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✿❀✿ 番外編 ❀✿❀
§§ 一番綺麗な私を 31 (sideシバ) §§
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あの後はMs.ウィッチが魔法陣を描いて二人がその中心部に立ち、そこで短い演唱を行うと、ぶわりっと大量の煙があがって現れたのは、ほぼ裸のバスターさんと大き過ぎるドレスをまとったMs.ウィッチだった。
「おっと…この格好は、ちょっと恥ずかしいなぁ…
ははっ、見事に服が破れてしまった。Ms.ウィッチも大変に色っぽい姿になってしまってますね?」
「ヒャヒャ!問題なく解除できたみたいじゃな!本当に…今回はすまなかったねぇ、私もなんだかあの当時の思考に引きずられていたんだねぇ…
今ならすぐにでも、こんな魔法より所長さんの能力の方が高価値だってわかるのに
許しておくれ、あの時期は私の暗黒時代だったからねぇ」
俺は慌てて自分の上着をバスターさんに渡していく!バスターさんはギリギリ一番の大事なところを破れた服で隠していて、あとはほぼ裸だ!小さなまだ細身のバスターさんが着ていた服は、大き過ぎる筋肉でパツンッ!!って感じで弾け飛んでしまったらしい
Ms.ウィッチはブカブカの黒のドレスが今にもずり落ちて、しわしわな肌が露出しそうだ、すぐにカズマさんが駆け寄って、嬉しそうな表情で自分の白衣を羽織らせている。
本当にあんなしわくちゃババァでもカズマさんには魅力的に映ってるんだなぁっとちょっと驚愕してしまうけど…俺はそれよりも…
「よがっだぁ!バスターざんん…ほんどうによがっだよぅ!!ゔゔぅぅ…!!」
「ははっ…ありがとうシバ、お前のお陰で戻ることができたよ?ふふっ…さっきのシバはすごくかっこよかったよ…」
「はぁ…こんな甘ったれな泣き虫ワンコに負かされたかと思うと…自分が情けないねぇ…さっきは頼もし番犬だったのに、豹変しちまったねぇ?」
もう嬉しくて、バスターさんを抱きしめれば涙も鼻水もダバダバ出てきちゃう!
バスターさんも嬉しそうに、そんな俺をその立派な胸筋で受け止めて、よしよしと頭をなでてくれる。気持ちいぃ…Ms.ウィッチの言葉なんか無視をしてその胸に顔を埋めていく
「Ms.ウィッチ…今思い返せば、この魔法はデバブなんじゃないかな?
私もMs.ウィッチも生きていて最も不安定な時期になっていた。
二人共もどった年月も年齢もバラバラだったし…精神防御力がもっとも低くなる時期に戻るデバブ魔法だったと考えられないか?」
「なるほど…確かにそれは一考できそうじゃなっ!ふふっ…面白い魔法が作り出せるそうじゃわい!このお詫びとお礼は後日させてもらうよ、もちろんシバ公にものう?」
カズマさんの白衣を羽織って、にこやかに手を振り退室していくMs.ウィッチに、ゔゔぅぅ…っと小さく唸り声で返事をしていく、絶対に俺にはいいお礼じゃないだろうから!
========
「Ms.ウィッチは、お世話になっていた孤児院のシスターの友人だったんだよ
あの時の私は弱くて不安定で卑怯で臆病者で…そんな私にはどこにも居場所なんてあるはずもなくて、そんかときに偶然に出会ったMs.ウィッチの言葉で私は救われたんだよ」
家に帰ってきて、ソファに座りやっとゆっくりできる体制になると、バスターさんが話してくれる。
今話してるのは、あの可愛らしいバスターさんのことですよね?弱くて不安定はわかるけど、卑怯で臆病者はわからない!バスターさんはものすごいいい子だったよ!!
「私にMs.ウィッチはそんなどうしようもない私に言ってくれたのだよ、そんなチンコなど切り落としてしまえばいい!そしたらソレを魔法薬にしてやるよっとね…」
「ちょっと待ってください…その言葉に救われ要素が微塵も見つからない!なんでMs.ウィッチはあの可愛らしいバスターさんにそんな酷いことを言ったの!!」
「おっと…この格好は、ちょっと恥ずかしいなぁ…
ははっ、見事に服が破れてしまった。Ms.ウィッチも大変に色っぽい姿になってしまってますね?」
「ヒャヒャ!問題なく解除できたみたいじゃな!本当に…今回はすまなかったねぇ、私もなんだかあの当時の思考に引きずられていたんだねぇ…
今ならすぐにでも、こんな魔法より所長さんの能力の方が高価値だってわかるのに
許しておくれ、あの時期は私の暗黒時代だったからねぇ」
俺は慌てて自分の上着をバスターさんに渡していく!バスターさんはギリギリ一番の大事なところを破れた服で隠していて、あとはほぼ裸だ!小さなまだ細身のバスターさんが着ていた服は、大き過ぎる筋肉でパツンッ!!って感じで弾け飛んでしまったらしい
Ms.ウィッチはブカブカの黒のドレスが今にもずり落ちて、しわしわな肌が露出しそうだ、すぐにカズマさんが駆け寄って、嬉しそうな表情で自分の白衣を羽織らせている。
本当にあんなしわくちゃババァでもカズマさんには魅力的に映ってるんだなぁっとちょっと驚愕してしまうけど…俺はそれよりも…
「よがっだぁ!バスターざんん…ほんどうによがっだよぅ!!ゔゔぅぅ…!!」
「ははっ…ありがとうシバ、お前のお陰で戻ることができたよ?ふふっ…さっきのシバはすごくかっこよかったよ…」
「はぁ…こんな甘ったれな泣き虫ワンコに負かされたかと思うと…自分が情けないねぇ…さっきは頼もし番犬だったのに、豹変しちまったねぇ?」
もう嬉しくて、バスターさんを抱きしめれば涙も鼻水もダバダバ出てきちゃう!
バスターさんも嬉しそうに、そんな俺をその立派な胸筋で受け止めて、よしよしと頭をなでてくれる。気持ちいぃ…Ms.ウィッチの言葉なんか無視をしてその胸に顔を埋めていく
「Ms.ウィッチ…今思い返せば、この魔法はデバブなんじゃないかな?
私もMs.ウィッチも生きていて最も不安定な時期になっていた。
二人共もどった年月も年齢もバラバラだったし…精神防御力がもっとも低くなる時期に戻るデバブ魔法だったと考えられないか?」
「なるほど…確かにそれは一考できそうじゃなっ!ふふっ…面白い魔法が作り出せるそうじゃわい!このお詫びとお礼は後日させてもらうよ、もちろんシバ公にものう?」
カズマさんの白衣を羽織って、にこやかに手を振り退室していくMs.ウィッチに、ゔゔぅぅ…っと小さく唸り声で返事をしていく、絶対に俺にはいいお礼じゃないだろうから!
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「Ms.ウィッチは、お世話になっていた孤児院のシスターの友人だったんだよ
あの時の私は弱くて不安定で卑怯で臆病者で…そんな私にはどこにも居場所なんてあるはずもなくて、そんかときに偶然に出会ったMs.ウィッチの言葉で私は救われたんだよ」
家に帰ってきて、ソファに座りやっとゆっくりできる体制になると、バスターさんが話してくれる。
今話してるのは、あの可愛らしいバスターさんのことですよね?弱くて不安定はわかるけど、卑怯で臆病者はわからない!バスターさんはものすごいいい子だったよ!!
「私にMs.ウィッチはそんなどうしようもない私に言ってくれたのだよ、そんなチンコなど切り落としてしまえばいい!そしたらソレを魔法薬にしてやるよっとね…」
「ちょっと待ってください…その言葉に救われ要素が微塵も見つからない!なんでMs.ウィッチはあの可愛らしいバスターさんにそんな酷いことを言ったの!!」
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