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馬に乗せられ、王宮に帰った。

まず湯浴みをするために浴室へ、
自分で全てしようとしたら、

「カオリーナ様。この度私、サヤが、あなたの専属侍女になりました。これからは私が全てやりますので、、、」

「え?」


「私は以前あなたに助けていただいたことがあります。」

「まって、、サヤって、サヤカ様ではありませんか?」

「はい。私は、カオリーナ様の侍女を志願しました。」

「あなたは、令嬢なのだから、、」

「伯爵令嬢ですが、あなたのお世話をしたいのです。ダメですか?」

「伯爵令嬢ですから、貴族として、、」

「では、こうしましょう、貴族として、あなたを守りたい。」

「私なんかのために、、」

「話は戻りますが、助けてもらったのは、私の犬です。大事な犬が、私が少し目を離したときに、行方不明になり、事故にあい、怪我をしたのです。それを助けていただいたのが、カオリーナ様でした。」
「助かったのね。よかったわ。あのとき、必死で応急処置をしたの。その後、周りを見渡しても誰もいなかったから、獣医師のところに預け、探してもらったの。」
「感謝しかないのです。あの犬は母が大事に飼っていて、あの子がいないと、生きていけないと言ったほどでした」

「別に私は、当たり前のことをしただけよ。だから、侍女にならなくても、、」

「ダメですか?私はあなたを好きなったのです。尊敬してるのです。あなたを守りたいのです。王子から話は聞きました。今までの侍女は、まだ残っています。辞めさせるわけにはいかないそうです。ですから、私があなたの専属侍女になり、指揮するのです。」

「良いのですか?」

「はい。では決まりですね。」

「よろしくお願いします。」

「では、入って、、」
メイド達がやってきた。
見たことのない人だった。

「私の信用できる人なので、安心してください。まず、あなたを磨きます。このところ、何もしてませんよね?」

「はい。」 

「しばらくマッサージ、パックをします。ドレスに着替えて、挨拶に行きます。」

「挨拶は、陛下に、謝罪ですよね。それなら、こんなにしていただかなくても、、」


「謝罪ではありません。結婚の儀式です。」

「え?」

「カオリーナ様。ここに戻ってきたということは、元に戻ることですよね。」

「はい。」

「なら、結婚するということですよ。」

「はやくないですか、、今戻ってきたところですよ。」

「仕方ありません。王子がもう離しませんもの。王子は、本当にカオリーナ様のことが好きなんですよ。
あなたがいないとき、殺気と言ってもいいぐらい怖い目をしていました。
誰もが近寄らなくて、、
陛下が、早くカオリーナを探してほしいと懇願したそうですよ。」

「わたし、、」

「だから、みんなが待っていたのです。あなたしかあの王子を操縦できないのです。」

「え、、、、嘘ですよ。彼が、怒ってるところを見たことがありません。優しくていつも笑顔が素敵で、、」

「それはカオリーナ様の前だけですよ。」

「、、、、」

「怖くなりましたか?今なら逃げれますよ?」

「逃げません。大丈夫です。教えてくれてありがとう。」

着飾り、王子のところに行った。
「アルフィール様。」

「カオリーナ綺麗だよ」

いつもの笑顔だった。王子は、私が逃げても決して怒らなかった。怒ってもおかしくないのに。

「ありがとうございます。こんな素敵なドレス。
アルフィールさま。私は、一生あなたからもう離れません。私と結婚してくれますか?」

「もちろん。カオリーナ、愛してる。」

「はい。私も愛しています。」

「今から結婚の儀式だけど、受け入れてくれんだね。」

「はい。喜んで。」


挨拶をし、儀式を終えた、

みんなが喜んでくれた。
陛下でさえ、顔がやつれていた。
「助かった」「ありがとう」
「これで解放される」
と言った言葉飛び交った。

一体どんなことをしたのだろ?

「カオリーナ、何考えてるの?」

「いえ。」

「さぁ。二人きりになろうか。」

「はい。着替えできますね。重くて、、、久しぶりで、、」

「あとで、俺の部屋に来てほしい、」
「お邪魔します。」




ナイトドレスに着替えた。
実は、街で暮らしていたときに牛の乳をたくさん飲んでいたから、胸が大きくなった。薪割りもしたから、ウエストが引き締まった、
今まで、着たこのとない、やらしいものにした。
私をずっと待っていてくれたから、、、
少しでも喜んでもらおう。


「アルフィールさま。」

「カオリーナ。おいで。」 
抱き寄せられた。

「着飾ってるリーナも綺麗だけど、今のが好き。」

「ありがとうございます。」

キスをされた。
久しぶりのキス、優しいキスだった。
壊れ物を扱うように、、
アルフィール様が、好き。やっぱり好きと思えた。


「アルフィール様っ。」

「ガウンをとってもいい?」

「はい。」

「カオリーナ。それ、、」

「ダメですか?アルフィール様の好みではありませんか?恥ずかしいっ」
手で隠した。その手をアルフィール様のが、つかんで、

「ずっと我慢してたんだよ。わかる?」

「我慢しなくていいです。」

「ねえ?体が変わってる。」
少し怒ってた。

「いやですか?」

「なんで大きくなってるの?誰に揉まれたの?俺以外受け入れたの?」
怒ってる。その姿がなんか可愛かった。

「違います。」

「じゃあなんで?」

「嫌ですか?」

「嫌なわけないだろ?ただの嫉妬だよ。」

嫉妬って言ってくれてる。愛しすぎる。。

「毎日、牛の乳を飲んでいたら、少し大きくなりました。」

「俺だけしか知らないんだよね?」

「もちろんです。あなたしか知りませんし、あなた以外受け入れるつもりはありませんでしたよ。
あなたから離れたけど、あなた以外を好きになるつもりはなかった。
今の体は、初めて見せるのです。気に入ってもらえるといいですが、、
あなたの好きなように抱いてください。」






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