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25 テオドリックの独白
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「ごめんね。わたくしが二番手だから、あなたも生まれながらに二番手なの。決して一番を望んでは駄目よ」
ラマティア王国の国王を父に、第二王妃リリアを母に持って生まれたテオドリックは、幼い頃から母リリアにそう言われて育った。
事実、王と正妃の間には三歳年上の兄がいたし、第二王子として、王となる兄を支えるための教育を受ける事に何の疑問も感じていなかった。
むしろ、兄ヴァレリーの帝王学を叩き込まれる様子を見ると、二番手で良かったとすら思っていた。
テオドリックには憧れの令嬢がいた。
兄、ヴァレリーと同い年で宰相の娘であるエルミナだ。
エルミナは時折王宮に現れては、ヴァレリーと楽しそうに会話をして帰って行く。
大人びていて綺麗で、兄を慕うエルミナに、テオドリックは小さな恋心を抱いていた。
あんなに魅力的な令嬢に慕われているヴァレリーが羨ましかった。
「エルミナ嬢の一番はヴァレリー殿下なの。一番を望んでは駄目よ」
母リリアに言われて初めて二番手の辛さを知った。
「もし、自分が一番手だったら」
そう考えると限りない可能性が広がることも知った。
この考えはヴァレリーとテオドリックの間に影を落とした。
十歳になって、テオドリックの婚約者が決まると、小さなわだかまりは解消された。
自分を一番だと言ってくれるルイーズに出会ったからだ。
ルイーズは自分のために選ばれた、自分をいつも一番に考えてくれる、自分だけの婚約者だ。
ヴァレリーがそこに居ようとも、ルイーズはいつも自分の隣にいて、「テオドリック様、テオドリック様」と自分を見つめて来る。
ルイーズとの出会いでテオドリックはのびのびと生きる事が出来るようになった。
毎日王子教育を受け、同じく毎日王妃教育を受けに来ているルイーズと休憩時間を過ごし、将来の希望を語り合い、一日を終える。
時にはブルージュ公爵家へ伺い、王宮とは違った貴族の生活に触れたり、騎士団員の日常を学ばせてもらったりと、充実した歳月を過ごした。
ルイーズは体が弱く、あまり外ではしゃぐことは出来ないところに少し物足りなさを感じたが、良好な関係のままお互い成人を迎え、一足先にテオドリックが舞踏会へデビューした。
翌年にはルイーズもデビューが決まった。しかも、デビュタントで一位という素晴らしい評価を得た。
テオドリックは喜んだ。自分のものが一位を得たのだから当然だ。
このまま自分はルイーズと結婚し、大公将軍のように王を支える仕事をしながら家庭を築くのだろう。
テオドリックは未来に不安など一つもなかった。
ルイーズが二ヶ月の休暇を取った頃から、母リリアの干渉が激しくなった。
「テオドリック。お前は結婚してもわたくしの息子であることに変わりはないのよ。忘れないで頂戴」
リリアの言葉は重く暗い。
今まではルイーズが、リリアの自分に対する依存を緩衝してくれていたのだと気付く。
エルミナはよくリリアの元を訪ねていた。いつの間にリリアとエルミナの仲が良くなったのか、記憶にない。
ルイーズのいなくなった時間が、リリアとエルミナに侵略されていく。
リリアはエルミナを「可哀想な令嬢」と言って、その不幸を何度もテオドリックに語った。
テオドリックはルイーズと婚約してから、エルミナとの接点がほとんどなくなっていたから、エルミナが「可哀想」であることに気付いていなかった。
リリアが言うには、エルミナは王太子ヴァレリーに捨てられたらしい。
ヴァレリーは婚約者候補として長い間エルミナを束縛した挙句に、ルルヴァル王国の公女を正式な婚約者に決めたというのだ。
ヴァレリーの妻になりたかったエルミナに正妻の座は無くなった。同時に側妃としても、エルミナでは様々な条件が釣り合わなくなる。
エルミナが泣く泣くヴァレリーを諦めた頃には、短い十八歳から二十歳の適齢期を過ぎてしまっていた。
社交界でのエルミナの評価は「行き遅れ」に変わったという。
テオドリックが知らなかった、ヴァレリーとエルミナの物語が、リリアの同情を誘ったのであろう。
同時に、テオドリックにも母リリアの状況がよく見えるようになる。
ラマティア国王は正妃と仲睦まじい。
第二王妃というリリアの立場は、公には様々な保証が成されていたが、政略結婚の色が強く、女としては子供さえ生んでしまえば用済みとなる立場なのだ。
母リリアのいつも暗く重々しい雰囲気の意味を知った。
そんなリリアを気にかけたのは、宰相バルリ侯爵だけだったのだろう。
宰相はリリアの母国ルルヴァル王国との外交にリリアを頼っていた。リリアの機嫌を取る事は、ルルヴァル王国の機嫌を取る事と同列だ。
そこに宰相の娘、エルミナが加わり、バルリ侯爵家とリリアの関係は、お互いの弱い部分を補い慰め合うことで強くなったようだ。
そうなると目につくのがテオドリックの婚約者ルイーズだ。
何の苦労もなく、盤石な地位を誇る公爵家の一人娘として甘やかされ、容姿や頭脳にも恵まれた、非の打ちどころの無いご令嬢。
辛酸を舐めて過ごしてきた自覚のあるリリアとエルミナには、ルイーズの輝きは目に痛いだけだった。
「ルイーズは恵まれている。わたくしは可哀想なエルミナを助けたいの」
「エルミナをわたくしの義娘に出来れば、宰相とルルヴァル王国は縁続きになるわ。ラマティア王国とルルヴァル王国との緊張した関係にも良い影響を与えるでしょう」
「それを成し得るのはテオドリックだけよ。ヴァレリー王子には出来ない事。可哀想なエルミナを救ってあげれば、同じ立場のわたくしも救われるのよ」
「ルイーズ? 彼女にテオドリックは必要かしら? ルイーズはテオドリックがいなくても幸せになれる恵まれたご令嬢よ。でも、エルミナを救えるのはテオドリックだけなのよ」
毎日毎日、母から可愛そうな私たちを助けられるのはテオドリックだけだと語り掛けられ、テオドリックの価値観が揺らいでいく。
そしてルイーズの唯一と言っていい欠点、体力の無さを、エルミナが
「これ見よがしにふらついて、男にしなだれかかっていたわ」
と表した時、テオドリックの忍耐が切れた。
流される方が楽になったのだ。
「あんなに体が弱くっちゃ、子供も望めないはずよ? テオドリックは騙されているんじゃないの?」
そう言われるとそうとしか思えなくなった。
「あんな子と家庭が築けるの? 体の弱さを理由に周囲の男を手玉に取っているのよ?」
そう言われると猜疑心が刺激され、将来が不安になった。
いつの間にかテオドリックの思考はリリアとエルミナに支配され、デビュタント舞踏会では、本気で「ルイーズと結婚なんて出来るわけがない。可哀想なエルミナを助けられるのは自分だけだ」と考えていたのだ。
だからあの舞踏会で、言われるがままに、ひときわ輝くルイーズの名誉を完膚なきまでに叩きのめした。
それが正義だと思ったのだ。
ラマティア王国の国王を父に、第二王妃リリアを母に持って生まれたテオドリックは、幼い頃から母リリアにそう言われて育った。
事実、王と正妃の間には三歳年上の兄がいたし、第二王子として、王となる兄を支えるための教育を受ける事に何の疑問も感じていなかった。
むしろ、兄ヴァレリーの帝王学を叩き込まれる様子を見ると、二番手で良かったとすら思っていた。
テオドリックには憧れの令嬢がいた。
兄、ヴァレリーと同い年で宰相の娘であるエルミナだ。
エルミナは時折王宮に現れては、ヴァレリーと楽しそうに会話をして帰って行く。
大人びていて綺麗で、兄を慕うエルミナに、テオドリックは小さな恋心を抱いていた。
あんなに魅力的な令嬢に慕われているヴァレリーが羨ましかった。
「エルミナ嬢の一番はヴァレリー殿下なの。一番を望んでは駄目よ」
母リリアに言われて初めて二番手の辛さを知った。
「もし、自分が一番手だったら」
そう考えると限りない可能性が広がることも知った。
この考えはヴァレリーとテオドリックの間に影を落とした。
十歳になって、テオドリックの婚約者が決まると、小さなわだかまりは解消された。
自分を一番だと言ってくれるルイーズに出会ったからだ。
ルイーズは自分のために選ばれた、自分をいつも一番に考えてくれる、自分だけの婚約者だ。
ヴァレリーがそこに居ようとも、ルイーズはいつも自分の隣にいて、「テオドリック様、テオドリック様」と自分を見つめて来る。
ルイーズとの出会いでテオドリックはのびのびと生きる事が出来るようになった。
毎日王子教育を受け、同じく毎日王妃教育を受けに来ているルイーズと休憩時間を過ごし、将来の希望を語り合い、一日を終える。
時にはブルージュ公爵家へ伺い、王宮とは違った貴族の生活に触れたり、騎士団員の日常を学ばせてもらったりと、充実した歳月を過ごした。
ルイーズは体が弱く、あまり外ではしゃぐことは出来ないところに少し物足りなさを感じたが、良好な関係のままお互い成人を迎え、一足先にテオドリックが舞踏会へデビューした。
翌年にはルイーズもデビューが決まった。しかも、デビュタントで一位という素晴らしい評価を得た。
テオドリックは喜んだ。自分のものが一位を得たのだから当然だ。
このまま自分はルイーズと結婚し、大公将軍のように王を支える仕事をしながら家庭を築くのだろう。
テオドリックは未来に不安など一つもなかった。
ルイーズが二ヶ月の休暇を取った頃から、母リリアの干渉が激しくなった。
「テオドリック。お前は結婚してもわたくしの息子であることに変わりはないのよ。忘れないで頂戴」
リリアの言葉は重く暗い。
今まではルイーズが、リリアの自分に対する依存を緩衝してくれていたのだと気付く。
エルミナはよくリリアの元を訪ねていた。いつの間にリリアとエルミナの仲が良くなったのか、記憶にない。
ルイーズのいなくなった時間が、リリアとエルミナに侵略されていく。
リリアはエルミナを「可哀想な令嬢」と言って、その不幸を何度もテオドリックに語った。
テオドリックはルイーズと婚約してから、エルミナとの接点がほとんどなくなっていたから、エルミナが「可哀想」であることに気付いていなかった。
リリアが言うには、エルミナは王太子ヴァレリーに捨てられたらしい。
ヴァレリーは婚約者候補として長い間エルミナを束縛した挙句に、ルルヴァル王国の公女を正式な婚約者に決めたというのだ。
ヴァレリーの妻になりたかったエルミナに正妻の座は無くなった。同時に側妃としても、エルミナでは様々な条件が釣り合わなくなる。
エルミナが泣く泣くヴァレリーを諦めた頃には、短い十八歳から二十歳の適齢期を過ぎてしまっていた。
社交界でのエルミナの評価は「行き遅れ」に変わったという。
テオドリックが知らなかった、ヴァレリーとエルミナの物語が、リリアの同情を誘ったのであろう。
同時に、テオドリックにも母リリアの状況がよく見えるようになる。
ラマティア国王は正妃と仲睦まじい。
第二王妃というリリアの立場は、公には様々な保証が成されていたが、政略結婚の色が強く、女としては子供さえ生んでしまえば用済みとなる立場なのだ。
母リリアのいつも暗く重々しい雰囲気の意味を知った。
そんなリリアを気にかけたのは、宰相バルリ侯爵だけだったのだろう。
宰相はリリアの母国ルルヴァル王国との外交にリリアを頼っていた。リリアの機嫌を取る事は、ルルヴァル王国の機嫌を取る事と同列だ。
そこに宰相の娘、エルミナが加わり、バルリ侯爵家とリリアの関係は、お互いの弱い部分を補い慰め合うことで強くなったようだ。
そうなると目につくのがテオドリックの婚約者ルイーズだ。
何の苦労もなく、盤石な地位を誇る公爵家の一人娘として甘やかされ、容姿や頭脳にも恵まれた、非の打ちどころの無いご令嬢。
辛酸を舐めて過ごしてきた自覚のあるリリアとエルミナには、ルイーズの輝きは目に痛いだけだった。
「ルイーズは恵まれている。わたくしは可哀想なエルミナを助けたいの」
「エルミナをわたくしの義娘に出来れば、宰相とルルヴァル王国は縁続きになるわ。ラマティア王国とルルヴァル王国との緊張した関係にも良い影響を与えるでしょう」
「それを成し得るのはテオドリックだけよ。ヴァレリー王子には出来ない事。可哀想なエルミナを救ってあげれば、同じ立場のわたくしも救われるのよ」
「ルイーズ? 彼女にテオドリックは必要かしら? ルイーズはテオドリックがいなくても幸せになれる恵まれたご令嬢よ。でも、エルミナを救えるのはテオドリックだけなのよ」
毎日毎日、母から可愛そうな私たちを助けられるのはテオドリックだけだと語り掛けられ、テオドリックの価値観が揺らいでいく。
そしてルイーズの唯一と言っていい欠点、体力の無さを、エルミナが
「これ見よがしにふらついて、男にしなだれかかっていたわ」
と表した時、テオドリックの忍耐が切れた。
流される方が楽になったのだ。
「あんなに体が弱くっちゃ、子供も望めないはずよ? テオドリックは騙されているんじゃないの?」
そう言われるとそうとしか思えなくなった。
「あんな子と家庭が築けるの? 体の弱さを理由に周囲の男を手玉に取っているのよ?」
そう言われると猜疑心が刺激され、将来が不安になった。
いつの間にかテオドリックの思考はリリアとエルミナに支配され、デビュタント舞踏会では、本気で「ルイーズと結婚なんて出来るわけがない。可哀想なエルミナを助けられるのは自分だけだ」と考えていたのだ。
だからあの舞踏会で、言われるがままに、ひときわ輝くルイーズの名誉を完膚なきまでに叩きのめした。
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2024年12月追記
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