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2月 みんなのたたかい
21 みんなのたたかい12
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「今回の佐藤さんを学校から追い出した責任は私と私達教師にあります。学校はもっと寛容でなければならないのに、他者を排他的に排除する様な行いは許されていいものでは無いと考えます。そして、皆さんが、何度も私に佐藤さんを助けてといっていたにもかかわらず、私は動かなかった。これは私の怠慢です。大変申し訳ありませんでした。心より謝罪いたします」
「ゴメンナサイ」
教室の前に黒板を背にして、全教師が集まり、一斉に頭を下げる。
陽葵先生の隣にいた新しい校長先生 矢島先生が会話を継ぐ、
「六年一組の皆さん、今回の件、大変申し訳ありませんでした。今後はこのようなことが無いように私が教師人生を賭して誓います。そして、今回の皆さんのクラスメートを助けるために取った行動を私は素晴らしいと思います。決して、誰も見捨てない。
素晴らしい。
誰にでも出来る事ではない事をあなた達はやってのけた。その結果が、見事に佐藤君の復学を実現した。自分を誇りなさい。凄い事をしたって自慢しなさい。そのくらい凄い事です。
さて、次に私はもう一つ謝らなければなりません」
「ゴメンナサイ」
教室の前に黒板を背にして、全教師が集まり、一斉に頭を下げる。
陽葵先生の隣にいた新しい校長先生 矢島先生が会話を継ぐ、
「六年一組の皆さん、今回の件、大変申し訳ありませんでした。今後はこのようなことが無いように私が教師人生を賭して誓います。そして、今回の皆さんのクラスメートを助けるために取った行動を私は素晴らしいと思います。決して、誰も見捨てない。
素晴らしい。
誰にでも出来る事ではない事をあなた達はやってのけた。その結果が、見事に佐藤君の復学を実現した。自分を誇りなさい。凄い事をしたって自慢しなさい。そのくらい凄い事です。
さて、次に私はもう一つ謝らなければなりません」
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