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第32章 神聖幾何学(フラワー・オブ・ライフ)とダ・ヴィンチ絵画
やはり、元々はモナ・リザに柱が存在したのでは?
しおりを挟む私は、ダ・ヴィンチを知れば知るほど、神聖幾何学や、フラワーオブライフとモナ・リザは、関係性が深いことを感じている。
ところで、モナリザには、柱や円柱があったほうが、幾何学的にバランスの良い絵で、黄金比がピタリとはまるらしい・・・
元、美大の講師の方で、そういう研究や検証をした方がいて、美術解剖学会にも発表したそうである。
やはり、モナ・リザには、元々は柱が存在したのではないだろうか?
ダ・ヴィンチは、幾つもの作品に、確実且つ巧妙に黄金比率を取り入れている。
「モナ・リザ」にも、その比率を用いないわけはない。
もしも柱を取り除いたモナ・リザに、黄金比率が失われていたなら?
やはり、モナ・リザには、元々は柱があったのだと、判断するのが妥当ではないか?
ダ・ヴィンチが、作品に取り入れた、神聖幾何学や黄金比率、それらを元にし、完成された絵画が「モナ・リザ」だとし、両サイドの柱があってこそ、バランスがとれた比率になるとするならば、
いかに、ルーブル美術館が偽りの見解や、証言を世に公表しようとも、
《元々は、モナ・リザに柱はあった》と考えるべきである。
モナ・リザには、柱があった
そう、私は信じる。
それにしも、
権力ある人達にとって、都合が悪い研究内容は、ことごとく圧力がかかり、潰されるのは世の常なのだろうか?
向川さんは、美術解剖学会に発表したはずであるが、議論の結果やその後の展開、続きのニュースは、私たちに伝わることはなかった。
※2013年 7月9日のニュースを転写
「モナリザの両側に円柱」実証 野々市の向川さん
「モナリザ」の本来の姿を再現する向川さん。現状のレプリカの外側に、円柱が描かれたキャンバス地をはめ込む=金沢市の石川国際交流サロン
レオナルド・ダビンチの「モナリザ」には本来、両側に円柱が描かれていたとの説を、 元金沢美大非常勤講師の向川惣一さん(61)=野々市市=が8日までに、ダビンチの絵 画に共通の幾何学的な作図法を解明することで検証した。映画「ダ・ヴィンチ・コード」 さながらに、名画に潜む数学的な暗号を読み解くことで謎に挑んだ研究で、近く美術解剖学会で発表する。
「モナリザ」は、円柱が描かれていた左右の部分が切断されたという根強い説がある。 同時期に描かれた模写の多くに柱が描かれていることや、現状のモナリザに、円柱の台座 となる黒い部分が中途半端に残ることなどが理由だ。
日本で1974(昭和49)年に「モナリザ」展が開催された際のカタログでも、仏美 術館修復研究所の鑑定として、両側が切断されたと紹介されている。しかし「モナリザ」 を所蔵するルーブル美術館は現在、切断説を否定。公式見解が逆転した形で、研究者の間 で謎が深まっている。
この論争に一石を投じる研究に取り組んだのが向川さんだ。金沢美大と沖縄県立芸術大 で芸術理論を教える傍ら、30年以上にわたってダビンチ研究を続けてきた。
向川さんは20年前、ダビンチの「人体権衡図」を基に、「黄金比」と呼ばれる比率を 用いた作図法を分析。この等比数列が名画「最後の晩餐(ばんさん)」や「マギの礼拝」 の構図に採用されていることを確認した。しかし、代表作「モナリザ」には当てはまらず 、両側に柱を描いた状態で計算すると、黄金比がピタリとはまったという。
モナリザをめぐっては、スイスの財団が、円柱がない作品と、円柱を描いた作品の2種 類が存在すると主張している。しかし、向川さんは「当時のダビンチは黄金比を最も大切 にしていた。円柱を描かないとは考えにくい」とし、現状のモナリザにも、もともと円柱 が描かれていたと結論づけている。
向川さんは、モナリザのレプリカに、左右7センチ、上下5センチのキャンバス地を付 け足し、柱が描かれていた「本来の姿」を再現した。9日から14日まで、金沢市広坂1 丁目の石川国際交流サロンで「モナ・リザ展」(北國新聞社後援)を開催し、展示する。
向川さんは「両側に柱が加わると、絵の雰囲気が全く異なって見えてくる。ダビンチが 表現した本当のモナリザを知ってほしい」と話している。
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