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斬れぬ宝剣
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ツクヨが迫る危機に気付いたと同時に、彼の身体が強い力で後ろに引っ張られる。その背後にはルーカスが駆けつけていた。靡く髪の先が、モンスターの振るった剣が巻き起こす風圧で激しく動く。
命を失いかける一瞬の出来事に、全身の力が抜け恐怖に身体が蝕まれるような感覚に陥ったが、それは一瞬の出来事でツクヨは直ぐに我に帰る。
彼が絶対の信頼を寄せていた布都御魂剣。だが、能力を活かしたその一撃は、首無しのモンスターの強靭な身体に、傷をつけることは叶わなかった。
物理的な強度だけでなく、布都御魂剣のような特殊な攻撃に対しての防御も強靭だったというのだろうか。しかし、そうなるといよいよ攻撃を通す手段が無いとしか思えなくなってしまう。
実際のところ、ツクヨもこの剣で駄目なら最早自分達に、このモンスターを倒す手段がなくなる事を理解していた。そして今、その結果が彼らの前に突きつけられる。
「そんな・・・。神話上の剣でも通用しないのか?それともあの時の力は、私自身の実力ではなかったと・・・?」
呆気に取られるような表情で、手にしていた布都御魂剣を見つめるツクヨ。そんな彼の背中を叩き、目の前の結果を受け入れさせ、その上で尚闘志を失わせまいと気合を入れるルーカス。
「しっかりしろ!その剣にどんな力が込められているのか俺には分からないが、今は目の前の事に集中しろ。幸い、奴の攻撃を凌ぐことなら出来る状況だ。お前が呼んだ修復士が到着するまで、被害を出さずに持ち堪えるのが俺達に今できる事じゃないのか?」
彼の言う通り、今はショックを受けている場合ではない。レースの一件で、少しは強くなったと自覚していたつもりのツクヨだったが、あの時の活躍はまやかしだったのかと思えるほど、呆気なく弾かれてしまった。
だが、ルーカスの張り手で頭の中をリセットすることのできたツクヨは、彼のアシストをしながら別の手段はないかと模索する事にした。
「あぁ、すみません・・・。少し自信があったのですが、如何やら通用しなかったみたいです。でも、大丈夫!それならそれで、今度は私が囮になります!ルーカスさんはその隙に・・・」
「・・・如何だろうな・・・。実際、俺も人に言えた義理じゃぁないんだ。本気の一撃は何度も打ち込んだつもりだったんだがな・・・。如何やらそれも通用しないらしい。それどころか、俺の方が腕にダメージを抱えちまう・・・」
「それならやっぱり、時間を稼ぐ他ないんですかね・・・?」
持ち得る可能性と力は出し尽くした。だが、それでも彼らにあの首無しのモンスターを斬りつけることは叶わなかった。
最後の望みは、修復士が行なっていた作業工程の中にある。護衛の者の話を聞く限り、モンスターが現れる可能性があった事は、彼らも承知していた筈。ならば、その時の対処法についても、何か分かるかもしれない。
確実ではない期待に身を寄せながら、ツクヨとルーカスは再びモンスターへの攻撃を開始した。
今度は周りの護衛からの援護や支援を受け、二人がモンスターと張り合う事で少しでも時間を稼ぐことに全力を注ぐ一行。
動きが軽やかになる支援魔法や、モンスターの攻撃を受け止めた際の衝撃を和らげる魔法。そして銃火器や攻撃魔法による遠距離攻撃を得ながら、ツクヨは再び布都御魂剣でモンスターを攻撃する。
すると、それまでは気がつかなかったが、モンスターにある変化が起きていた。ツクヨが攻撃を躱しながら、衝撃の反射を受けないように刀身を滑らせるように打ち込んだモンスターの身体に、まるで痣のような痕が見られたのだ。
「ッ・・・!?」
違和感を覚えたツクヨは、モンスターの身体に刻まれた痣目掛けて、同じ箇所に攻撃を集中させる。すると、僅かにだが剣が当たった時にモンスターが反応するようになってきていたのだ。
「・・・攻撃が、通じてる・・・?」
「どうした?」
「攻撃が通じてるみたいなんです!気のせいかもしれないですけど、これまでにない反応を示してるんです!」
俄かに信じ難い彼の発言。しかし、こんな状況でわざわざそのような事を口にするということは、彼なりに手応えがあったに違いない。ルーカス以上の腕力はないが、彼の持つ見るからに特殊な刀剣に賭け、ルーカスは彼の攻撃をモンスターに通す為の道を作ってみせると約束をした。
息を合わせるように走り出した二人は、モンスターを挟むように二手に分かれ、それぞれ二本ずつの腕を相手にする。
素早い身のこなしで斬撃を躱すツクヨに対し、自慢の力とその大剣で攻撃を受け流していたルーカスは、ツクヨの方も視野に入れながら様子を伺い、隙を見て飛び上がると、彼の方へ目掛けその大剣を勢いよく投げつけた。
「そいつを盾に使えッ!」
上空から聞こえてきたルーカスの声に反応したツクヨは、速度を上げて振ってくる大剣を目にすると、その落下地点をある程度予測した動きで、モンスターを誘い出す。
そしてルーカスが投げつけた大剣が地面に突き刺さると、ツクヨはモンスターの振るう剣を避けるようにして、その大剣の陰に隠れる。
モンスターの斬撃は、地面に突き刺さる大剣にぶつかり動きを止めた。その一瞬の隙に、陰から飛び出したツクヨが、再び目を瞑り布都御魂剣の能力による創造の光景の中で、モンスターの脇に全力の一撃を入れる。
手に返ってくる衝撃のことなど忘れ、今一度信じた宝剣の一撃は、それまでの斬撃では鳴らなかった、僅かに鈍い音を周囲に響かせた。
音の変化に気付いたのはルーカスだけではない。その場にいた誰もが、絶望の金属音ではない音に一瞬手を止める。
「・・・ォォッ・・・」
ツクヨの攻撃を受けた部位の近くにある口が、呻き声のようなものを漏らす。すると、その剛腕に握られていた剣を落とし、一歩後ろへと退いたのだ。
瞼の裏に映る、布都御魂剣が見せる創造の光景にあったモンスターの腕のオーラが弱まっていくのを感じたツクヨは、その手応えに勢いづき、更にもう一撃入れようと刀を返し、宙を泳ぐ剣を手放した腕に、布都御魂剣の刀身を滑らせる。
ツクヨの見ている光景のモンスターのオーラが、僅かに光を失っているのを感じたツクヨは、そこで初めて布都御魂剣が通用していなかったのではなく、モンスターの身体に宿る能力を祓っていた事を理解したのだ。
命を失いかける一瞬の出来事に、全身の力が抜け恐怖に身体が蝕まれるような感覚に陥ったが、それは一瞬の出来事でツクヨは直ぐに我に帰る。
彼が絶対の信頼を寄せていた布都御魂剣。だが、能力を活かしたその一撃は、首無しのモンスターの強靭な身体に、傷をつけることは叶わなかった。
物理的な強度だけでなく、布都御魂剣のような特殊な攻撃に対しての防御も強靭だったというのだろうか。しかし、そうなるといよいよ攻撃を通す手段が無いとしか思えなくなってしまう。
実際のところ、ツクヨもこの剣で駄目なら最早自分達に、このモンスターを倒す手段がなくなる事を理解していた。そして今、その結果が彼らの前に突きつけられる。
「そんな・・・。神話上の剣でも通用しないのか?それともあの時の力は、私自身の実力ではなかったと・・・?」
呆気に取られるような表情で、手にしていた布都御魂剣を見つめるツクヨ。そんな彼の背中を叩き、目の前の結果を受け入れさせ、その上で尚闘志を失わせまいと気合を入れるルーカス。
「しっかりしろ!その剣にどんな力が込められているのか俺には分からないが、今は目の前の事に集中しろ。幸い、奴の攻撃を凌ぐことなら出来る状況だ。お前が呼んだ修復士が到着するまで、被害を出さずに持ち堪えるのが俺達に今できる事じゃないのか?」
彼の言う通り、今はショックを受けている場合ではない。レースの一件で、少しは強くなったと自覚していたつもりのツクヨだったが、あの時の活躍はまやかしだったのかと思えるほど、呆気なく弾かれてしまった。
だが、ルーカスの張り手で頭の中をリセットすることのできたツクヨは、彼のアシストをしながら別の手段はないかと模索する事にした。
「あぁ、すみません・・・。少し自信があったのですが、如何やら通用しなかったみたいです。でも、大丈夫!それならそれで、今度は私が囮になります!ルーカスさんはその隙に・・・」
「・・・如何だろうな・・・。実際、俺も人に言えた義理じゃぁないんだ。本気の一撃は何度も打ち込んだつもりだったんだがな・・・。如何やらそれも通用しないらしい。それどころか、俺の方が腕にダメージを抱えちまう・・・」
「それならやっぱり、時間を稼ぐ他ないんですかね・・・?」
持ち得る可能性と力は出し尽くした。だが、それでも彼らにあの首無しのモンスターを斬りつけることは叶わなかった。
最後の望みは、修復士が行なっていた作業工程の中にある。護衛の者の話を聞く限り、モンスターが現れる可能性があった事は、彼らも承知していた筈。ならば、その時の対処法についても、何か分かるかもしれない。
確実ではない期待に身を寄せながら、ツクヨとルーカスは再びモンスターへの攻撃を開始した。
今度は周りの護衛からの援護や支援を受け、二人がモンスターと張り合う事で少しでも時間を稼ぐことに全力を注ぐ一行。
動きが軽やかになる支援魔法や、モンスターの攻撃を受け止めた際の衝撃を和らげる魔法。そして銃火器や攻撃魔法による遠距離攻撃を得ながら、ツクヨは再び布都御魂剣でモンスターを攻撃する。
すると、それまでは気がつかなかったが、モンスターにある変化が起きていた。ツクヨが攻撃を躱しながら、衝撃の反射を受けないように刀身を滑らせるように打ち込んだモンスターの身体に、まるで痣のような痕が見られたのだ。
「ッ・・・!?」
違和感を覚えたツクヨは、モンスターの身体に刻まれた痣目掛けて、同じ箇所に攻撃を集中させる。すると、僅かにだが剣が当たった時にモンスターが反応するようになってきていたのだ。
「・・・攻撃が、通じてる・・・?」
「どうした?」
「攻撃が通じてるみたいなんです!気のせいかもしれないですけど、これまでにない反応を示してるんです!」
俄かに信じ難い彼の発言。しかし、こんな状況でわざわざそのような事を口にするということは、彼なりに手応えがあったに違いない。ルーカス以上の腕力はないが、彼の持つ見るからに特殊な刀剣に賭け、ルーカスは彼の攻撃をモンスターに通す為の道を作ってみせると約束をした。
息を合わせるように走り出した二人は、モンスターを挟むように二手に分かれ、それぞれ二本ずつの腕を相手にする。
素早い身のこなしで斬撃を躱すツクヨに対し、自慢の力とその大剣で攻撃を受け流していたルーカスは、ツクヨの方も視野に入れながら様子を伺い、隙を見て飛び上がると、彼の方へ目掛けその大剣を勢いよく投げつけた。
「そいつを盾に使えッ!」
上空から聞こえてきたルーカスの声に反応したツクヨは、速度を上げて振ってくる大剣を目にすると、その落下地点をある程度予測した動きで、モンスターを誘い出す。
そしてルーカスが投げつけた大剣が地面に突き刺さると、ツクヨはモンスターの振るう剣を避けるようにして、その大剣の陰に隠れる。
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手に返ってくる衝撃のことなど忘れ、今一度信じた宝剣の一撃は、それまでの斬撃では鳴らなかった、僅かに鈍い音を周囲に響かせた。
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「・・・ォォッ・・・」
ツクヨの攻撃を受けた部位の近くにある口が、呻き声のようなものを漏らす。すると、その剛腕に握られていた剣を落とし、一歩後ろへと退いたのだ。
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ツクヨの見ている光景のモンスターのオーラが、僅かに光を失っているのを感じたツクヨは、そこで初めて布都御魂剣が通用していなかったのではなく、モンスターの身体に宿る能力を祓っていた事を理解したのだ。
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