27 / 40
第一部
26、吸血鬼と独白(2)
しおりを挟む
※ムカつき注意
はぁ~い、あたしウェンティ、華の17才!
ちょっと頭が薄くなってきた父と、いつもお花畑脳の母から生まれた、とってもキュートな女神の化身な奇跡の天使♪な女の子♪
(女神の化身で天使てなんですの)
あら、なにか声が聞こえた気がするけど、気のせいね♪ちょっとお姉さまの声に似てる気がするけど。
お姉さまと言えば、私には姉が一人いるんだけどぉ。
キュートで天使なあたしと姉妹なのに、どうしてあんな酷い姉が存在するのかって思うような、かなり強烈な人なの!
とにもかくにもケチ!お金にせこい!
知ってる?あの人の好きなご飯って卵かけごはんなのよ?趣味はお金を数えることだし、財布はがま口だし。
服は貧相で、同じものをリフォームして着続けてるとか!
伯爵令嬢なのにもう有り得ないことばっかり!
そんなんだから胸も貧相なのよ!
その点私は流行に敏感で、服はいつも最先端、アクセ一つも気を抜かない徹底ぶり!
美容と健康のために、栄養満点の食事はいつも欠かさないし。
伯爵令嬢として、ケチな事はしません!がモットーよ!
ね、私とお姉さま、どちらが魅力あるかなんて、誰でも分かることよね?
だからレイオンも、ちょっと色仕掛けしただけであっさり釣れちゃったし。
でも伯爵家なのに、レイオンの家もあんまりお金持ってないのよねえ。
そんな時に降って湧いたのが、吸血鬼公爵との縁談話!これを逃す手はないわ!とは私とお父さまの一致する意見。
でも可愛いあたしが吸血鬼の餌食になるなんて有り得ない!我が家の多大なる痛手となるそんなこと、神への冒涜、許されないわ!
なもんで。
レイオンと私が出来ちゃってるので~とお父様に進言して、あっさりお姉さまが行くことになったってわけ。
んもー、私ったら天才!
案の定、支度金として公爵家から送られてきたお金は、目がクラクラするほどの金額で!
今まで買えなかった宝石たっくさん買っちゃった♪
もうケチなお姉さまも居ない事だし、これからは贅沢三昧よー!
って思ってたのに!なのに!
「え、もうお金がないんですか?」
父の言葉に驚いて問い返したら。
「そうなんだよねえ。そんな大した物は買ってないはずなのに」
ため息つきながら父がフキフキしてるのは、昨日買ったばかりという、高級そうな壺。
そんな悪趣味な物を買ってるからお金が無くなるんじゃないかしら?私のように有意義に使わないと駄目じゃない!
「二人とも、新しいお茶が届いたのよ。飲んでみる?」
ウキウキと、紅茶の箱を持ってやって来たのは母だ。紅茶は……まあ宝石や壺より安いし、美味しいからいいけど。
でも二人とも、もっと愛する娘である私のためにお金使ってよね!
とプンプンしてたら。
なんか王家からの使いが来たとかでお父様がお城へ行っちゃった。
こんな弱小伯爵家に何の用なのかしら?
あーもう、そんなことよりお金よお金!
あ、そうだ。
私はいいことを思いついたと、ポンと手を打った。
お姉さま……まだ生きてるかしら?まあ死んでるだろうけど。
とにかく公爵家にお金ちょーだいって手紙送ってみようかな?
お姉さまが生きてたらめっけもんだし、死んでても慰謝料とか何とか言って請求出来るんじゃないかしら。
我ながらいい事思いついたわあ!
早速手紙書こうっと♪
自分の名案に感動すら覚えながら、私は手紙のセットを用意すべくメイドを呼びつけるのだった。
「公爵家にですか?」
夜。
城から帰宅した父に呼ばれて部屋に行ってみれば。
「そうなんだ、吸血鬼公爵との婚姻はどうなってるのかと聞かれてね。様子を見てこいと言われたんだ」
なんでも王家にとって、強大な力をもった吸血鬼公爵は鳥獣用──変な変換されたわね──超重要なんだとか。
頼まれて嫁候補を差し出したはいいけれど、それから何の音沙汰もないらしい。気に入ってくれたのか気に入らなくて怒ってるのか。
ビクビクおっかないので、ちょっと様子見てきてや~とか言ってるんだとか。
音沙汰がないって事は、やっぱりお姉さまはもう天に召されてるのね、チ~ン……
「そうですか、じゃあ頑張って行ってきてくださいね、お父様」
「え、なんで私が行くの?」
「王の命令なんでしょ」
「いや、ウェンティが行ってよ」
「なんでですのん」
「怖いから!」
「私も怖いですわよ!」
なに言ってんのこのハゲ親父!
あの姉を殺す程に恐ろしい吸血鬼がいるとこに、可愛い私を送り出すとか、頭おかしいんじゃない!?
「あのね、もしフィーリアラが死んでたら、今度はウェンティがお嫁さんになれるよう頑張って欲しいんだ」
「はあ?」
「とにかく王家としては、確実に次の吸血鬼公爵となる後継者を、つまり子をなして欲しいわけ。姉が駄目なら妹で頑張れって言われちゃったのよ」
「なんですの、それ!」
ふざけんじゃないわよ!
なんでこの可愛いあたしが!可愛い天使なあたしが!?
「大丈夫だよ、ウェンティちゃん。きみほど可愛い子を父さまは知らないよ。吸血鬼公爵でもいちころさ」
その言葉に。
父の髪をむしり取ろうとした手が止まる。
ふむ……確かに。
お姉さまと違って、可愛くてお色気たっぷり胸たっぷりの私なら、どんな男でも落とせる自信ありますわ。
レイオンだって、ちょっと色仕掛けしたらその日のうちにベッドイン!でしたもの。
相手は吸血鬼とは言え、所詮は男──しかもお金もたっぷり持っている。
悪い話じゃあないわね。
しばし考えた後。
「分かりましたわ、お父さま」
頷く私に、父はホッとしたように頭を撫でた。もう壺よりそうやって頭を撫でてた方がいいんじゃありません?
そんな父を見やりながら。
私は頭の中で、どんなセクシーコーデがいいかしら?と急速に脳内カタログのページをめくるのだった。
===作者の呟き=================
独白その2はまさかのウェンティでした。
こんな女の独白をサラサラっと書いてしまった自分の闇が怖い(苦笑
朝っぱらからムカつく話でごめんなさい(汗
はぁ~い、あたしウェンティ、華の17才!
ちょっと頭が薄くなってきた父と、いつもお花畑脳の母から生まれた、とってもキュートな女神の化身な奇跡の天使♪な女の子♪
(女神の化身で天使てなんですの)
あら、なにか声が聞こえた気がするけど、気のせいね♪ちょっとお姉さまの声に似てる気がするけど。
お姉さまと言えば、私には姉が一人いるんだけどぉ。
キュートで天使なあたしと姉妹なのに、どうしてあんな酷い姉が存在するのかって思うような、かなり強烈な人なの!
とにもかくにもケチ!お金にせこい!
知ってる?あの人の好きなご飯って卵かけごはんなのよ?趣味はお金を数えることだし、財布はがま口だし。
服は貧相で、同じものをリフォームして着続けてるとか!
伯爵令嬢なのにもう有り得ないことばっかり!
そんなんだから胸も貧相なのよ!
その点私は流行に敏感で、服はいつも最先端、アクセ一つも気を抜かない徹底ぶり!
美容と健康のために、栄養満点の食事はいつも欠かさないし。
伯爵令嬢として、ケチな事はしません!がモットーよ!
ね、私とお姉さま、どちらが魅力あるかなんて、誰でも分かることよね?
だからレイオンも、ちょっと色仕掛けしただけであっさり釣れちゃったし。
でも伯爵家なのに、レイオンの家もあんまりお金持ってないのよねえ。
そんな時に降って湧いたのが、吸血鬼公爵との縁談話!これを逃す手はないわ!とは私とお父さまの一致する意見。
でも可愛いあたしが吸血鬼の餌食になるなんて有り得ない!我が家の多大なる痛手となるそんなこと、神への冒涜、許されないわ!
なもんで。
レイオンと私が出来ちゃってるので~とお父様に進言して、あっさりお姉さまが行くことになったってわけ。
んもー、私ったら天才!
案の定、支度金として公爵家から送られてきたお金は、目がクラクラするほどの金額で!
今まで買えなかった宝石たっくさん買っちゃった♪
もうケチなお姉さまも居ない事だし、これからは贅沢三昧よー!
って思ってたのに!なのに!
「え、もうお金がないんですか?」
父の言葉に驚いて問い返したら。
「そうなんだよねえ。そんな大した物は買ってないはずなのに」
ため息つきながら父がフキフキしてるのは、昨日買ったばかりという、高級そうな壺。
そんな悪趣味な物を買ってるからお金が無くなるんじゃないかしら?私のように有意義に使わないと駄目じゃない!
「二人とも、新しいお茶が届いたのよ。飲んでみる?」
ウキウキと、紅茶の箱を持ってやって来たのは母だ。紅茶は……まあ宝石や壺より安いし、美味しいからいいけど。
でも二人とも、もっと愛する娘である私のためにお金使ってよね!
とプンプンしてたら。
なんか王家からの使いが来たとかでお父様がお城へ行っちゃった。
こんな弱小伯爵家に何の用なのかしら?
あーもう、そんなことよりお金よお金!
あ、そうだ。
私はいいことを思いついたと、ポンと手を打った。
お姉さま……まだ生きてるかしら?まあ死んでるだろうけど。
とにかく公爵家にお金ちょーだいって手紙送ってみようかな?
お姉さまが生きてたらめっけもんだし、死んでても慰謝料とか何とか言って請求出来るんじゃないかしら。
我ながらいい事思いついたわあ!
早速手紙書こうっと♪
自分の名案に感動すら覚えながら、私は手紙のセットを用意すべくメイドを呼びつけるのだった。
「公爵家にですか?」
夜。
城から帰宅した父に呼ばれて部屋に行ってみれば。
「そうなんだ、吸血鬼公爵との婚姻はどうなってるのかと聞かれてね。様子を見てこいと言われたんだ」
なんでも王家にとって、強大な力をもった吸血鬼公爵は鳥獣用──変な変換されたわね──超重要なんだとか。
頼まれて嫁候補を差し出したはいいけれど、それから何の音沙汰もないらしい。気に入ってくれたのか気に入らなくて怒ってるのか。
ビクビクおっかないので、ちょっと様子見てきてや~とか言ってるんだとか。
音沙汰がないって事は、やっぱりお姉さまはもう天に召されてるのね、チ~ン……
「そうですか、じゃあ頑張って行ってきてくださいね、お父様」
「え、なんで私が行くの?」
「王の命令なんでしょ」
「いや、ウェンティが行ってよ」
「なんでですのん」
「怖いから!」
「私も怖いですわよ!」
なに言ってんのこのハゲ親父!
あの姉を殺す程に恐ろしい吸血鬼がいるとこに、可愛い私を送り出すとか、頭おかしいんじゃない!?
「あのね、もしフィーリアラが死んでたら、今度はウェンティがお嫁さんになれるよう頑張って欲しいんだ」
「はあ?」
「とにかく王家としては、確実に次の吸血鬼公爵となる後継者を、つまり子をなして欲しいわけ。姉が駄目なら妹で頑張れって言われちゃったのよ」
「なんですの、それ!」
ふざけんじゃないわよ!
なんでこの可愛いあたしが!可愛い天使なあたしが!?
「大丈夫だよ、ウェンティちゃん。きみほど可愛い子を父さまは知らないよ。吸血鬼公爵でもいちころさ」
その言葉に。
父の髪をむしり取ろうとした手が止まる。
ふむ……確かに。
お姉さまと違って、可愛くてお色気たっぷり胸たっぷりの私なら、どんな男でも落とせる自信ありますわ。
レイオンだって、ちょっと色仕掛けしたらその日のうちにベッドイン!でしたもの。
相手は吸血鬼とは言え、所詮は男──しかもお金もたっぷり持っている。
悪い話じゃあないわね。
しばし考えた後。
「分かりましたわ、お父さま」
頷く私に、父はホッとしたように頭を撫でた。もう壺よりそうやって頭を撫でてた方がいいんじゃありません?
そんな父を見やりながら。
私は頭の中で、どんなセクシーコーデがいいかしら?と急速に脳内カタログのページをめくるのだった。
===作者の呟き=================
独白その2はまさかのウェンティでした。
こんな女の独白をサラサラっと書いてしまった自分の闇が怖い(苦笑
朝っぱらからムカつく話でごめんなさい(汗
21
お気に入りに追加
1,840
あなたにおすすめの小説

私が、良いと言ってくれるので結婚します
あべ鈴峰
恋愛
幼馴染のクリスと比較されて悲しい思いをしていたロアンヌだったが、突然現れたレグール様のプロポーズに 初対面なのに結婚を決意する。
しかし、その事を良く思わないクリスが・・。
変態婚約者を無事妹に奪わせて婚約破棄されたので気ままな城下町ライフを送っていたらなぜだか王太子に溺愛されることになってしまいました?!
utsugi
恋愛
私、こんなにも婚約者として貴方に尽くしてまいりましたのにひどすぎますわ!(笑)
妹に婚約者を奪われ婚約破棄された令嬢マリアベルは悲しみのあまり(?)生家を抜け出し城下町で庶民として気ままな生活を送ることになった。身分を隠して自由に生きようと思っていたのにひょんなことから光魔法の能力が開花し半強制的に魔法学校に入学させられることに。そのうちなぜか王太子から溺愛されるようになったけれど王太子にはなにやら秘密がありそうで……?!
※適宜内容を修正する場合があります

王子からの縁談の話が来たのですが、双子の妹が私に成りすまして王子に会いに行きました。しかしその結果……
水上
恋愛
侯爵令嬢である私、エマ・ローリンズは、縁談の話を聞いて喜んでいた。
相手はなんと、この国の第三王子であるウィリアム・ガーヴィー様である。
思わぬ縁談だったけれど、本当に嬉しかった。
しかし、その喜びは、すぐに消え失せた。
それは、私の双子の妹であるヘレン・ローリンズのせいだ。
彼女と、彼女を溺愛している両親は、ヘレンこそが、ウィリアム王子にふさわしいと言い出し、とんでもない手段に出るのだった。
それは、妹のヘレンが私に成りすまして、王子に近づくというものだった。
私たちはそっくりの双子だから、確かに見た目で判断するのは難しい。
でも、そんなバカなこと、成功するはずがないがないと思っていた。
しかし、ヘレンは王宮に招かれ、幸せな生活を送り始めた。
一方、私は王子を騙そうとした罪で捕らえられてしまう。
すべて、ヘレンと両親の思惑通りに事が進んでいた。
しかし、そんなヘレンの幸せは、いつまでも続くことはなかった。
彼女は幸せの始まりだと思っていたようだけれど、それは地獄の始まりなのだった……。
※この作品は、旧作を加筆、修正して再掲載したものです。

【完結】義母が来てからの虐げられた生活から抜け出したいけれど…
まりぃべる
恋愛
私はエミーリエ。
お母様が四歳の頃に亡くなって、それまでは幸せでしたのに、人生が酷くつまらなくなりました。
なぜって?
お母様が亡くなってすぐに、お父様は再婚したのです。それは仕方のないことと分かります。けれど、義理の母や妹が、私に事ある毎に嫌味を言いにくるのですもの。
どんな方法でもいいから、こんな生活から抜け出したいと思うのですが、どうすればいいのか分かりません。
でも…。
☆★
全16話です。
書き終わっておりますので、随時更新していきます。
読んで下さると嬉しいです。

【完結】メンヘラ製造機の侯爵令息様は、愛のない結婚を望んでいる
当麻リコ
恋愛
美しすぎるがゆえに嫉妬で嘘の噂を流され、それを信じた婚約者に婚約を破棄され人間嫌いになっていたシェリル。
過ぎた美貌で近付く女性がメンヘラストーカー化するがゆえに女性不信になっていたエドガー。
恋愛至上の社交界から遠ざかりたい二人は、跡取りを残すためという利害の一致により、愛のない政略結婚をすることに決めた。
◇お互いに「自分を好きにならないから」という理由で結婚した相手を好きになってしまい、夫婦なのに想いを伝えられずにいる両片想いのお話です。
※やや同性愛表現があります。
毒を盛られて生死を彷徨い前世の記憶を取り戻しました。小説の悪役令嬢などやってられません。
克全
ファンタジー
公爵令嬢エマは、アバコーン王国の王太子チャーリーの婚約者だった。だがステュワート教団の孤児院で性技を仕込まれたイザベラに籠絡されていた。王太子達に無実の罪をなすりつけられエマは、修道院に送られた。王太子達は執拗で、本来なら侯爵一族とは認められない妾腹の叔父を操り、父親と母嫌を殺させ公爵家を乗っ取ってしまった。母の父親であるブラウン侯爵が最後まで護ろうとしてくれるも、王国とステュワート教団が協力し、イザベラが直接新種の空気感染する毒薬まで使った事で、毒殺されそうになった。だがこれをきっかけに、異世界で暴漢に腹を刺された女性、美咲の魂が憑依同居する事になった。その女性の話しでは、自分の住んでいる世界の話が、異世界では小説になって多くの人が知っているという。エマと美咲は協力して王国と教団に復讐する事にした。
幼馴染の婚約者ともう1人の幼馴染
仏白目
恋愛
3人の子供達がいた、男の子リアムと2人の女の子アメリアとミア 家も近く家格も同じいつも一緒に遊び、仲良しだった、リアムとアメリアの両親は仲の良い友達どうし、自分達の子供を結婚させたいね、と意気投合し赤ちゃんの時に婚約者になった、それを知ったミア
なんだかずるい!私だけ仲間外れだわと思っていた、私だって彼と婚約したかったと、親にごねてもそれは無理な話だよと言い聞かされた
それじゃあ、結婚するまでは、リアムはミアのものね?そう、勝手に思い込んだミアは段々アメリアを邪魔者扱いをするようになって・・・
*作者ご都合主義の世界観のフィクションです
根暗令嬢の華麗なる転身
しろねこ。
恋愛
「来なきゃよかったな」
ミューズは茶会が嫌いだった。
茶会デビューを果たしたものの、人から不細工と言われたショックから笑顔になれず、しまいには根暗令嬢と陰で呼ばれるようになった。
公爵家の次女に産まれ、キレイな母と実直な父、優しい姉に囲まれ幸せに暮らしていた。
何不自由なく、暮らしていた。
家族からも愛されて育った。
それを壊したのは悪意ある言葉。
「あんな不細工な令嬢見たことない」
それなのに今回の茶会だけは断れなかった。
父から絶対に参加してほしいという言われた茶会は特別で、第一王子と第二王子が来るものだ。
婚約者選びのものとして。
国王直々の声掛けに娘思いの父も断れず…
応援して頂けると嬉しいです(*´ω`*)
ハピエン大好き、完全自己満、ご都合主義の作者による作品です。
同名主人公にてアナザーワールド的に別な作品も書いています。
立場や環境が違えども、幸せになって欲しいという思いで作品を書いています。
一部リンクしてるところもあり、他作品を見て頂ければよりキャラへの理解が深まって楽しいかと思います。
描写的なものに不安があるため、お気をつけ下さい。
ゆるりとお楽しみください。
こちら小説家になろうさん、カクヨムさんにも投稿させてもらっています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる