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悪童の流儀(2)※
(7)
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立ち上る心地よさは、泥の罠のようだ。いじられている秘処からじわじわと、獲物が身動きできないように全身に絡みつき搦めとる。その仄暗い恐ろしさに、無駄だと知っても抗わずにはいられない。
「はぁっ、あぁっ……もう、やめ……ジェイムズ、離せ!」
「ここで止めたり離したりできる男がいたら、そいつは男ではないぞ、レジィ」
聞き分けのない子供をなだめるように、背後で苦笑する気配がする。
そうして弾ける寸前まで嬲られた性器は、びしょびしょに濡れそぼち、その先端から先走りが敷布に滴って、ジェイムズの両手をも十分に濡らしていた。
「念のため聞くが、男を受け入れるのは初めてだな?」
快楽を堪えることだけで手一杯になっていたレジナルドは、色々な意味でデリカシーに欠ける問い掛けに、皮肉を込めて吐き捨てた。
「君は慣れているみたいだな!」
「私が慣れていなかったら、君はこれから大惨事に遭うことになるぞ」
「はぁっ、あぁっ……もう、やめ……ジェイムズ、離せ!」
「ここで止めたり離したりできる男がいたら、そいつは男ではないぞ、レジィ」
聞き分けのない子供をなだめるように、背後で苦笑する気配がする。
そうして弾ける寸前まで嬲られた性器は、びしょびしょに濡れそぼち、その先端から先走りが敷布に滴って、ジェイムズの両手をも十分に濡らしていた。
「念のため聞くが、男を受け入れるのは初めてだな?」
快楽を堪えることだけで手一杯になっていたレジナルドは、色々な意味でデリカシーに欠ける問い掛けに、皮肉を込めて吐き捨てた。
「君は慣れているみたいだな!」
「私が慣れていなかったら、君はこれから大惨事に遭うことになるぞ」
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