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聖女の座を悪役令嬢に譲ってスローライフ!のはずが、何故か王子と悪役令嬢がもれなく付いている模様です
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わたしが知る限り、忘却の聖女には三作品ある。続編、続々編と続くにつれて、イチャ度が高くなり――、続編からは攻略対象者との結婚生活が描かれているものだから、それはもう濃い。何が濃いって? ラブですよラブ!
簡単に言えば、なかなか濃密な夫婦の時間が描かれていたりする。
本当にこれ、十八禁じゃないのかなー? って首を傾げたこともしばしばあるくらいの濃厚なのもあって、ゲームをやっていたときは興奮しまくっていたんだけど、転生してハタと気がついた。
攻略対象者たちは、イケメンぞろい。それはいい。だけどね、うーん、なんというか――、いろいろね、やばいのよ。
ヤンデレ系の夫(攻略対象者)にほとんど監禁されるような日常だったり、ドSな夫にいろいろされちゃったり、絶倫だったり、媚薬系が大好きだったり、まあとにかく、やばい。ゲームなら許されるけど、現実になったら、とにかくやばい!
友理奈だったころのわたしは確かに腐女子でしたが、あくまでそれが許されるのはゲームや妄想の世界だけよ。
だって、友理奈のときも今も、わたくし、処女ですから! 経験値ゼロですからね! 絶対に危ない結婚生活は回避したい。
そこで考えたわたし。
ゲームのヒロインから逃亡して、ド田舎でごろごろのんびりな生活おくればいいんじゃない? 幸い聖女だってまだばれてないし、田舎まで捜索の手は伸びてこないだろ! ヒロインの座なんてユーグレーナ―にプレゼントして(バッドエンドでユーグレーナが偽聖女となった話もあったからなんとかなるだろ)、わたしはビバ、エンジョイ腐女子スローライフ!
この世界にきわどい系の小説がないのは残念だけど、ないなら自分の妄想を書き連ねればいいからね。あら、想像するだけで楽しそうですよ。
リーゼロッテのいいところは、両親である公爵夫妻に溺愛されていること。可愛らしくおねだりポーズで「おねがーい」するだけで、甘々な両親は結構何でも叶えてくれる。……うーん、くせになりそう。
ということで、あっさり両親からオッケーもらって、領地の田舎のあたりに小さめの一軒家を立ててもらったわたしは、楽しくスローライフを送ることにいたしました。
簡単に言えば、なかなか濃密な夫婦の時間が描かれていたりする。
本当にこれ、十八禁じゃないのかなー? って首を傾げたこともしばしばあるくらいの濃厚なのもあって、ゲームをやっていたときは興奮しまくっていたんだけど、転生してハタと気がついた。
攻略対象者たちは、イケメンぞろい。それはいい。だけどね、うーん、なんというか――、いろいろね、やばいのよ。
ヤンデレ系の夫(攻略対象者)にほとんど監禁されるような日常だったり、ドSな夫にいろいろされちゃったり、絶倫だったり、媚薬系が大好きだったり、まあとにかく、やばい。ゲームなら許されるけど、現実になったら、とにかくやばい!
友理奈だったころのわたしは確かに腐女子でしたが、あくまでそれが許されるのはゲームや妄想の世界だけよ。
だって、友理奈のときも今も、わたくし、処女ですから! 経験値ゼロですからね! 絶対に危ない結婚生活は回避したい。
そこで考えたわたし。
ゲームのヒロインから逃亡して、ド田舎でごろごろのんびりな生活おくればいいんじゃない? 幸い聖女だってまだばれてないし、田舎まで捜索の手は伸びてこないだろ! ヒロインの座なんてユーグレーナ―にプレゼントして(バッドエンドでユーグレーナが偽聖女となった話もあったからなんとかなるだろ)、わたしはビバ、エンジョイ腐女子スローライフ!
この世界にきわどい系の小説がないのは残念だけど、ないなら自分の妄想を書き連ねればいいからね。あら、想像するだけで楽しそうですよ。
リーゼロッテのいいところは、両親である公爵夫妻に溺愛されていること。可愛らしくおねだりポーズで「おねがーい」するだけで、甘々な両親は結構何でも叶えてくれる。……うーん、くせになりそう。
ということで、あっさり両親からオッケーもらって、領地の田舎のあたりに小さめの一軒家を立ててもらったわたしは、楽しくスローライフを送ることにいたしました。
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