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恋愛 連載中 短編
今になって10年以上も前のサキさんを夢に見て、記憶が蘇り、ショックを受け、後悔した話し。 私は幼少の時から地元のサッカークラブに通っており、高校3年間はサッカー部へ入り、毎日サッカー漬けの日々を過ごした。 それだけやってきたので、三年生になるとキャプテンに抜擢された。あの頃は本当にサッカーが大好きだった。初心者だらけの弱い部活だったけど、ボールさえあればどこでもできて、あんなに興奮し、仲間と一体感を感じ、ボールの行方に一喜一憂することに、とても魅力を感じてのめり込んでいた。 そんな毎日を支えてくれていたのが、マネージャーだった。何人かいたが、よく覚えているのは、サキさんだ。 入部した時からずっと陰ながらサポートしてくれていた。私はマネージャーとは殆ど会話をしたことがなかった。サッカーにのめり込み、見えていなかった。見えていたが、意識してはいなかった。今になって思い出すと、感謝の言葉を常日頃から、若しくは別れの最後に心から伝えるべきだった。
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文字数 1,507 最終更新日 2015.10.22 登録日 2015.10.22
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