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霧矢の家

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「じゃあ。俺の家に行こうか。」


「ただいま」
「お帰り、瑞希ちゃんと一緒なんだ。ご飯食べた?」
「食べた」

「こんばんは。お世話になります。」
「瑞希ちゃん。ケーキ好き?」
「はい。好きです。」
「母さん。瑞希今日泊まるから、明日、瑞希とケーキ食べて。俺仕事だから」
「瑞希ちゃん明日は、予定ないの?よかったら、一緒に買い物行かない?私娘と買い物行きたかったの。」

「はい。」

「決まりね!!由美子に電話しよう。あとで、あったかい飲み物持ってくね。」



和子さんは、いつも元気。
霧矢くんの優しさは、和子さん譲りかな。

霧矢くんの部屋に、移動した。

コタツが置いてあった。
「あったかそう。」

「霧矢くん。勉強教えてほしいところがあるの。」


「俺でわかれば、、、」
こたつの中に入って、勉強道具を出した。

「ここの問題なの。私、数学が苦手で、、、」

「ここは、この公式を使って、、」


「なんで?」

「ここの一文が大事なんだよ。決めてはここ。」

問題を解き出した。集中してた。
一人で、納得してた。

「コンコン。」

「ありがとうございます。」

「瑞希ちゃん勉強?偉いね」

「霧矢くんに教えてもらうとわかりやすいんです。私数学が苦手で、、、」

「瑞希は、勉強できるうえに努力家だよな。頑張るな。」

「もうすぐテストがあるからね。一応ね。霧矢くんと付き合ってるから、成績が落ちたと言われたくないから、、」

「シャワー使ってね。」

「ありがとうございます。」

「じゃあ。おやすみ」


「霧矢くんもう少しだけやっていい?」
「いいよ。」

「俺、先にシャワー浴びてくるわ。」


「あれ?あなたが先にシャワーにきたの?」

「ああ。瑞希は、問題解きたいみたいで、、スイッチ入ったから、まだ、無理だろうな。」

「本当に大学行かなくていいの?」

「それは俺も聞いたんだけど、大学行ってなにするの?私、別にやりたいことがないから大学進学にしてただけ。今は、少しでも料理のことを知りたい。ってさ。」

「料理?」

「俺のために、料理を作りたいのが1番なんだけどな。」

「専門学校に行くの?」

「ああ。」

「俺の仕事のこと言ってなかった。社長ってことも知らなかった。」

「瑞希ちゃんを離せないわ。」

「そーだろ。瑞希には言ってないし、瑞希がやりたくなければ、良いんだけど、本当にしてくれたら、俺の会社は、もっと大きくなる。」

「シャワー浴びてくるわ。」

シャワー浴びて部屋に戻ると集中してた、、
「瑞希。瑞希。」
「ごめんなさい。私集中してた。」


「おいで。俺の上に座って。」

「私もシャワー。。」

「まだいい。俺の相手して。」

「ごめんなさい。」

「謝るんじゃなくて、、」

「霧矢くんっ。好きっ。」

「瑞希。好きっ。あいつに取られなくて良かった。」キスをしはじめた。

食べられそうなキス。

「瑞希も俺の舌に絡まして、、」

「ダメっ。」

「なんで?いや?」

「もっと欲しくなるよ。。さっきもしたのに、、、」

「俺はいいけど、瑞希が困るな。。シャワー行く?」

「うん。」


「これ、服ね。」

「可愛い。」

シャワーを浴びに行った。霧矢くんは、ドアの前にいた、、、

「お待たせ。霧矢くん。」
ほかほか。ふわふわ。ショートパンツから出る生足に、ドキッとした。

「部屋に行って寝ようか。」

布団中に入った。
「霧矢くん。この服可愛い。ありがとう。」

「もっとくっついて。」

「今日は寝よう。チュッ」おでこにキスされた。
密着された。しかも足ばかりを触ってる。
「なんで足?」
「その生足は、やばいだろ。今は、一緒に居たいだけだから。」

「うん。でも、、、私、、、んっ」

「可愛い。早く一緒に住みたい。毎日瑞希の顔が見たい。毎日抱きしめて眠りたい」
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