8 / 48
第8話 初めての王都
しおりを挟む
「こんにちは。こちらの子が初めて入場なんですが、入場料を支払いします」
シャリーの言葉を聞いた衛兵がちらっと俺を見つめる。
「そちらの鳥の魔物は?」
「絆の従魔です」
「!?」
「こう見えても、この子、凄腕ですよ~」
「そ、そっか。分かった。入場料は確かに貰った」
「アルマくん。こちらのクリスタルに手をかざして」
シャリーに言われたまま、俺は左手をクリスタルに手をかざした。
クリスタルに不思議な光が灯り、すぐに消える。
「さあ、入ろう~」
シャリーは俺の手を引いて、王都の中に足を踏み入れた。
入口付近にはめぼしいお店はないらしく、特に説明とかはなかったけど、大通りに入った途端に多くのお店が並び、シャリーは一つ一つ丁寧に説明してくれる。
ここで一つ分かった事は、俺が持つ究極スキル『道しるべ』で染め上げた地図には、建物の名前も載るようだ。
ただ、一度でもその建物が何の建物か分かる必要があって、シャリーが「あれは宿屋だよ~」と教えてくれると宿屋の名称が映る。
さらにいうと、もし間違った場合、名称は映らない。例えば、シャリーから「あれは道具屋だよ~」と教えてもらっても武器屋など他の店の場合は地図に表記されない。
それにしてもこの地図って便利だな…………恐らくだけど、転生特典のスキルだと思われるだけの事はある。進化特典スキルとかも手に入れているから、転生特典に間違いないはずだ。
俺が熱心に頷いているのもあって、シャリーは一生懸命に説明をしながらとある宿屋に入っていった。
こちらの宿屋だと知るだけで、この建物が『安らぎの木』という名前の宿屋で4階建て、1階は食堂であり、2階の半分が自宅でそれ以外と3階4階が宿屋部分になっているのが分かる。
部屋は全部で25室で、3階4階が10室で2階が5室。ここまで鮮明に構造まで分かるようになるんだな。
中に入ると女の子が元気そうに「いらっしゃいませー! あっ! シャリーお姉ちゃん!」と出迎えてくれた。
ここを拠点にしているというだけあって、顔見知りみたいだ。
「エマちゃん。友人を上げさせてもらうね?」
「えっ……? お姉ちゃん? 彼氏くん?」
「っ!? ち、違うよ! と、友達だよ!」
「ふ~ん」
まだ十歳くらいの女の子は、俺を品定めするかのように下から上まで眺める。
「シャリーお姉ちゃんも遂に……」
「違うってば!」
「えへへ~何か必要になったら言ってね~」
「ありがとう~」
こちらに手を振る女の子を残してそのまま階段を上り、2階の部屋に入っていった。
部屋の中は宿屋だけのこともあり、とても綺麗な場所だった。
前世では山登りの際にビジネスホテルに泊まっていたのを思い出すと、ビジネスホテルの部屋よりも遥かにランクの高い部屋だな。
「そちらに座って~いま紅茶を用意するね~」
「ああ。ありがとう」
椅子に座ると同時に、クレアとルークが飛び上がり、部屋を模索し始める。
初めて見る景色に興味津々のふたりを見て笑みがこぼれてしまう。
俺も前世の記憶がなければ、はしゃいでいたかも知れない。
少しすると、美味しそうな紅茶の香りが部屋に満ちていく。
すぐにマグカップを持ってきて、俺の前に置いてくれた。
「アルマくん? 妹様と弟様も紅茶飲むのかな?」
「飲むと思う」
「じゃあ、おふたりの分も用意する~!」
駆け足でまた紅茶を淹れに行くシャリー。
彼女が淹れてくれた紅茶を口にしようとした時、一つ頭を過る事がある。
「あ~アルマくん~睡眠剤とか毒薬とか入ってないからね~」
…………心を読まれていたみたいだ。
いまの自分と妹弟がどれくらい強いか分からないが、シャリーが俺に追いつけられなかったのを考慮すると、飲んだ瞬間に倒れたらルークでもなんとかなるか。
久々にマグカップを手に持ち、口に持っていく。
この世界に生まれて初めて文明が作り出したモノを手にする。
母さんと過ごしていた頃は基本的に肉を焼いて手で食べるとか果物を食べていたから、懐かしい気持ちに浸りながら紅茶を口に入れる。
香ばしい香りが口の中に広がっていく。
果物とはまた違う味――――風味が久しく感じていなかった味覚を刺激してくる。
一口味わったらもう止まる事ができず、マグカップを置く事なくずっと飲み続けた。
「おまた――――ふふっ。もう一杯飲む?」
「いいのか?」
「まだ沢山あるからいいよ~」
「ありがとう」
もう一杯貰った紅茶をまた堪能する。
妹弟もテーブルにやってきて、器用にマグカップの中にくちばしを入れて飲み始めた。
【美味しい~!】【兄ちゃん! 美味しい!】
「ふたりとも、とても美味しいみたい」
「それは良かった~」
「少し聞いてもいいか?」
「もちろんだよ。色々聞きたい事もあるだろうから、ここに連れて来たんだから」
向かいに座るシャリーが紅茶をテーブルに置き、足を汲む。
美少女の綺麗な両足が交わり、色白肌の太ももをさらけ出す。
あまり直視するのは失礼だと思うから、できる限り視線を向けないようにしよう。
「まず入場について教えて欲しい」
「全ての国、全ての街に入るための入場料が必要なんだ。中には自由の国があるけど、入場料なしで入れるが犯罪者は入れなかったり、まあ色々あるんだけど、まず、どこの街も入るためには入場料がいると思ってくれていいよ」
「それをシャリーが代わりに払ってくれたよな?」
「そうだね。それについてはまた説明するよ。入場に関して、入場料を支払わなくても良い方法があって、その王国に席を置く人は払わなくてもいいというか、代わりに国民税を支払う事になるんだ。どっちがいいとかはないけど、入場料の方が値段は高いよ。でも誰でも王国に席を置ける訳ではないんだ。その資格を持つために何らかの仕事に従事していないといけないんだ」
要は住民になって街に入るか、入場料を支払って入るかか。
「それ以外で冒険者という職業は優遇されていて、Dランク冒険者以上だと入場料なしで街に入れるんだ。王国によるけど、少なくともCランク冒険者になれば、どの街もただで入れるようになるよ」
「それは冒険者が戦力になるから、国としても歓迎するという理念か?」
「ふふっ。アルマくんって凄く聡明だね。その通りだよ」
どの国も戦力なら歓迎するがそうでないなら要らないだろうからな。
それは異世界でも変わらないか。いや、魔物がはびこっている世界だからこそ、前世よりもその色が濃いのかも知れない。
「入場料を支払わずに入る方法もあって、入口で『経由する』話すと入場料なしで通してくれるんだけど、これは街から12時間以内に外に出なければならないんだ」
12時間……という事は、この世界にも時間の概念があるのか?
「時間とはなんだ?」
「え~っと、あそこに時計ってあるでしょう?」
彼女が指差した壁には前世でもよく見かけた丸い時計が掛けられていて、1から12までの数字が書かれていた。
数字ですら前世と一緒か……。
シャリーから長い針と短い針の説明があり、1日24時間も変わらず、朝、昼、夕方などの感覚も前世と同じだった。
シャリーの言葉を聞いた衛兵がちらっと俺を見つめる。
「そちらの鳥の魔物は?」
「絆の従魔です」
「!?」
「こう見えても、この子、凄腕ですよ~」
「そ、そっか。分かった。入場料は確かに貰った」
「アルマくん。こちらのクリスタルに手をかざして」
シャリーに言われたまま、俺は左手をクリスタルに手をかざした。
クリスタルに不思議な光が灯り、すぐに消える。
「さあ、入ろう~」
シャリーは俺の手を引いて、王都の中に足を踏み入れた。
入口付近にはめぼしいお店はないらしく、特に説明とかはなかったけど、大通りに入った途端に多くのお店が並び、シャリーは一つ一つ丁寧に説明してくれる。
ここで一つ分かった事は、俺が持つ究極スキル『道しるべ』で染め上げた地図には、建物の名前も載るようだ。
ただ、一度でもその建物が何の建物か分かる必要があって、シャリーが「あれは宿屋だよ~」と教えてくれると宿屋の名称が映る。
さらにいうと、もし間違った場合、名称は映らない。例えば、シャリーから「あれは道具屋だよ~」と教えてもらっても武器屋など他の店の場合は地図に表記されない。
それにしてもこの地図って便利だな…………恐らくだけど、転生特典のスキルだと思われるだけの事はある。進化特典スキルとかも手に入れているから、転生特典に間違いないはずだ。
俺が熱心に頷いているのもあって、シャリーは一生懸命に説明をしながらとある宿屋に入っていった。
こちらの宿屋だと知るだけで、この建物が『安らぎの木』という名前の宿屋で4階建て、1階は食堂であり、2階の半分が自宅でそれ以外と3階4階が宿屋部分になっているのが分かる。
部屋は全部で25室で、3階4階が10室で2階が5室。ここまで鮮明に構造まで分かるようになるんだな。
中に入ると女の子が元気そうに「いらっしゃいませー! あっ! シャリーお姉ちゃん!」と出迎えてくれた。
ここを拠点にしているというだけあって、顔見知りみたいだ。
「エマちゃん。友人を上げさせてもらうね?」
「えっ……? お姉ちゃん? 彼氏くん?」
「っ!? ち、違うよ! と、友達だよ!」
「ふ~ん」
まだ十歳くらいの女の子は、俺を品定めするかのように下から上まで眺める。
「シャリーお姉ちゃんも遂に……」
「違うってば!」
「えへへ~何か必要になったら言ってね~」
「ありがとう~」
こちらに手を振る女の子を残してそのまま階段を上り、2階の部屋に入っていった。
部屋の中は宿屋だけのこともあり、とても綺麗な場所だった。
前世では山登りの際にビジネスホテルに泊まっていたのを思い出すと、ビジネスホテルの部屋よりも遥かにランクの高い部屋だな。
「そちらに座って~いま紅茶を用意するね~」
「ああ。ありがとう」
椅子に座ると同時に、クレアとルークが飛び上がり、部屋を模索し始める。
初めて見る景色に興味津々のふたりを見て笑みがこぼれてしまう。
俺も前世の記憶がなければ、はしゃいでいたかも知れない。
少しすると、美味しそうな紅茶の香りが部屋に満ちていく。
すぐにマグカップを持ってきて、俺の前に置いてくれた。
「アルマくん? 妹様と弟様も紅茶飲むのかな?」
「飲むと思う」
「じゃあ、おふたりの分も用意する~!」
駆け足でまた紅茶を淹れに行くシャリー。
彼女が淹れてくれた紅茶を口にしようとした時、一つ頭を過る事がある。
「あ~アルマくん~睡眠剤とか毒薬とか入ってないからね~」
…………心を読まれていたみたいだ。
いまの自分と妹弟がどれくらい強いか分からないが、シャリーが俺に追いつけられなかったのを考慮すると、飲んだ瞬間に倒れたらルークでもなんとかなるか。
久々にマグカップを手に持ち、口に持っていく。
この世界に生まれて初めて文明が作り出したモノを手にする。
母さんと過ごしていた頃は基本的に肉を焼いて手で食べるとか果物を食べていたから、懐かしい気持ちに浸りながら紅茶を口に入れる。
香ばしい香りが口の中に広がっていく。
果物とはまた違う味――――風味が久しく感じていなかった味覚を刺激してくる。
一口味わったらもう止まる事ができず、マグカップを置く事なくずっと飲み続けた。
「おまた――――ふふっ。もう一杯飲む?」
「いいのか?」
「まだ沢山あるからいいよ~」
「ありがとう」
もう一杯貰った紅茶をまた堪能する。
妹弟もテーブルにやってきて、器用にマグカップの中にくちばしを入れて飲み始めた。
【美味しい~!】【兄ちゃん! 美味しい!】
「ふたりとも、とても美味しいみたい」
「それは良かった~」
「少し聞いてもいいか?」
「もちろんだよ。色々聞きたい事もあるだろうから、ここに連れて来たんだから」
向かいに座るシャリーが紅茶をテーブルに置き、足を汲む。
美少女の綺麗な両足が交わり、色白肌の太ももをさらけ出す。
あまり直視するのは失礼だと思うから、できる限り視線を向けないようにしよう。
「まず入場について教えて欲しい」
「全ての国、全ての街に入るための入場料が必要なんだ。中には自由の国があるけど、入場料なしで入れるが犯罪者は入れなかったり、まあ色々あるんだけど、まず、どこの街も入るためには入場料がいると思ってくれていいよ」
「それをシャリーが代わりに払ってくれたよな?」
「そうだね。それについてはまた説明するよ。入場に関して、入場料を支払わなくても良い方法があって、その王国に席を置く人は払わなくてもいいというか、代わりに国民税を支払う事になるんだ。どっちがいいとかはないけど、入場料の方が値段は高いよ。でも誰でも王国に席を置ける訳ではないんだ。その資格を持つために何らかの仕事に従事していないといけないんだ」
要は住民になって街に入るか、入場料を支払って入るかか。
「それ以外で冒険者という職業は優遇されていて、Dランク冒険者以上だと入場料なしで街に入れるんだ。王国によるけど、少なくともCランク冒険者になれば、どの街もただで入れるようになるよ」
「それは冒険者が戦力になるから、国としても歓迎するという理念か?」
「ふふっ。アルマくんって凄く聡明だね。その通りだよ」
どの国も戦力なら歓迎するがそうでないなら要らないだろうからな。
それは異世界でも変わらないか。いや、魔物がはびこっている世界だからこそ、前世よりもその色が濃いのかも知れない。
「入場料を支払わずに入る方法もあって、入口で『経由する』話すと入場料なしで通してくれるんだけど、これは街から12時間以内に外に出なければならないんだ」
12時間……という事は、この世界にも時間の概念があるのか?
「時間とはなんだ?」
「え~っと、あそこに時計ってあるでしょう?」
彼女が指差した壁には前世でもよく見かけた丸い時計が掛けられていて、1から12までの数字が書かれていた。
数字ですら前世と一緒か……。
シャリーから長い針と短い針の説明があり、1日24時間も変わらず、朝、昼、夕方などの感覚も前世と同じだった。
52
あなたにおすすめの小説
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
たぬきち25番
ファンタジー
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。
※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる