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✿❀✿ 番外編 ❀✿❀
§§ ピクニック (side 谷口)§§
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暖かくなってきたので、外で遊びたいなっという思いで書いた駄文です。
珍しく谷口さん目線でかかせてもらいました。
最初から最後まであまり意味がないような駄文ですが、ちょっとしたキャラの日常を思い浮かべていただけたら幸いです
=================
「こんなにお天気がいいとピクニック行きたいなぁ…はぁ~とりあえず太陽を浴びたい、ちょっと小高い丘とかにいって日向ぼっことかして
…ジョンとか走り回ったりして
…絶対に楽しいだろうなぁ」
「いいですね…美味しい物をもって飲み物とか、この時期は花とかも綺麗ですよね
…シバに花輪とか作ってあげたい
…そしたらそれをドライフラワーとかにしてくれて
…あぁ…絶対に楽しいですよね」
ただいまバスターさんとアキラさんが執務室で机の上の遠い目をしながらピクニックの話をしています。
二人の前には大量の書類が山積みになっていて、たぶんお二人の現実逃避なのだろう…
「もうさぁ…なんで予算割までこっちに振ってくるんだろう!普通はこれは本社がすることだよね?なんで訓練所が予算割まで考えないといけないんかな…絶対に僕たちの仕事じゃないですよね!」
「そうですよね!大体、訓練所と研究所と人狼リクルート部門に人狼決闘チャンネル部門、その予算を丸っとまとめて出してくるのはおかしくありませんか?それを私達が考えて配分しろって…絶対におかしくありませんか?各部門の責任者がこの訓練所にまとまってるからって、乱暴過ぎますよ!!」
それはまずアキラさんの研究所の予算を立ち上げたばかりの人狼決闘チャンネル部門に流用して、その補填をリクルート部門にさせた上に訓練所が爆発で壊れたり、拉致事件で休所になったりで予算が足りないからって、ありとあらゆる部門の予算を裏でゴニョゴニョして、ゴニョゴニョしまくったからですよね?
社長がもう勝手に予算をいじくりまくるのにキレまくって丸投げしたのが、その現状ですよ?
そして…それをさせたのは、予算関係がまったくわかっていないバスターさんが原因ですからね!!
「はぁ…申し上げにくいですが、今回はお二人の自業自得かと…こちらの仕事が終わるまではピクニックなど無理ですかね?わかってらっしゃいますよね?」
「ゔぇぇ~谷口さんが厳しいぃ…いつもみたいに甘やかしてくれない!優しい笑顔なのにめちゃくちゃ厳しいぃ、もう全く他の仕事をさせてもらえない!あの管理能力は魔王級だから太刀打ちすらできない…」
「まったくです。谷口さんに横に立たれるだけで私なんか萎縮しますよ…恐ろしすぎる。
はぁ…私なんて予算なんて決められる気がしない、冒険者の取り分を決め方は楽でよかったなぁ…」
「えっ?……あぁ、バスターさんもうソレでいきましょう!とりあえず必要な予算は割当てて、あとは余剰予算をその取り分の決め方で決めちゃいましょう!もうそれでいい!さっさと終わらせてピクニックに行きたいです!」
アキラさんが決まらない膠着状態に焦れだしたのか、大変に乱暴なことを言い出した!
もうこちらも放り投げるような思想になってきてる。
「えっ?それでいいのですが?あぁ…ならば先ずは各部署の責任者を呼びましょう、アキラさんと私は予算を決める側なので、誰か代理を立てましょうか…」
「わかりました!では訓練所はシバさん、研究所はカズマ、リクルート部門はダーク、人狼決闘チャンネル部門はロンさんでいいかな?すぐ連絡しますね!」
もうやっと終わりが見えたとばかりに、アキラさんが皆さんに招集をかけていく
程なくして執務室には呼ばれた3人が現れ、ダークさんはリモートでの招集となった。ただ一人だけ格好がおかしい…
「バスターさん、本当に取り分のときの決め方で予算割を決めるんですか?俺が有利に思えるけどな…でも久しぶりだから楽しみです!」
「シバはやる気満々だな…もうナックルを装備してきたのか?っということで…今から皆さんには殴り合いをしてもらいます。」
「「「「ちょっと待ったぁ!!?」」」
バスターさんのあの有名な映画の教師のような言葉に、シノダ教授、ダークさん、カズマさんが異議を叫んだ。シバさんだけはナックルを試すように自分の拳をパンパンと殴ってやる気満々だ…
そりゃ冒険者の金の取り合いな、そうなりますよね?っと思いながら抗議をする皆さんを眺めている。
「それは流石に駄目でしょ!シバさんが有利すぎますよ?現役でコーチしてる人に勝てるわけがない!俺なんかほぼ引退してるし、それに元々が後援だから戦える気がしないよぅ」
『私は魔法使用OKならそこそこやりあえるでしょうけど、私の魔法だと後遺症が残るおそれありますよ?治すには一度切り落としてからの再生魔法だから、めちゃくちゃリハビリがいりますよ?』
「俺の魔法だって、どちらかというと攻撃特化じゃないだよ…得意分野が闇魔法系だから精神系だし、だいたい訓練所と研究所が殴り合いで予算決めは駄目じゃない?訓練所が有利すぎない?」
「バスターさん、すいません…流石に殴り合いだとは思いませんでした。すごいな冒険者、ワイルドさがやばい、冒険者を舐めてたわぁ…」
アキラさんがしょんぼりとしながら殴り合いの予算割案は引き下げられていった。また最初に逆戻りかと思ったが…
「そうだ!公平な分野で競って予算を決めたなら、皆が納得するんじゃないですか?何か全員がコレなら相手に負けないぞってことってありますか?」
シバさんは
「冒険者指導とお味噌汁には自信があります。」
シノダ教授は
「クラーケン研究とお菓子作りかな?」
ダークさんは
「回復魔法と離乳食は負けません」
カズマさんは
「ポーション研究とアキラの下僕」
仕事関係はわかりますが、何故かこの責任者の方々は所帯じみた発言が多いのでしょうか…最後の下僕はよくわかりませんが…
それなりに界隈では名の知れた方々のなのですが…
「う~ん、総じて料理系が皆得意なんじゃない?ジャンルは違うけど…では料理対決としましょう!審査員を用意しますから、課題にそった物でより美味しい物を作った部門に予算が多く配分する。どうでしょうか?」
「んっ?……なるほどアキラさん、確かにそれなら公平ですし、大変に魅力的な企画ですね、それでは後日課題を発表して場所も指定します。」
そして配布された課題が…
『ピクニック料理!よりピクニックを楽しめる料理対決!!』
「お二方…わざとですよね?いつから二人で共謀していたんですか?ピクニックしたかっただけですよね?」
「いやぁ…違いますよね?バスターさん、得意料理が違うから公平になるようにね?そうですよね?」
「そうです、そうです、得意料理がお菓子や離乳食だとパーティー料理とかだと不利じゃないですか?ピクニックなら公平かなって…まったく他意はありません!本当にありません!!」
まったくっと盛大にため息を吐き出しつつ、マイクロバスのチャーターをしておいた。本当にこのお二人は、普段は仕事ができるのに、時々やることが何かと可愛らしいヤンチャさを感じるのだから…
=======================
カズマ
「俺はコレです!山盛り唐揚げ!!ふっふ~ん学生時代のアキラはこれで育てたと逝ってもいいくらい作りまくったメニューを大人味に改良しました!生姜多めで衣薄めの胸肉をあえて使った、あっさり唐揚げです!」
アキラ
「あぁ~おいしぃ…本当だ、僕でもあっさり食べられるくらいのいい味付けだね!」
マサト
「うわっ、これはお酒が欲しくなる味だわぁ…ビールでも日本酒でもいけちゃうなぁ…でもピクニックではないかな?花見なら完璧なんだけどなぁ…」
バスター
「ちょっと盛り付けが地味めかな?タッパにそのままじゃなくて、綺麗なペーパータオルいれるだけでかなりオシャレになるから、あとはパセリ添えたりもしたら綺麗になるよ?ピクニックだと周りの雰囲気とも調和してほしいですね」
ダーク
「カズマはわかってないですね、ピクニックなら私はこれです。一口ロールサンドイッチ、いろいろな味がありますから飽きませんし、ハムと一緒にトマトやお野菜も食べられます。何より食べやすく子供でも手を汚しません!」
バスター
「これは…可愛らしい、パンに具材を挟んでクルクル巻いて、端を色とりどりのリボンで結んでありますね!思わず子供なら手を伸ばしてしまいます。流石のパパさんなダークさんですね!」
アキラ
「確かに食べやすいのは助かるね、でもちょっと大人しかいないピクニックには物足りないかな?すごく優しい味なのはダークの愛情を感じるよ…」
マサト
「確かにちょっとパンチがないかな、ジャムやいちごなんかも入ってて子供は喜びそうだけど…こう大人ばかりだとねぇ…アンチョビとか、スパイスをきかせて欲しいですね…」
シノダ教授
「俺はこれです。秘密の花園をイメージして作りました。もう楽しすぎて…止まらなくなってしまいました。」
バスター
「これは可愛らしいですね…アンティークなギンガムチェックな籠バッグに、色とりどりのお菓子が映えますね!文句無しで美しいし…えっ?このバッグから作ったんですか?籐編みからしたんですか?
カトラリーやお皿の一つ一つまでこだわってますね、銀のカトラリーに白地の品よく透かしの花柄のお皿が…えっ?これも作ったんですか!銀細工から陶芸まで??」
マサト
「中身もすごいですよ…カップケーキからパウンドケーキ、アップルパイにマカロン、スコーンにフィナンシェ…ありとあらゆる焼き菓子がありますよ、お菓子だから子供向きかと思えるが、味はしっかり洋酒やシナモンやジンジャーフレーバーなどで大人向きに作ってあって飽きさせない、ザッ!ピクニックっといった内容ですね…すごいなぁ」
アキラ
「文句なしの優勝候補ですが…ロンさん!確実に昨日は寝てませんよね?目の下の隈がヤバイです。下手したら数日休んでませんよね?それはマイナス評価です。ピクニックはしっかりと楽しんでこそですからね!」
シバ
「最後は俺ですが…あのクオリティのケーキ類の後はすごく出しにくいんだけど……えっと俺は普通の、こちらの弁当です!」
バスター
「うわこれは…風呂敷に重箱がでてきたぁ…ある意味完璧なラッピングだ…
紫色の風呂敷に何重もの重箱、これは見るだけで心が踊る…優美さはないが、完全に無駄を削ぎ落とされた美しさ、侘び寂びの完成形だぁ…」
シバ
「中は甘い卵焼きとしょっぱいだし巻き、タコさんウインナー、ブリの照焼…」
アキラ
「えっ?ちょっと…シバさんずるくない?そのお弁当はズルすぎない?卵焼きが二種類とか有能すぎない?さらにタコさんウィンナーって…」
シバ
「今が時期なのでタケノコ煮にカツブシ掛け、ケチャップ味のミートボール、デザートはうさちゃんリンゴ…」
マサト
「いやっ…ちょっと、これは反則ですって…これに勝てる弁当はないんじゃないかなぁ?これはもう完璧な母ちゃん弁当だぁ…もうシバさん恐ろしいぃ…」
シバ
「更にオニギリ各種です!梅干しと鮭と昆布を取り揃えました。あとこちらの保温水筒にはお味噌と温かいほうじお茶!」
アキラ、バスター、マサト「「「優勝、シバさん!!?」」」
谷口「アレって完全に茶番なんだよ?らもうほぼ予算配分決まってて、残りのわずかな余剰予算のためにやってるんだよ?はぁ…まったく完全にピクニックですからね?ジョン君はどれが一番美味しかった?」
ジョン「ん~全部、美味しい!とりあえず美味しい物がいっぱい食べれるのが嬉しい!!」
珍しく谷口さん目線でかかせてもらいました。
最初から最後まであまり意味がないような駄文ですが、ちょっとしたキャラの日常を思い浮かべていただけたら幸いです
=================
「こんなにお天気がいいとピクニック行きたいなぁ…はぁ~とりあえず太陽を浴びたい、ちょっと小高い丘とかにいって日向ぼっことかして
…ジョンとか走り回ったりして
…絶対に楽しいだろうなぁ」
「いいですね…美味しい物をもって飲み物とか、この時期は花とかも綺麗ですよね
…シバに花輪とか作ってあげたい
…そしたらそれをドライフラワーとかにしてくれて
…あぁ…絶対に楽しいですよね」
ただいまバスターさんとアキラさんが執務室で机の上の遠い目をしながらピクニックの話をしています。
二人の前には大量の書類が山積みになっていて、たぶんお二人の現実逃避なのだろう…
「もうさぁ…なんで予算割までこっちに振ってくるんだろう!普通はこれは本社がすることだよね?なんで訓練所が予算割まで考えないといけないんかな…絶対に僕たちの仕事じゃないですよね!」
「そうですよね!大体、訓練所と研究所と人狼リクルート部門に人狼決闘チャンネル部門、その予算を丸っとまとめて出してくるのはおかしくありませんか?それを私達が考えて配分しろって…絶対におかしくありませんか?各部門の責任者がこの訓練所にまとまってるからって、乱暴過ぎますよ!!」
それはまずアキラさんの研究所の予算を立ち上げたばかりの人狼決闘チャンネル部門に流用して、その補填をリクルート部門にさせた上に訓練所が爆発で壊れたり、拉致事件で休所になったりで予算が足りないからって、ありとあらゆる部門の予算を裏でゴニョゴニョして、ゴニョゴニョしまくったからですよね?
社長がもう勝手に予算をいじくりまくるのにキレまくって丸投げしたのが、その現状ですよ?
そして…それをさせたのは、予算関係がまったくわかっていないバスターさんが原因ですからね!!
「はぁ…申し上げにくいですが、今回はお二人の自業自得かと…こちらの仕事が終わるまではピクニックなど無理ですかね?わかってらっしゃいますよね?」
「ゔぇぇ~谷口さんが厳しいぃ…いつもみたいに甘やかしてくれない!優しい笑顔なのにめちゃくちゃ厳しいぃ、もう全く他の仕事をさせてもらえない!あの管理能力は魔王級だから太刀打ちすらできない…」
「まったくです。谷口さんに横に立たれるだけで私なんか萎縮しますよ…恐ろしすぎる。
はぁ…私なんて予算なんて決められる気がしない、冒険者の取り分を決め方は楽でよかったなぁ…」
「えっ?……あぁ、バスターさんもうソレでいきましょう!とりあえず必要な予算は割当てて、あとは余剰予算をその取り分の決め方で決めちゃいましょう!もうそれでいい!さっさと終わらせてピクニックに行きたいです!」
アキラさんが決まらない膠着状態に焦れだしたのか、大変に乱暴なことを言い出した!
もうこちらも放り投げるような思想になってきてる。
「えっ?それでいいのですが?あぁ…ならば先ずは各部署の責任者を呼びましょう、アキラさんと私は予算を決める側なので、誰か代理を立てましょうか…」
「わかりました!では訓練所はシバさん、研究所はカズマ、リクルート部門はダーク、人狼決闘チャンネル部門はロンさんでいいかな?すぐ連絡しますね!」
もうやっと終わりが見えたとばかりに、アキラさんが皆さんに招集をかけていく
程なくして執務室には呼ばれた3人が現れ、ダークさんはリモートでの招集となった。ただ一人だけ格好がおかしい…
「バスターさん、本当に取り分のときの決め方で予算割を決めるんですか?俺が有利に思えるけどな…でも久しぶりだから楽しみです!」
「シバはやる気満々だな…もうナックルを装備してきたのか?っということで…今から皆さんには殴り合いをしてもらいます。」
「「「「ちょっと待ったぁ!!?」」」
バスターさんのあの有名な映画の教師のような言葉に、シノダ教授、ダークさん、カズマさんが異議を叫んだ。シバさんだけはナックルを試すように自分の拳をパンパンと殴ってやる気満々だ…
そりゃ冒険者の金の取り合いな、そうなりますよね?っと思いながら抗議をする皆さんを眺めている。
「それは流石に駄目でしょ!シバさんが有利すぎますよ?現役でコーチしてる人に勝てるわけがない!俺なんかほぼ引退してるし、それに元々が後援だから戦える気がしないよぅ」
『私は魔法使用OKならそこそこやりあえるでしょうけど、私の魔法だと後遺症が残るおそれありますよ?治すには一度切り落としてからの再生魔法だから、めちゃくちゃリハビリがいりますよ?』
「俺の魔法だって、どちらかというと攻撃特化じゃないだよ…得意分野が闇魔法系だから精神系だし、だいたい訓練所と研究所が殴り合いで予算決めは駄目じゃない?訓練所が有利すぎない?」
「バスターさん、すいません…流石に殴り合いだとは思いませんでした。すごいな冒険者、ワイルドさがやばい、冒険者を舐めてたわぁ…」
アキラさんがしょんぼりとしながら殴り合いの予算割案は引き下げられていった。また最初に逆戻りかと思ったが…
「そうだ!公平な分野で競って予算を決めたなら、皆が納得するんじゃないですか?何か全員がコレなら相手に負けないぞってことってありますか?」
シバさんは
「冒険者指導とお味噌汁には自信があります。」
シノダ教授は
「クラーケン研究とお菓子作りかな?」
ダークさんは
「回復魔法と離乳食は負けません」
カズマさんは
「ポーション研究とアキラの下僕」
仕事関係はわかりますが、何故かこの責任者の方々は所帯じみた発言が多いのでしょうか…最後の下僕はよくわかりませんが…
それなりに界隈では名の知れた方々のなのですが…
「う~ん、総じて料理系が皆得意なんじゃない?ジャンルは違うけど…では料理対決としましょう!審査員を用意しますから、課題にそった物でより美味しい物を作った部門に予算が多く配分する。どうでしょうか?」
「んっ?……なるほどアキラさん、確かにそれなら公平ですし、大変に魅力的な企画ですね、それでは後日課題を発表して場所も指定します。」
そして配布された課題が…
『ピクニック料理!よりピクニックを楽しめる料理対決!!』
「お二方…わざとですよね?いつから二人で共謀していたんですか?ピクニックしたかっただけですよね?」
「いやぁ…違いますよね?バスターさん、得意料理が違うから公平になるようにね?そうですよね?」
「そうです、そうです、得意料理がお菓子や離乳食だとパーティー料理とかだと不利じゃないですか?ピクニックなら公平かなって…まったく他意はありません!本当にありません!!」
まったくっと盛大にため息を吐き出しつつ、マイクロバスのチャーターをしておいた。本当にこのお二人は、普段は仕事ができるのに、時々やることが何かと可愛らしいヤンチャさを感じるのだから…
=======================
カズマ
「俺はコレです!山盛り唐揚げ!!ふっふ~ん学生時代のアキラはこれで育てたと逝ってもいいくらい作りまくったメニューを大人味に改良しました!生姜多めで衣薄めの胸肉をあえて使った、あっさり唐揚げです!」
アキラ
「あぁ~おいしぃ…本当だ、僕でもあっさり食べられるくらいのいい味付けだね!」
マサト
「うわっ、これはお酒が欲しくなる味だわぁ…ビールでも日本酒でもいけちゃうなぁ…でもピクニックではないかな?花見なら完璧なんだけどなぁ…」
バスター
「ちょっと盛り付けが地味めかな?タッパにそのままじゃなくて、綺麗なペーパータオルいれるだけでかなりオシャレになるから、あとはパセリ添えたりもしたら綺麗になるよ?ピクニックだと周りの雰囲気とも調和してほしいですね」
ダーク
「カズマはわかってないですね、ピクニックなら私はこれです。一口ロールサンドイッチ、いろいろな味がありますから飽きませんし、ハムと一緒にトマトやお野菜も食べられます。何より食べやすく子供でも手を汚しません!」
バスター
「これは…可愛らしい、パンに具材を挟んでクルクル巻いて、端を色とりどりのリボンで結んでありますね!思わず子供なら手を伸ばしてしまいます。流石のパパさんなダークさんですね!」
アキラ
「確かに食べやすいのは助かるね、でもちょっと大人しかいないピクニックには物足りないかな?すごく優しい味なのはダークの愛情を感じるよ…」
マサト
「確かにちょっとパンチがないかな、ジャムやいちごなんかも入ってて子供は喜びそうだけど…こう大人ばかりだとねぇ…アンチョビとか、スパイスをきかせて欲しいですね…」
シノダ教授
「俺はこれです。秘密の花園をイメージして作りました。もう楽しすぎて…止まらなくなってしまいました。」
バスター
「これは可愛らしいですね…アンティークなギンガムチェックな籠バッグに、色とりどりのお菓子が映えますね!文句無しで美しいし…えっ?このバッグから作ったんですか?籐編みからしたんですか?
カトラリーやお皿の一つ一つまでこだわってますね、銀のカトラリーに白地の品よく透かしの花柄のお皿が…えっ?これも作ったんですか!銀細工から陶芸まで??」
マサト
「中身もすごいですよ…カップケーキからパウンドケーキ、アップルパイにマカロン、スコーンにフィナンシェ…ありとあらゆる焼き菓子がありますよ、お菓子だから子供向きかと思えるが、味はしっかり洋酒やシナモンやジンジャーフレーバーなどで大人向きに作ってあって飽きさせない、ザッ!ピクニックっといった内容ですね…すごいなぁ」
アキラ
「文句なしの優勝候補ですが…ロンさん!確実に昨日は寝てませんよね?目の下の隈がヤバイです。下手したら数日休んでませんよね?それはマイナス評価です。ピクニックはしっかりと楽しんでこそですからね!」
シバ
「最後は俺ですが…あのクオリティのケーキ類の後はすごく出しにくいんだけど……えっと俺は普通の、こちらの弁当です!」
バスター
「うわこれは…風呂敷に重箱がでてきたぁ…ある意味完璧なラッピングだ…
紫色の風呂敷に何重もの重箱、これは見るだけで心が踊る…優美さはないが、完全に無駄を削ぎ落とされた美しさ、侘び寂びの完成形だぁ…」
シバ
「中は甘い卵焼きとしょっぱいだし巻き、タコさんウインナー、ブリの照焼…」
アキラ
「えっ?ちょっと…シバさんずるくない?そのお弁当はズルすぎない?卵焼きが二種類とか有能すぎない?さらにタコさんウィンナーって…」
シバ
「今が時期なのでタケノコ煮にカツブシ掛け、ケチャップ味のミートボール、デザートはうさちゃんリンゴ…」
マサト
「いやっ…ちょっと、これは反則ですって…これに勝てる弁当はないんじゃないかなぁ?これはもう完璧な母ちゃん弁当だぁ…もうシバさん恐ろしいぃ…」
シバ
「更にオニギリ各種です!梅干しと鮭と昆布を取り揃えました。あとこちらの保温水筒にはお味噌と温かいほうじお茶!」
アキラ、バスター、マサト「「「優勝、シバさん!!?」」」
谷口「アレって完全に茶番なんだよ?らもうほぼ予算配分決まってて、残りのわずかな余剰予算のためにやってるんだよ?はぁ…まったく完全にピクニックですからね?ジョン君はどれが一番美味しかった?」
ジョン「ん~全部、美味しい!とりあえず美味しい物がいっぱい食べれるのが嬉しい!!」
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