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世界統一編
第二十六話 戦勝祝宴会④
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「そんなこと思ってないって、彼は周りを見て、他のご令嬢方の相手を務めるため、わざと、メアリーの誘いを断って、友達の私をダシにして、声がかかりやすい雰囲気を作ったんだって!」
私はメアリーにジェラードのことをわかってもらおうと努力することにした。
「あっそ、私には関係ないわ。でも、私の事みんなさんざん笑ってるでしょうね、無様に幼女にやぶれた、一応姫様だって、ああむかつく! 飲む! 飲むから私!」
「もう十分飲んでるよ、飲み過ぎは体に悪いよ、もう気分悪いことは忘れて少し落ち着いたら寝よ、そうしたら冷静になれるって」
「別にいいじゃないの? このまま私が死んでも。どうせ行き遅れの不細工な姫様だからね~私」
「メアリーは行き遅れじゃないし、不細工でもないでしょ!」
「当たり前でしょ! 私が綺麗で若いことは私が一番知ってるんだから! でも、ネーザンの男どもは全然わかってないの! くそ、みんな同世代の友達は結婚しやがって、な~にが、子どもが可愛いーだ、貴方にもいずれわかる日が来るわーだ、なめんな! 上から見てんじゃねーよ、私姫よ! 姫! わかる!?」
……完全に悪酔いしている。
「もうお酒やめなよ、ウェリントンもそうだけど呑むと人が変わる時があるから、よくないよ、控えようよ、健康のために」
「あら、何でウェリントンが出てくるのよ、なんかあったんでしょー、わかるわよー、そういうの、ほら、飲まないなら吐きなさいよー」
くっ、腐っても女、腐ってはないんだけど、やっぱり女性、カンは鋭い。
「別に……ウェリントンってさあ、酔うと女性口説くでしょ、ただそれだけのこと」
「はあ?」
「え?」
「あいつが女性口説くわけないでしょ、そういうの昔から嫌がっていたし、私見たことないよ、あいつ酒好きだけど」
「えっ? えっ?」
「はーい、ミサちゃーん、ちょっと待ちなさーい、ウェリントンがなんだって、ほらほら、言っちゃいなよ、なんかあったんでしょ、逃がさないから」
話がループしてるけど、今度は核心をついてる。どうしようか……。
「えーと、そろそろ私帰ろっかなー」
「逃がすかー!」
メアリーたら凄い速さで私を抱きしめてきた、くっ、飲んべえのくせに、動きも、力もある。このままだと、酒無理やり飲まされそうだし、相談もかねて、話すしかないか……。
「あ、あのさ、冗談だと思うんだけど、ウェリントンが、10年たったら私を妃として迎えるとか言ってたけど、あれ、冗談だよね、そんなの私に務まるわけないし、釣り合わないし、まあ嘘だと……」
「えっ? えっ────!?」
「び、びっくりした耳元で叫ばないでよ、メアリー! 耳の中が痛い」
「いやいや、あいつそんな冗談言わないよ、本気だって、本気であいつ言ってるつもりなんだって! たぶん妃が見つからないと、あんたと本気で結婚するつもりだよ! 絶対そう! 長年一緒にいた私が言うんだからマジだって!」
「えっ……、ええ──!?」
「……というわけで妹ちゃんよろしく」
「よろしくじゃないって、そんなの困るよ!」
「あんたウェリントンのこと嫌いなの?」
「いや……好き……だけど」
「じゃあ、いいじゃんいいじゃん、結婚しちゃえば、私は賛成だよ、なんなら、それらしく取り持ってあげようか私が?」
「やめてよー! かき乱さないで、頼むから!」
「えーなんで!? なんで」
「私は異世界の……」
「関係ないじゃん、女なんだから」
「女だからって……」
「それくらいさあ、わがままになってもいいじゃない、貴女頑張ってるんだし、ご褒美ぐらい欲しいとか思わないの?」
「そ、それは……」
「それは?」
「でも、ダメ! ダメなの。この話はおしまい! お酒控えてね! じゃあね、バイバイ!」
「あっ、逃げた──」
その場から私は立ち去り赤くなった顔を冷やそうと風にあたる。
……私恋愛なんてしたことないんだよ、それも相手が王様なんて、無理だよ、私なんかがふさわしくないよ……。それに……。
私はウェリントンに許可を取って先に宿舎の館に戻った。心の整理がつけたかったのと、まだ仕事が残っていたためだ。しかし、書類を読んで、新たな事実が判明したことに頭を悩ませた。
ウェリントンに報告しないとなと思っているといつの間にかすでに夜だった、ウェリントンは宿舎の館に戻っているだろうか。
私が館の中庭の渡り廊下で探しているときだ、ウェリントンは穏やかな瞳で星空を眺めていた。私も空を見渡すと星屑に満ちて、三日月が誇り高く天で輝いていた。月明かりに濡れた、ウェリントンの金髪は美しく、透き通って白銀に煌めいていた。
私がその幻想的な風景に見とれていると彼が気付いたようで、
「ん、ミサかどうした?」
と、笑いながら語りかける。私はこのムードに少しどぎまぎしながら、仕事を終えることに専念した。
「陛下、頼まれていたエジンバラ王国の調査の件、ある程度めどがつきました」
「……何故エジンバラがこれほどまでに戦争にこだわったのか、であったな」
「左様です。調査によると、エジンバラ王国は、鉱山国で、豊かな財政を持ちながらも、作物を育てるのに厳しく、また、冬季の間には、大雪が降るため、育つ農作物が限られておるそうです」
「そこら辺は私も聞き及んでいるが、恵まれた財政で、貿易をし、農作物を輸入しているとか」
「ええそうです。その割合は4割と、農作物の自給率がかなり低く、天災などで、自国の作物がやられると、近隣諸国に戦争を仕掛けて、略奪をし、それを民に分け与えるのが伝統になってしまっていたようです」
「生きるために戦争をするか、哀しいな、ネーザン国は農作物が豊かであるからその点は同情する。問題なのはなぜ魔族の侵略が迫っている折に、この大戦さを仕掛けたかだ」
「実はここ数年、エジンバラ王国だけでなく北方諸国が相次ぐ豪雪に悩まされ、それに加えて作物への疫病で、農業が全滅に近い打撃を受けていたようです」
「……なんだと」
「特にエジンバラその被害が大きく、民の2割が餓死するほどの有様のようです」
「ばかな、貿易はどうした? 輸入はしなかったのか?」
「それが……商人どもは各国が農作物を買いあさっているのをみて、これを気に大儲けをしようと、値段をどんどん釣り上げていき、最終的には通常価格の52倍の値段を要求していたようです」
「52倍だと! ふざけるな、そんなもの通るはずがなかろう!」
「ええ流石に北方諸国はそれに大層怒り、南方諸国つまり、ネーザンもその中に入っており、恨みを知らぬ間に買っていたようです」
「……八つ当たりだが、まあ、その気持ちは理解できる」
「……それが、八つ当たりではないのです……。値段を釣り上げた商人はネーザン国出身も多かったようです……」
「なっ⁉ ──くっ……、愚かな。相手は餓死するほど、貧しておるのだぞ! それを見て、欲に眩み、人の道を違える者が、我が国にいるとは、なんとも情けない……!」
「エジンバラの財務担当の官吏いわく、作物を買うよりも、傭兵を雇って戦争を仕掛けるほうが、十倍安かったとの声も上がっております」
「何とも言い難い……生きるために殺し合うなど、これが人の咎というものか、因果なものだ……」
「先のテットベリー伯はそれを存じておりまして、ゆかりのある商人たちに真っ当な価格で作物を売るよう声をかけ、戦争を避けるよう働いていたそうですが、商人たちの熱狂ぶりはすさまじく、いずれ戦争は不回避であったとジェラードも申しておりました」
「……そうか、大体の背景は理解できた。私は我が国の者が非道な行いをしたことに心苦しい……!」
「お気持ちお察しいたします。実はエジンバラ王国は現在、今年の冬を超えられるほどの財政の余裕はなく、その……敗戦国への賠償金をかなり穏便な額にしていただくよう陛下に申し上げたいのです、また商人たちへも勅令をもって正当な額で取引を行うよう陛下にお頼みしたいと存じます」
「相分かった、そなたの好きにするがよい」
「はっ! ありがとうございます」
「ミサ……」
「は? どうなされました?」
「このような哀しい戦いが、二度とおこなわれないように願いたいものだ……」
「陛下……!」
そしてウェリントンは星空を見上げた。彼は何も言わない、でも少しの間だけ彼の背中を見つめていたかった。それが私と彼の距離だ。
彼の理想の社会を作るために、私は心を砕く、彼のために私は国を守る。それでいいのだ。妃なんておこがましいことを私は望んでいたわけじゃない。ただ彼のそばで支えたいだけ。私は幼女、彼は大人の男、きっと一時の思いもいつかは消え去る。
私は彼の背中を見ているだけ、ただそれだけが私の望み。傍にいられればそれでいい、それだけは阿弥陀様も許してほしい。私はただの幼女で、一人の普通の女だから……。
私はメアリーにジェラードのことをわかってもらおうと努力することにした。
「あっそ、私には関係ないわ。でも、私の事みんなさんざん笑ってるでしょうね、無様に幼女にやぶれた、一応姫様だって、ああむかつく! 飲む! 飲むから私!」
「もう十分飲んでるよ、飲み過ぎは体に悪いよ、もう気分悪いことは忘れて少し落ち着いたら寝よ、そうしたら冷静になれるって」
「別にいいじゃないの? このまま私が死んでも。どうせ行き遅れの不細工な姫様だからね~私」
「メアリーは行き遅れじゃないし、不細工でもないでしょ!」
「当たり前でしょ! 私が綺麗で若いことは私が一番知ってるんだから! でも、ネーザンの男どもは全然わかってないの! くそ、みんな同世代の友達は結婚しやがって、な~にが、子どもが可愛いーだ、貴方にもいずれわかる日が来るわーだ、なめんな! 上から見てんじゃねーよ、私姫よ! 姫! わかる!?」
……完全に悪酔いしている。
「もうお酒やめなよ、ウェリントンもそうだけど呑むと人が変わる時があるから、よくないよ、控えようよ、健康のために」
「あら、何でウェリントンが出てくるのよ、なんかあったんでしょー、わかるわよー、そういうの、ほら、飲まないなら吐きなさいよー」
くっ、腐っても女、腐ってはないんだけど、やっぱり女性、カンは鋭い。
「別に……ウェリントンってさあ、酔うと女性口説くでしょ、ただそれだけのこと」
「はあ?」
「え?」
「あいつが女性口説くわけないでしょ、そういうの昔から嫌がっていたし、私見たことないよ、あいつ酒好きだけど」
「えっ? えっ?」
「はーい、ミサちゃーん、ちょっと待ちなさーい、ウェリントンがなんだって、ほらほら、言っちゃいなよ、なんかあったんでしょ、逃がさないから」
話がループしてるけど、今度は核心をついてる。どうしようか……。
「えーと、そろそろ私帰ろっかなー」
「逃がすかー!」
メアリーたら凄い速さで私を抱きしめてきた、くっ、飲んべえのくせに、動きも、力もある。このままだと、酒無理やり飲まされそうだし、相談もかねて、話すしかないか……。
「あ、あのさ、冗談だと思うんだけど、ウェリントンが、10年たったら私を妃として迎えるとか言ってたけど、あれ、冗談だよね、そんなの私に務まるわけないし、釣り合わないし、まあ嘘だと……」
「えっ? えっ────!?」
「び、びっくりした耳元で叫ばないでよ、メアリー! 耳の中が痛い」
「いやいや、あいつそんな冗談言わないよ、本気だって、本気であいつ言ってるつもりなんだって! たぶん妃が見つからないと、あんたと本気で結婚するつもりだよ! 絶対そう! 長年一緒にいた私が言うんだからマジだって!」
「えっ……、ええ──!?」
「……というわけで妹ちゃんよろしく」
「よろしくじゃないって、そんなの困るよ!」
「あんたウェリントンのこと嫌いなの?」
「いや……好き……だけど」
「じゃあ、いいじゃんいいじゃん、結婚しちゃえば、私は賛成だよ、なんなら、それらしく取り持ってあげようか私が?」
「やめてよー! かき乱さないで、頼むから!」
「えーなんで!? なんで」
「私は異世界の……」
「関係ないじゃん、女なんだから」
「女だからって……」
「それくらいさあ、わがままになってもいいじゃない、貴女頑張ってるんだし、ご褒美ぐらい欲しいとか思わないの?」
「そ、それは……」
「それは?」
「でも、ダメ! ダメなの。この話はおしまい! お酒控えてね! じゃあね、バイバイ!」
「あっ、逃げた──」
その場から私は立ち去り赤くなった顔を冷やそうと風にあたる。
……私恋愛なんてしたことないんだよ、それも相手が王様なんて、無理だよ、私なんかがふさわしくないよ……。それに……。
私はウェリントンに許可を取って先に宿舎の館に戻った。心の整理がつけたかったのと、まだ仕事が残っていたためだ。しかし、書類を読んで、新たな事実が判明したことに頭を悩ませた。
ウェリントンに報告しないとなと思っているといつの間にかすでに夜だった、ウェリントンは宿舎の館に戻っているだろうか。
私が館の中庭の渡り廊下で探しているときだ、ウェリントンは穏やかな瞳で星空を眺めていた。私も空を見渡すと星屑に満ちて、三日月が誇り高く天で輝いていた。月明かりに濡れた、ウェリントンの金髪は美しく、透き通って白銀に煌めいていた。
私がその幻想的な風景に見とれていると彼が気付いたようで、
「ん、ミサかどうした?」
と、笑いながら語りかける。私はこのムードに少しどぎまぎしながら、仕事を終えることに専念した。
「陛下、頼まれていたエジンバラ王国の調査の件、ある程度めどがつきました」
「……何故エジンバラがこれほどまでに戦争にこだわったのか、であったな」
「左様です。調査によると、エジンバラ王国は、鉱山国で、豊かな財政を持ちながらも、作物を育てるのに厳しく、また、冬季の間には、大雪が降るため、育つ農作物が限られておるそうです」
「そこら辺は私も聞き及んでいるが、恵まれた財政で、貿易をし、農作物を輸入しているとか」
「ええそうです。その割合は4割と、農作物の自給率がかなり低く、天災などで、自国の作物がやられると、近隣諸国に戦争を仕掛けて、略奪をし、それを民に分け与えるのが伝統になってしまっていたようです」
「生きるために戦争をするか、哀しいな、ネーザン国は農作物が豊かであるからその点は同情する。問題なのはなぜ魔族の侵略が迫っている折に、この大戦さを仕掛けたかだ」
「実はここ数年、エジンバラ王国だけでなく北方諸国が相次ぐ豪雪に悩まされ、それに加えて作物への疫病で、農業が全滅に近い打撃を受けていたようです」
「……なんだと」
「特にエジンバラその被害が大きく、民の2割が餓死するほどの有様のようです」
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「それが……商人どもは各国が農作物を買いあさっているのをみて、これを気に大儲けをしようと、値段をどんどん釣り上げていき、最終的には通常価格の52倍の値段を要求していたようです」
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「ええ流石に北方諸国はそれに大層怒り、南方諸国つまり、ネーザンもその中に入っており、恨みを知らぬ間に買っていたようです」
「……八つ当たりだが、まあ、その気持ちは理解できる」
「……それが、八つ当たりではないのです……。値段を釣り上げた商人はネーザン国出身も多かったようです……」
「なっ⁉ ──くっ……、愚かな。相手は餓死するほど、貧しておるのだぞ! それを見て、欲に眩み、人の道を違える者が、我が国にいるとは、なんとも情けない……!」
「エジンバラの財務担当の官吏いわく、作物を買うよりも、傭兵を雇って戦争を仕掛けるほうが、十倍安かったとの声も上がっております」
「何とも言い難い……生きるために殺し合うなど、これが人の咎というものか、因果なものだ……」
「先のテットベリー伯はそれを存じておりまして、ゆかりのある商人たちに真っ当な価格で作物を売るよう声をかけ、戦争を避けるよう働いていたそうですが、商人たちの熱狂ぶりはすさまじく、いずれ戦争は不回避であったとジェラードも申しておりました」
「……そうか、大体の背景は理解できた。私は我が国の者が非道な行いをしたことに心苦しい……!」
「お気持ちお察しいたします。実はエジンバラ王国は現在、今年の冬を超えられるほどの財政の余裕はなく、その……敗戦国への賠償金をかなり穏便な額にしていただくよう陛下に申し上げたいのです、また商人たちへも勅令をもって正当な額で取引を行うよう陛下にお頼みしたいと存じます」
「相分かった、そなたの好きにするがよい」
「はっ! ありがとうございます」
「ミサ……」
「は? どうなされました?」
「このような哀しい戦いが、二度とおこなわれないように願いたいものだ……」
「陛下……!」
そしてウェリントンは星空を見上げた。彼は何も言わない、でも少しの間だけ彼の背中を見つめていたかった。それが私と彼の距離だ。
彼の理想の社会を作るために、私は心を砕く、彼のために私は国を守る。それでいいのだ。妃なんておこがましいことを私は望んでいたわけじゃない。ただ彼のそばで支えたいだけ。私は幼女、彼は大人の男、きっと一時の思いもいつかは消え去る。
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