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2月 みんなのたたかい
22 みんなのたたかい13
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校長先生は眉間にしわを寄せ今までの笑顔を一瞬で消し去り、低く唸る様に話し出した。
「発端となった佐藤君の学校への立ち入り禁止の話です。
これは、私がいないところで勝手に動いた教頭先生が独断で起こしたことです。
私は学校長なので責任は私にありますが、勝手にやった事まで責任を取るつもりはありません。ですが、おそらく教頭先生も今は自分のしてしまった事に、一時的にせよ、他者をつまらない感情で排斥しようとした責任を感じているはずです。
まず、私は、教頭先生が佐藤君に謝罪を心からする。そこから、教頭先生の先生としての新たな出発があるものと考えています。
佐藤君、すまなかった。まず、学校の責任者として謝罪をする。受け取って欲しい。そして、教頭が君に謝罪をする。君がどう思うかは君に託そう。それでは、教頭」
「発端となった佐藤君の学校への立ち入り禁止の話です。
これは、私がいないところで勝手に動いた教頭先生が独断で起こしたことです。
私は学校長なので責任は私にありますが、勝手にやった事まで責任を取るつもりはありません。ですが、おそらく教頭先生も今は自分のしてしまった事に、一時的にせよ、他者をつまらない感情で排斥しようとした責任を感じているはずです。
まず、私は、教頭先生が佐藤君に謝罪を心からする。そこから、教頭先生の先生としての新たな出発があるものと考えています。
佐藤君、すまなかった。まず、学校の責任者として謝罪をする。受け取って欲しい。そして、教頭が君に謝罪をする。君がどう思うかは君に託そう。それでは、教頭」
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