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砲撃のパラディン大佐隊編(【05】の裏)
134【交換ついでに合同演習編39】訓練二日目:魚の日
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【パラディン大佐隊・第一班第一号ブリッジ】
ハワード
「元四班長がいない……」
フィリップス
「おとっつぁん……それはもうみんな知ってるから」
ハワード
「元四班長がこの軍艦に乗ったのはたった四回だけなのに……この強い寂寥感はなぜなんだ……」
フィリップス
「その四回とも、ものすごく内容が濃かったからじゃないか?」
ハワード
「ああ……とっても楽しい訓練だったなあ……」
フィリップス
「おいおい、思い出モードに入るなよ。まるでこのまま元四班長、うちに戻ってこないみたいじゃないか。不吉だからやめてくれよ」
ハワード
「おまえは寂しくないのか?」
フィリップス
「そりゃ寂しいけど、きっと元四班長は三班を〝どうにか〟するために行ったんだろうしな。ただ〝ペナルティ〟を強調してたのが引っかかる」
ハワード
「これじゃ三班じゃなくて、うちにとって〝ペナルティ〟だ」
フィリップス
「それは言える」
クルーA
「……振り返っても美形がいない……」
クルーB
「そう、それがいちばんの痛手……」
フィリップス
「この変態どもが。昨日の食い残しの〝護衛隊形〟、後頭部にぶつけてやろうか」
ハワード
「やめろ、フィリップス。ぶつけるならパックに入った宇宙食にしろ。あれなら固くて床に落としても食える」
クルーA・B
「ひいっ!」
フィリップス
「おとっつぁん……やっぱり俺より悪に!」
***
【パラディン大佐隊・第三班第一号ブリッジ】
クルーA
「元四班長がいる……」
クルーB
「ああ、ただ腕組みして立ってるだけなのに、何て存在感……まるで元四班長がうちの班長のようだ……」
クルーA
「……そのほうが……」
クルーB
「無理だ、一班が手放さない。いまや元四班長は一班の最大の切り札だ」
クルーA
「その〝切り札〟が、どうして〝ペナルティ〟になるんだ?」
クルーB
「さあ……いったいうちで何する気なんだろうな、元四班長……」
エリゴール
「この軍艦はまだ新しいな」
三班長・プライス
「あ、ああ……うちの班はウェーバーのあれのときに、班長も副班長も戦死したから……」
エリゴール
「……なるほどな。じゃあ、あんたと副班長は、アルスター大佐に任命されたのか?」
プライス
「ああ。でも、どうして俺たちが任命されたのか、いまだによくわからないでいる。思い当たるのは年齢くらいか……」
エリゴール
「そうか。そういうことか。やっと腑に落ちた」
プライス
「は?」
エリゴール
「三班長。さっそく〝ペナルティ〟だ。今から訓練終了まで、俺がこの班の班長になる。あんたはその間、この軍艦の副長に〝降格〟だ」
プライス
「ええっ!?」
エリゴール
「本物の副長は、副長補佐」
副長改め副長補佐
「え……あ、はい、わかりました……」
エリゴール
「このことは副班長にも伝えておかないとまずいな。副長、伝達頼む」
プライス
「りょ、了解……」
クルーA
「〝ペナルティ〟来たあ!」
クルーB
「でも……これって〝ペナルティ〟か?」
クルーA
「班長にとっては〝ペナルティ〟なんじゃないのか?」
クルーB
「うーん……まあ、そうなるか……」
クルーA
「何だよ? 違うのか?」
クルーB
「いや……何か班長、ほっとしたように見えたからさ」
クルーA
「自分が班長じゃなくなれば、今日もうちのタイムがいちばん悪くても、自分の責任じゃなくなるからじゃないのか?」
クルーB
「そうか。それもあったな」
クルーA
「とにかく、今日の俺たちは、訓練が終わるまでは〝元四班長〟を、ただ〝班長〟って呼べばいいんだな?」
クルーB
「そういうことになるよな」
クルーA
「楽になった……」
クルーB
「確かに、〝元四班長〟は長い……」
***
【パラディン大佐隊・第一班第一号ブリッジ】
エリゴール
『じゃあ〝魚〟の訓練始めるぞ。まず〝生徒〟はそれぞれの〝先生〟のところに集合、〝先生〟たちは適当に離れた場所で〝魚〟と〝開き〟を指導する。
とりあえず、二班、四班、五班が〝魚〟で移動と〝開き〟までできるようになったら、〝最初から縦〟と〝移動しながら縦〟のタイム計測をする。その時点でまだ〝開き〟ができてない班は〝蛇〟をやれ。
その後、昨日打ち合わせした〝レフト〟と〝ライト〟で対抗戦をする。今日は明日の演習の最終打ち合わせもしたいから、とっとと始めてとっとと終わりにするぞ。
……ああ、あと三班への〝ペナルティ〟で、三班の班長は今日の訓練中は俺、三班長は班長艦の副長になった。俺を呼ぶときは〝三班長〟と呼べ。以上』
フィリップス
「元四班長が三班を乗っ取った……!」
ハワード
「最初から三班は元四班長に仕切られることになるだろうと思ってはいたが……まさか、肩書を奪うとは……!」
フィリップス
「〝元四班長〟を〝三班長〟……呼びにくい! 心情的に! まるで〝天才〟を〝馬鹿〟と呼べと強制されてるようだ!」
ハワード
「おまえ……ひどいこと言ってるな……気持ちはよくわかるが」
フィリップス
「それよりおとっつぁん、うちは六班より大変なことに! うちの〝生徒〟の二班、四班、五班に早く〝開き〟をマスターさせないと、その先の計測に進めない!」
ハワード
「今日の訓練、早く終われるかどうかはうちしだいか!」
フィリップス
「元四班長……いや〝三班長〟! 今だけ戻ってきて!」
***
【パラディン大佐隊・第十一班第一号ブリッジ】
ロノウェ
「エリゴールを〝三班長〟って呼ぶのは複雑だな……」
レラージュ
「絶対呼びたくないですね」
ロノウェ
「どうしても呼ばなくちゃならねえときは〝今日だけ三班長〟にするか」
レラージュ
「いいですね、それ。そうしましょう」
***
【パラディン大佐隊第十二班第一号ブリッジ】
ザボエス
「確かに、あそこはもうエリゴールが班長になっちまったほうが早いよな……」
ヴァッサゴ
「でも、いくらエリゴールでも、ワーストトップ独走の三班を、今日一日で立て直しはできないだろ」
ザボエス
「どうだろな。まあ〝先生〟は同じだから、三班の観察はできる」
ヴァッサゴ
「三班長……この先いったいどうなってしまうんだ……」
ザボエス
「訓練終われば元の〝三班長〟に戻れるだろ。ただ、あとでエリゴール以外の人間が〝三班長〟になるかもしれねえけどな」
ヴァッサゴ
「身につまされる……!」
ハワード
「元四班長がいない……」
フィリップス
「おとっつぁん……それはもうみんな知ってるから」
ハワード
「元四班長がこの軍艦に乗ったのはたった四回だけなのに……この強い寂寥感はなぜなんだ……」
フィリップス
「その四回とも、ものすごく内容が濃かったからじゃないか?」
ハワード
「ああ……とっても楽しい訓練だったなあ……」
フィリップス
「おいおい、思い出モードに入るなよ。まるでこのまま元四班長、うちに戻ってこないみたいじゃないか。不吉だからやめてくれよ」
ハワード
「おまえは寂しくないのか?」
フィリップス
「そりゃ寂しいけど、きっと元四班長は三班を〝どうにか〟するために行ったんだろうしな。ただ〝ペナルティ〟を強調してたのが引っかかる」
ハワード
「これじゃ三班じゃなくて、うちにとって〝ペナルティ〟だ」
フィリップス
「それは言える」
クルーA
「……振り返っても美形がいない……」
クルーB
「そう、それがいちばんの痛手……」
フィリップス
「この変態どもが。昨日の食い残しの〝護衛隊形〟、後頭部にぶつけてやろうか」
ハワード
「やめろ、フィリップス。ぶつけるならパックに入った宇宙食にしろ。あれなら固くて床に落としても食える」
クルーA・B
「ひいっ!」
フィリップス
「おとっつぁん……やっぱり俺より悪に!」
***
【パラディン大佐隊・第三班第一号ブリッジ】
クルーA
「元四班長がいる……」
クルーB
「ああ、ただ腕組みして立ってるだけなのに、何て存在感……まるで元四班長がうちの班長のようだ……」
クルーA
「……そのほうが……」
クルーB
「無理だ、一班が手放さない。いまや元四班長は一班の最大の切り札だ」
クルーA
「その〝切り札〟が、どうして〝ペナルティ〟になるんだ?」
クルーB
「さあ……いったいうちで何する気なんだろうな、元四班長……」
エリゴール
「この軍艦はまだ新しいな」
三班長・プライス
「あ、ああ……うちの班はウェーバーのあれのときに、班長も副班長も戦死したから……」
エリゴール
「……なるほどな。じゃあ、あんたと副班長は、アルスター大佐に任命されたのか?」
プライス
「ああ。でも、どうして俺たちが任命されたのか、いまだによくわからないでいる。思い当たるのは年齢くらいか……」
エリゴール
「そうか。そういうことか。やっと腑に落ちた」
プライス
「は?」
エリゴール
「三班長。さっそく〝ペナルティ〟だ。今から訓練終了まで、俺がこの班の班長になる。あんたはその間、この軍艦の副長に〝降格〟だ」
プライス
「ええっ!?」
エリゴール
「本物の副長は、副長補佐」
副長改め副長補佐
「え……あ、はい、わかりました……」
エリゴール
「このことは副班長にも伝えておかないとまずいな。副長、伝達頼む」
プライス
「りょ、了解……」
クルーA
「〝ペナルティ〟来たあ!」
クルーB
「でも……これって〝ペナルティ〟か?」
クルーA
「班長にとっては〝ペナルティ〟なんじゃないのか?」
クルーB
「うーん……まあ、そうなるか……」
クルーA
「何だよ? 違うのか?」
クルーB
「いや……何か班長、ほっとしたように見えたからさ」
クルーA
「自分が班長じゃなくなれば、今日もうちのタイムがいちばん悪くても、自分の責任じゃなくなるからじゃないのか?」
クルーB
「そうか。それもあったな」
クルーA
「とにかく、今日の俺たちは、訓練が終わるまでは〝元四班長〟を、ただ〝班長〟って呼べばいいんだな?」
クルーB
「そういうことになるよな」
クルーA
「楽になった……」
クルーB
「確かに、〝元四班長〟は長い……」
***
【パラディン大佐隊・第一班第一号ブリッジ】
エリゴール
『じゃあ〝魚〟の訓練始めるぞ。まず〝生徒〟はそれぞれの〝先生〟のところに集合、〝先生〟たちは適当に離れた場所で〝魚〟と〝開き〟を指導する。
とりあえず、二班、四班、五班が〝魚〟で移動と〝開き〟までできるようになったら、〝最初から縦〟と〝移動しながら縦〟のタイム計測をする。その時点でまだ〝開き〟ができてない班は〝蛇〟をやれ。
その後、昨日打ち合わせした〝レフト〟と〝ライト〟で対抗戦をする。今日は明日の演習の最終打ち合わせもしたいから、とっとと始めてとっとと終わりにするぞ。
……ああ、あと三班への〝ペナルティ〟で、三班の班長は今日の訓練中は俺、三班長は班長艦の副長になった。俺を呼ぶときは〝三班長〟と呼べ。以上』
フィリップス
「元四班長が三班を乗っ取った……!」
ハワード
「最初から三班は元四班長に仕切られることになるだろうと思ってはいたが……まさか、肩書を奪うとは……!」
フィリップス
「〝元四班長〟を〝三班長〟……呼びにくい! 心情的に! まるで〝天才〟を〝馬鹿〟と呼べと強制されてるようだ!」
ハワード
「おまえ……ひどいこと言ってるな……気持ちはよくわかるが」
フィリップス
「それよりおとっつぁん、うちは六班より大変なことに! うちの〝生徒〟の二班、四班、五班に早く〝開き〟をマスターさせないと、その先の計測に進めない!」
ハワード
「今日の訓練、早く終われるかどうかはうちしだいか!」
フィリップス
「元四班長……いや〝三班長〟! 今だけ戻ってきて!」
***
【パラディン大佐隊・第十一班第一号ブリッジ】
ロノウェ
「エリゴールを〝三班長〟って呼ぶのは複雑だな……」
レラージュ
「絶対呼びたくないですね」
ロノウェ
「どうしても呼ばなくちゃならねえときは〝今日だけ三班長〟にするか」
レラージュ
「いいですね、それ。そうしましょう」
***
【パラディン大佐隊第十二班第一号ブリッジ】
ザボエス
「確かに、あそこはもうエリゴールが班長になっちまったほうが早いよな……」
ヴァッサゴ
「でも、いくらエリゴールでも、ワーストトップ独走の三班を、今日一日で立て直しはできないだろ」
ザボエス
「どうだろな。まあ〝先生〟は同じだから、三班の観察はできる」
ヴァッサゴ
「三班長……この先いったいどうなってしまうんだ……」
ザボエス
「訓練終われば元の〝三班長〟に戻れるだろ。ただ、あとでエリゴール以外の人間が〝三班長〟になるかもしれねえけどな」
ヴァッサゴ
「身につまされる……!」
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