【完結】桜の記憶 幼馴染は俺の事が好きらしい。…2番目に。

あさひてまり

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高校生編side晴人 たくさんの初めてを君と

90.二人で ※

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「晴、するよな?」

「えっと…うん、お願いします…。」

顔を赤くしながら言うと蓮が頷く。




あの後話し合って『俺が一人でできるようになるまで』って約束で蓮に手伝ってもらう事になった。

頻度は週に1回。

『は?週2、3は出しとけよ。』って言う蓮に『そんなにした事ないから!』と焦ったのは記憶に新しい。

それから3週間が経つんだけど…実は俺、自分で出来るようになったか試してない。

だってさ、性欲薄い方なのに週に1回あんな濃厚なのされたら…正直、他の日にまでする気なんて起きなくなっちゃうよ。

蓮は凄く上手いんだと思う。

比較対象がないから分かんないけど、毎回訳が分かんなくなる位気持ちいい。

しかも1度出して力を無くした俺の息子を、その…口で復活させて2度目もするのが普通で。

所謂フェラってやつがこんなに気持ちいいのと共に恥ずかしいとは…。
毎回蓮の口の中に出しちゃうし。

俺、ダメすぎる…!!!


よくよく考えてみたら蓮は俺の事好きって思ってくれてる訳で。

返事してないのにこれって…蓮の気持ち利用してるみたいじゃない?

じゃあ返事しろよってツッコミはごもっとも。

ただ、今の状態で蓮に好きって伝えたとしても、この行為に対する申し訳なさから言ってるって思われるんじゃないかって、尻込みしちゃうんだよね。


ど、どうしたらいいんだーーー⁉︎⁉︎

俺は最近この事で頭を抱えてる。





「ンッ…」

ベッドに向かい合って座って、足を広げた俺の中心を蓮が扱いてる。

後ろからの時もあるけど、前からの方が蓮の顔が見えて好きだ。

「アッ、それ、気持ち…ッ」

「此処、こうされたいんだ?」

「ひゃぁッ!」

『気持ちいい時は声に出せ』って言う蓮の言葉通りにすると、そこを沢山触ってくれる。


目を細めて愉しげな蓮の顔に…ふと、名案が浮かんだ。

蓮は『週に2、3回は出しとけ』って言ってたよな?

って事は蓮自身は普段それくらいしてる訳だ。
多分だけど。

それならさ、今一緒にしてもいいと思わない?

俺が蓮のをすれば効率的だし。

正しく名案じゃないか!!

俺は蓮の手を掴んで動きを止めると、訝しげな蓮に言った。

「ねぇ、ハァ、俺も蓮の、触っていい?」

「………………は?」

「だってさ、してもらってばっかだし。俺も蓮のできたらいいのにって思って。」

その方がフェアだろ?と言うと、蓮は頭を抱えた。

「そんなん考えなくていいから…!」

あ、ダメっぽい。

「ごめん、そうだよな。俺、多分下手だし…。
蓮の事気持ち良くできないか…。」

名案にも俺のテクニックが伴わないんじゃしょうがない。

ションボリして俯くと、慌てた蓮の声がする。

「違うッ!そうじゃねぇよ!…晴さん?え、ちょっ、泣いてないっすよね…?」

焦って覗き込んでくるけど、何で敬語なんだ。

「泣いてない。ただ、自分の無力さに打ちひしがれてる…。」

そう言うと、蓮は俺を抱きしめた。

「そりゃ晴がしてくれたら嬉しいけど…お前、俺の触れんの?」

「え?当たり前じゃん。」

何を言ってるのやらと思って見上げると、そこには目を見開いた蓮の顔。

「…マジ?」

「何でそんな驚くの?」

「…いや、何でって…!はぁ、分かった。無理しなくていいからな?」

そう言ってベルトを緩めると、デニムの前を寛げる。

そうして、ハイブランドのパンツの中から現れたのは…。

「デッッッカ!」

長くて太くて血管がビキビキしたソレは、見慣れた俺の息子氏とは大違いだった。

「俺、男として自身無くすわ…。ちょっと勃ってるだけでこれって…ん?」

そう、蓮のは既に緩く立ち上がってる。

俺の視線に気付いたのか、蓮が苦笑した。

「晴の見えてんだぜ?勃つに決まってんだろ。」

そう言って俺のに軽く触れる。

「触って、晴の声聞いたら即バキバキだわ。」

「俺のせい…?」

いつも涼しい顔で俺のをしてた蓮。

俺が果ててからも、濡らしたタオルで拭いてくれたり後処理してくれて。

そんな余裕しか感じなかった蓮が、俺で興奮するんだ…。

「…引いた?」

ちょっと心配そうな蓮が可愛くて。

「ううん。なんか、嬉しい…。」

そう言いながら、蓮のを優しく握った。

「ドクドクして、熱い…。」

俺のとは重量感が違うそれを上下に動かすと、蓮も俺のを扱く。

「晴、同じようにして。」

そう言われて手の動きを真似ると、俺のからはタラリと先走りが垂れる。

「ンッ…、アッ…んぁっ…」

気持ち良さに声が漏れると、手の中の蓮がピクっと動いた。

見ると、硬度を増した蓮のからも先走りが垂れて。

それを利用してお互いのをグチグチと擦る。

「やァ…ンッ、あぁんッ!」

「フッ…晴、手ェ止まってる。」

笑を含んだ蓮の声。

「だって、ハァ、きもちくて…力はいんな…」

「ん。じゃあこうしよ?」

そう言って俺の手を離させると、俺の中心に自分のをピトリとくっ付けた。

そして、それを纏めて上下に扱く。

「えっ⁉︎…アッ…やぁぁッ!!」

蓮の手と蓮のモノに挟まれて擦られる刺激が凄い。

卑猥な水音と共に突き上げて来る快感に、頭の中が白くなる。

「アァァッ!気持ちいい…レンッ…!」

「俺も…ハァ、お前のが当たって凄ぇイイ…!」

蓮の言葉に煽られて、俺は身体を弓形にした。

「アァッ!出ちゃう!蓮、も…イクッ…!」

「くっ……、イケ…!!」

責め立てる動きに抗えず、白濁を飛ばした。

太腿がビクビク震えて、余韻が続く。


その時、涙が滲んだ視界に蓮のが映った。

それは腹につくほど勃ち上がっていて、蓮がまだ達してない事を物語ってる。

俺だけ、先にイッちゃったんだ…。

そう思ってると、蓮が俺のを離して自分のを握った。

あんなバキバキの状態でそのままなんて辛過ぎる。

自分の手で出すつもりなんだろう。

「………ッ晴…!」

俺の名前を呼びながら眉間に皺を寄せる様に堪らない気持ちになる。

蓮の先端からからコポリと先走りが溢れた。


あ、勿体ない…。


長い竿を伝ってベッドのシーツに落ちそうなそれを見てそう思った。

ぼんやりする頭で、それを受け止めなくちゃと思う。

気がつくと、四つん這いになって蓮のソレに顔を寄せていた。

「…晴…ッ……⁉︎」

舌で流れる液体を受け止めた俺に、蓮が驚愕してる。

だけど、次々に垂れてくるから俺はペロペロと舐め続けた。

「ッ…ちょっ、待て!」

蓮の手が邪魔でそれごとベロリと舐め上げると、電気が走ったかのように離れる。

剥き出しになった蓮の中心。

その先端からは、まだ先走りが出続けていてーー。

愛しくて、パクリとそこを口に含んだ。

「なっ…⁉︎…晴…!」

全体の半分しか口に入らない。

それでも、蓮に気持ち良くなって欲しくて唾液を絡めた。

見上げると、壮絶な色気を放ちながらも苦しそうに耐える姿が目に入ってーー。

堪らなくなって、いつも蓮がしてくれるみたいにソレを吸い上げた。

「ーーーーーッ!!!」

蓮の腰がビクッと揺れて、俺を見る。

二人の視線が絡まった、その瞬間ーーー

低い呻き声と共に、口の中に青臭い味が広がった。




「晴!出せ!ほら!」

稀に見る慌てぶりの蓮に口を開けられて、中身をティッシュにダラリと出した。

そこから、急激な眠気に襲われて目を閉じる。

「嘘だろ…寝るのかよ…。」


ガックリしたような脱力した声とは裏腹に、ギュッと強く抱き締められて。

何だか楽しくなって、夢現の中ちょっと笑った。




●●●
晴人、気持ち良くて頭の中が溶けると大胆になっちゃう系の受け。
多分酔っ払ってもこうなる。笑




















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