84 / 116
【ノアールside】俺だけの女神様
しおりを挟むやってしまった・・・我慢できなかった・・・でも、またオーロラの事抱きしめられる。安心する。俺の腕の中にいる・・・よかった・・・お願い・・・離れていかないで・・・
「オーロラ・・・本当にごめん・・・」
「どうして謝るの?」
「・・・自分勝手だった・・・」
「いいえ、あなたは私に無理矢理させられたのよ?」
オーロラはやっぱり優しい。俺の女神様だ・・・
「でも、俺が悪い」
「私の事も気持ちよくしてくれたじゃない?」
「あんなんじゃ・・・足りない」
オーロラの事もっと気持ちよくさせたい・・・喜ばせたい・・・
「嬉しかったわよ?歳が離れているから子どもっぽくって手を出してくれないのかと思っていたもの」
そんなはずないだろう?俺は毎日常に我慢してるんだ・・・オーロラの事を抱きしめるたび、肌に触れるたび・・・そしてオーロラに触れられるたびに・・・いつも我慢してたんだ
「そんなはずない・・・毎日常に我慢している」
「そうだったの?」
「あぁ・・・バレないように必死に抑えようと頑張ってた」
欲情しても襲わなかった俺を褒めてほしいぐらいだ・・・
「ノアールは・・・こんな事したくなかった?」
「したかった・・・好きとか愛してるって言葉は嬉しいし、満たされる。でも、もっと伝えたい。足りない。だから、オーロラがもっと欲しくなる。ずっとこうしたかった・・・」
「じゃあ、なんで落ち込んでるの?」
「・・・結婚式が・・・終わるまで我慢するつもりだった・・・」
大事にしたかったんだ・・・愛しいから、宝物だから・・・
「ノアールは偉いわね」
「でも・・・我慢できなかった」
「これは私が望んだの。ノアールは悪くない。それに、私はまたしたいんだけど・・・そうなった時、誰にして貰えばいいのかしら?」
誰にだと!?俺だけに決まってるだろう!他のどの男にも触れさせない!俺以外に選択肢なんてない、俺だけだ、俺だけ!!
「誰ともするな!俺とだけだ!あんな可愛いオーロラを他の男になんか見せられない!肌に触れていいのも、オーロラをぐずぐずに甘やかすのも、快楽を与えるのも俺だけだ!」
「じゃあ、またしてくれる?」
「・・・オーロラがいいなら・・・」
「私はノアールがしたくなったらしたいんだけど?」
「そんな事言っちゃダメだ・・・」
ほら・・・また反応してしまったじゃないか・・・
「どうして?」
「我慢できなくなる・・・それに・・・オーロラ疲れるぞ?」
「疲れる?」
俺、この感じだと・・・数回と言わず何回も・・・できそうだ
「自分でする時は一回出せばそれでよかった。でも、今回は目の前にオーロラがいて、触れて、感じてくれて・・・こんなの我慢できるわけない。連続でしたのも初めてだし、あんなに興奮したのも初めて・・・今も・・・何度もこうなるなんて思わなかった・・・」
はぁ・・・俺の身体正直すぎ・・・欲望に忠実すぎるよ・・・
「また大きくなったの?」
「・・・うん」
「する?」
「いや、しない」
さすがにもうしない・・・
「我慢はよくないわ」
我慢とかじゃない。でも、心配してくれるんだな・・・オーロラ優しい・・・好き
「違う。一回出したから大丈夫。これは生理現象だし、時間が経てば落ち着くから」
「そうなのね。ノアールって、一晩で何回できるのかしらね?」
多分何回でもできるぞ?オーロラは・・・たくさんしたいのか?
「回数が多い方が嬉しいのか?」
「どうかしら?」
「俺、オーロラが満足できるように頑張る!」
俺の鍛えた身体の体力の出番だ!オーロラを満足させるために俺頑張る!他の男なんて考えられなくなるぐらいにぐずぐずにする。起き上がれなくなったら俺が介抱する。俺が絶倫でも喜んでくれるか?
はぁ・・・いろいろ話して震えなくもなったし、安心もできた・・・でも、眠れない。明日、目が覚めてまたオーロラがいなかったらなんて思うと・・・眠れない
「どうしたの?」
「明日・・・起きたら・・・またオーロラがいなくなってたらと思うと・・・怖くて・・・眠れない」
「不安?」
「あぁ・・・」
明日目が覚めたらちゃんとオーロラいるよな?もしいなかったらと思ったら眠れない・・・生きていけない・・・
ん?オーロラ何をキョロキョロしてるんだ?夜着?寒かったか?
・・・?
なんでそっち向くんだ・・・オーロラの顔が見えない・・・えっ?
なんで腕に絡めて・・・何これ・・・嬉しい・・・繋がってるみたい。ホッとする・・・
「これでよし」
「・・・これって?」
「離れないでしょ?これじゃ安心できないかな?」
「・・・いや、嬉しい・・・」
嬉しい・・・オーロラが俺を安心させようとしてくれてる・・・やっぱりオーロラ大好き!大好きじゃ足りないよ・・・でも、オーロラ無理してないか?嫌じゃないのか?
「オーロラは嫌じゃない?」
「こんなのでノアールが安心できるならいいと思うけど?」
何それ・・・天使がいる・・・いや、女神だ・・・俺だけの女神様!安心する・・・
「ありがとう、オーロラ、大好き」
オーロラ・・・大好き・・・なんだか、眠く・・・なってきた・・・好き・・・ずっと・・・一緒に・・・
「私の可愛いノアール、おやすみ」
・・・可愛い?・・・うん、オーロラは・・・可愛い・・・よ・・・
ーーーーーーーーーーーーーーー
次回
【ノアールside】
なにが激しいって?俺の嫉妬か?独占欲か?
ナニソレキイテナイ・・・
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
94
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる