばあちゃんは孫の私を慈しみ可愛いがってくれたじゃないですか。それに私は、実の母親と再会が叶いました……それに……パパから聞きました』
倫『風歌。親父と母さんに、風音と再会した事。風歌と風音も再会した事を伝えた時に、風歌と風音に謝りたいと…… 別れさせた後に『何度も、結婚を進めても断わり続けた頑固者が……風音さんが、我々のした事を許して下さるなら ……倫が今でも、風音さんとの付き合いを望むなら……倫と風音さんの事を許す』って言って貰えたよ』
──
風歌「って、パパが話してくれて……おじいちゃん、おばあちゃんに……『ママを 認めて下さって。 許して下さって。 ありがとうございました』って伝えたの」
英士「そうか……」
なんか……凄い重い話になったな……
深い告白だな
風歌「その話を聞いた、桜王家のおじいちゃんおばあちゃんもウチにいらっしゃって。ママとパパが私を養女にする。って話に大反対した事を後悔したんですって。 桜王家のおじいちゃんと、おばあちゃんにとっては、私は血は繋がってないでしょ? けど『本当の孫のように可愛くて仕方ないふうちゃんにそんな酷い事を言ってご免なさいね』って…… ママにも酷い言葉を投げ掛けたそうなんだけど……ママとパパに『 この先、本当の孫として可愛がってくれたら。風歌を受け入れて愛してくれたらそれで良い』って言われた時に救われたって」
英士「風歌ちゃん……凄い大切な告白をしてくれてありがとう…… さっき、風歌ちゃんは、傷つくのが怖くて、傷付きたくなくて…… 『人に何も言えない』って事を言い訳にして……『人に何も言わない事』事で人を傷付ける事もあるのにって言ったけど、沢山傷付いて苦しい思いしたんだもん。これからはオイラが傍に居て『何でも話したい』『何でも話したくなる』って思う様な幸せをキミにプレゼントするからね」
風歌「へ? どういう意味? 英士さん」
この流れでマジで気が付いてないとか……
オイラ、 将来の事について
結構な事
キミに伝えたよね?
風歌「ええ。 苦しみ悲しみ半分コ。嬉しい楽しいは二倍にしましょうね」
うーん……手強い鈍感ちゃんですね
ていうか……風歌ちゃんが凄い緊張感漂わせてんの
風歌「あのね……英士さんが何でも話してもいいよ。って言ってくれたから……色んな事が起こり過ぎて自分だけでは心の整理が付かなくて……源本家のおじいちゃんとおばあちゃんから、 私が生まれた時の事を謝罪したいってお手紙が届いたの……」
風歌ちゃんにそんな事が起きてたんだ……
風歌 「3日前にウチにいらっしゃって……』
──
-回想-
倫『子供が出来ました。結婚を許して下さい』
風音『よろしくお願いします』
『倫……お前は……源本家の長男なんだぞ? 私が決めた女性と結婚させるからな』
『倫……貴方まだ18歳なのよ……19歳で父親って……』
風歌「会社の発展の為に……」
『倫に相応しい人は他にいる!』
倫『相応しいって何だよ? 会社を今まで以上に発展させる事、風音には無理だって言うのかよ?』
『風音ちゃん…… 貴女がとても良い子なのは分かっているわ。倫を想って下さるなら…… 身を引いてちょうだい』
──
風歌「会社の利益を優先して、愛し合う二人を別れさせた事を『後悔している』と『風歌ちゃんから母親を 奪ってご免なさい』って……謝られて」
英士「うん……」
──
風歌『おじいちゃん、おばあちゃん。 私は伯母さんと、伯父さんに引き取られて愛されて育ちました。それに、おじいちゃん、おばあちゃんは孫の私を慈しみ可愛いがってくれたじゃないですか。それに私は、実の母親と再会が叶いました……それに……パパから聞きました』
倫『風歌。親父と母さんに、風音と再会した事。風歌と風音も再会した事を伝えた時に、風歌と風音に謝りたいと…… 別れさせた後に『何度も、結婚を進めても断わり続けた頑固者が……風音さんが、我々のした事を許して下さるなら ……倫が今でも、風音さんとの付き合いを望むなら……倫と風音さんの事を許す』って言って貰えたよ』
──
風歌「って、パパが話してくれて……おじいちゃん、おばあちゃんに……『ママを 認めて下さって。 許して下さって。 ありがとうございました』って伝えたの」
英士「そうか……」
なんか……凄い重い話になったな……
深い告白だな
風歌「その話を聞いた、桜王家のおじいちゃんおばあちゃんもウチにいらっしゃって。ママとパパが私を養女にする。って話に大反対した事を後悔したんですって。 桜王家のおじいちゃんと、おばあちゃんにとっては、私は血は繋がってないでしょ? けど『本当の孫のように可愛くて仕方ないふうちゃんにそんな酷い事を言ってご免なさいね』って…… ママにも酷い言葉を投げ掛けたそうなんだけど……ママとパパに『 この先、本当の孫として可愛がってくれたら。風歌を受け入れて愛してくれたらそれで良い』って言われた時に救われたって」
英士「風歌ちゃん……凄い大切な告白をしてくれてありがとう…… さっき、風歌ちゃんは、傷つくのが怖くて、傷付きたくなくて…… 『人に何も言えない』って事を言い訳にして……『人に何も言わない事』事で人を傷付ける事もあるのにって言ったけど、沢山傷付いて苦しい思いしたんだもん。これからはオイラが傍に居て『何でも話したい』『何でも話したくなる』って思う様な幸せをキミにプレゼントするからね」
風歌「へ? どういう意味? 英士さん」
この流れでマジで気が付いてないとか……
オイラ、 将来の事について
結構な事
キミに伝えたよね?
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説



忙しい男
菅井群青
恋愛
付き合っていた彼氏に別れを告げた。忙しいという彼を信じていたけれど、私から別れを告げる前に……きっと私は半分捨てられていたんだ。
「私のことなんてもうなんとも思ってないくせに」
「お前は一体俺の何を見て言ってる──お前は、俺を知らな過ぎる」
すれ違う想いはどうしてこうも上手くいかないのか。いつだって思うことはただ一つ、愛おしいという気持ちだ。
※ハッピーエンドです
かなりやきもきさせてしまうと思います。
どうか温かい目でみてやってくださいね。
※本編完結しました(2019/07/15)
スピンオフ &番外編
【泣く背中】 菊田夫妻のストーリーを追加しました(2019/08/19)
改稿 (2020/01/01)
本編のみカクヨムさんでも公開しました。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

もう惚れたりしないから
夢川渡
恋愛
恋をしたリーナは仲の良かった幼馴染に嫌がらせをしたり、想い人へ罪を犯してしまう。
恋は盲目
気づいたときにはもう遅かった____
監獄の中で眠りにつき、この世を去ったリーナが次に目覚めた場所は
リーナが恋に落ちたその場面だった。
「もう貴方に惚れたりしない」から
本編完結済
番外編更新中
拝啓、許婚様。私は貴方のことが大嫌いでした
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【ある日僕の元に許婚から恋文ではなく、婚約破棄の手紙が届けられた】
僕には子供の頃から決められている許婚がいた。けれどお互い特に相手のことが好きと言うわけでもなく、月に2度の『デート』と言う名目の顔合わせをするだけの間柄だった。そんなある日僕の元に許婚から手紙が届いた。そこに記されていた内容は婚約破棄を告げる内容だった。あまりにも理不尽な内容に不服を抱いた僕は、逆に彼女を遣り込める計画を立てて許婚の元へ向かった――。
※他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる