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06.マチアプで知り合ったお兄さんと
しおりを挟む『リコ、次何飲む?』
めちゃくちゃ飲ませてくる男
『リコ、ちゃんと家帰れる?終電ないよね?』
下心を包み隠さない男
これまでアプリで知り合った人は
どれもピンと来なかった。
「ネイル変えたんだ、綺麗」
この男に出会うまでは。
薄暗いバーで私の手を取る。
指先が今にも唇に触れそうな距離。
「足元気をつけてね」
そう言って、私の肩を支える。
この男に下心がないとは言っていない。
それを上回って私が抱かれに来てるんだから
これは別問題、これでいいんです。
一言で言い表すとまさに沼。
付き合ったら絶対に後悔するけど、
会うのをやめられない。
リビングのドアを開けると、この前とは違う
高いアロマディフューザーの香りがする。
ダウナー系の男って、
何でこんなに魅力的なんだろう。
綺麗に片付けられた清潔な部屋。
ほんとに彼女いないの?と聞きたくなるが
この完璧さを見せつけられたらちゃんと自分で
綺麗に保っているのも頷ける。
この部屋に色んな女呼んでるんだろうな。
シャワーを浴びて奏のTシャツを借りる。
どうせすぐ脱がされるから着ても意味ないけど。
年は1つ上、銀行系の証券マンらしい。
セフレなので本当かどうかには別に興味ないが、
社章が光っているのでおそらく本物と思われる。
こんなんで、仕事もできてって
世の中ほんとに不公平だとつくづく思う。
「リコ最近忙しい?」
横になって私の髪に指を通しながら聞く。
「いや、別に…期末だけど多少、くらい」
「眠そうな顔してるから」
そう言って、おでこにキス。
「んー…」
腕を回してギュッと抱きしめると、
奏も私の背中をさする。
優しくて、甘やかしてくれて、
頼りになって癒される。
「…瑠璃子」
驚いて思わず胸を押し返す。
「何で本名…?!」
一度も教えてないし、LINEもみんなに呼ばれてるし
違和感ないからリコにしていたはずだ。
「この前名刺もらった」
「あげてない!勝手にとったでしょ!」
「なんか困る?」
困らないけど、こんなのプライバシーの侵害だ。
私としたことが…
「本名気になったんだもん」
「いや、やっていいこととさあ…」
「俺のもあげる」
バッグに手を伸ばして、名刺入れから
1枚名刺を取って渡してくる。
ちゃんと、聞いた通りの会社、聞いた通りの名前。
「最初から本名名乗ってて、怖くないの…」
「瑠璃子にだけだよ、信用できそうだったから」
「そういうの言って喜ぶの、学生くらいだよ」
「でもほんとに信用できる人だったじゃん?」
所詮アプリで出会ったセフレなのに、
なんか勘違いしそうになる。
今日はまた、騙されてもいいか……
「ん、あっ…ッ」
ゆっくり焦らすように、全身愛撫される。
てのひらを指先で
すすっと触られるだけで息が漏れる。
「奏、っ…んンッ♡」
してほしいこと、全部わかってるみたいにしてくれる
「ふぁ、!♡♡アッッ♡♡♡」
クリに愛液を纏った指が触れただけで
イキそうになってる♡
「もうこんなに感じてるんだ…可愛い」
「ッん…♡♡奏っ、ッはァ…♡」
ゆっくり周りを撫でられて腰が動くっ♡♡
「…1回イかせてあげる」
「あア゛アッッッ!♡♡♡♡
イクッ♡♡いぐっ♡♡!!」
急に思いっきりクリを擦られてすぐイッちゃった♡♡
「っあアッ…、ハァ…っ♡♡」
ズププッ♡♡
「ああッ…♡っあ、♡」
休む間もなく奏のが入ってくる♡
「瑠璃子…っ」
ズッ♡ズッ♡
「っ、や…んッ、あ♡♡」
奥まで突かれて勝手に声出ちゃう…♡
「ああ、そんな顔して…可愛いね」
パンパンパンパンッ♡♡クリクリクリ♡♡♡
ジュプジュプジュプ♡♡ズッ♡ズプッ♡♡♡
「ああ゛ッ!♡♡♡
早くしちゃッッ♡だめ、っ…♡♡!」
「どうして…?ここはこんなに
気持ちよさそうにしてるのに」
「あ、ひぁ♡♡ッッぁア゛んンッ!♡♡」
「すごい締め付けてきてる…ッ」
ぱちゅんパチュンッ♡♡ぐちっグチュッ♡♡
ばちゅ♡♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡♡♡
「あア゛あァッ♡♡♡だめだめイクイクッッ♡♡
もぉッいぐっ、!♡♡あア゛ア゛ッッ♡♡♡」
奥突かれてクリも捏ねられて何回もイッちゃう♡♡♡
「アア゛ッ♡♡オォッッ♡もぉやだアッッ♡♡♡」
奏はいつまで経ってもイッてくれないから
もう限界♡♡♡
「もおッッ♡♡むり、っ!!♡♡奏ッッ♡♡♡」
「じゃあ俺もイクね…?ん…ッ」
耳元に奏の息かかって♡♡
もっと速く腰打ちつけられるッッ♡♡♡
「アア゛ッッ♡♡!んんッ♡♡!!」
「あっ…ッ瑠璃子…っイッ…く、!」
ビュッ♡♡びゅるびゅるびゅる♡♡♡
ビュプっ♡♡ドプッ♡どぷんッ♡♡♡
「ぁあッ、奏っっ…♡♡♡」
「っ、はあッ…あっ、ッ…めちゃくちゃ出た…」
ニマッと笑って引き抜かれると、
中に注ぎ込まれた精液がゴプゴプッと溢れる。
「は……ッはァ、っ♡」
肩で息をする私にキスする奏。
ハマりたくないから
優しくしないでほしい。
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