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2章 壊れた日常。
おまけ
しおりを挟むおまけ…のんびり平和なやつです
『ソフトクリーム』千月 風深乃
「風深乃ってさ、ほんとにソフトクリーム好きだよね」
「はいっ!ソフトクリームは私の生き甲斐です!」
「そっか、風深乃が嬉しいなら僕も嬉しいよ」
「…なんか兄さんって、無自覚たらしとかしそうですよね」
「たらし…って何?からしの種類?」
「あ違う馬鹿だ」
『キャラ』藍花 風深乃
自室。
「……」
無口なキャラが出てくる漫画を読んでる。
(私も、こういうクールな感じでいこうかな…)
マイペースでおっとりした性格のせいか、無口キャラでもあまり人気が無いと思ってしまう事に悩んでいる。
「……よし、」
「藍花ー!ドーナツ買ってきたので一緒に食べましょ!」
早速実践してみることにした。
「……」パシ
「え」
「……触らないで」
「え」
『絶望』柚鳥 風深乃
「藍花に嫌われた嫌われた嫌われた嫌われた嫌われた嫌われた嫌われた」
(何この雰囲気怖………)
「柚鳥…今は貴方に構う余裕もありません」
「…別に求めてないけど」
「貴方と藍花を殺して私も死にます!!」
「ほんとに意味わかんないんだけど…!!」
「…でも柚鳥も兄さんに対してそう思うでしょう?」
「話広げようとすんな…、チヅにそんな感情無いよ」
「…なんだ、思ったより甘々なんですね」
「訳わかんない怖いから寝る………」
「今夜は寝かさないぜ」イケボォ
「寝かせて下さい」
『悩み』千月 藍花
「藍花、最近何だか変だね、反抗期?」
「……違う」
「…藍花はそのままでいいと思うけどな。」
「………」
「…ね?」
「………っ……」
千月はなんでもお見通し
「なんかドキっとした………お兄ちゃんって無自覚たらしなのかな………」
「違いますよ、馬鹿なんですよ」
「……酷い」
『柚鳥の反応』兄弟全員
「私の設定…しっかり者で頑張り屋、ソフトクリームが好き……っえへへ~しっかり者です!」ドヤ
「…全然しっかりしてないじゃん」
「何か言いました?柚鳥」
「私は……無口で心優しいドM」
「最後」
「…お兄ちゃん、私優しい……?」
「あ…えっと、そうなんじゃないの…?知らないけど」
「…!えへへ、嬉しい」ニコ…
「千月お兄ちゃんもそう思うよ~」お花出てる~
「俺は~、病弱な皆のお兄さん、だって」
「病弱は必須なんですね」
「チヅ可愛い…尊い」
「俺、皆のお兄さん出来てる?」
「うん、できてると思う」
「チヅ可愛い…尊い」
「………」
(あれ…もしかして柚鳥から嫌われてるのって私だけ…?)
藍花と柚鳥はそんなに壁は無い。
「波長が合うのかもね~」お花出てる~
『主人公』兄弟全員
「そういえばたまに作者の脳内で行われるあまみや。主人公会議、この作品は誰が参加するんですか?」
「あ、主人公…そういえば分かんないね」
千月か風深乃で考えてます
「全員参加でいいんじゃない…?」
「柚鳥…それだ!!」
駄目なので長男長女2人にしました(茶番)
ーーー
暗いと明るいのギャップが好きです
応援ありがとうございます!
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