51 / 82
51、食材と収納
しおりを挟む
先に滝に向かったナナたちと別れ、俺はお社の厨房へと向かう。
まだ早朝にも関わらず、そこにはもう料理人たちの姿が見える。
これだけの立派なお社だからな、朝食を作るにしても大仕事なのだろう。
料理人の一人が俺の姿に気が付いて気さくに声をかけてくる。
「ユウキ殿! いやぁ昨日の釜めしとうな重は最高でしたな! それに、ユウキ殿の見事な包丁捌きには我らも感服しましたよ」
「はは、ありがとうございます!」
そんな話をしていると他の料理人たちも集まってくる。
「おはようございます! ユウキ殿」
「どうされたのですかな? こんなに朝早く」
「おはようございます! ええ、実はカレンさんたちと一緒に滝の傍でご飯を食べることにしたんですけど、その為の食材が欲しくて」
俺の言葉に、彼らは顔を見合わせると頷いた。
「滝の傍でとはまた面白いことをお考えですな!」
「カレン様がお望みでしたら、我らに依存はありませんぞ。ここにある食材であれば好きなだけお持ちください!」
快く承諾してくれた白狼族の料理人たちに俺はお礼を伝える。
「助かります、ありがとうございます!」
彼らに案内されて俺は厨房にある食材を眺めていく。
そこには、あのつやつやとした神秘米や様々な野菜や山菜、そして色んな種類のキノコが置いてある。
「へえ、今日もマルルナタケがあるんですね。珍しいって聞いたのに」
「ええ、この辺りの猟師が穴場を知ってましてね。やっぱりこいつは香りも味も最高ですから」
確かにマルルナタケの香りも味も最高だよな。
ドリルホーンのステーキの時にソースにからめて食べたらとても美味しかった。
もちろん、熟成をかけたドリルホーンの肉が最高の味だったのが大きいけどさ。
ステーキからあふれ出す肉汁とソースそしてマルルナタケが混然一体になって、最高のステーキになった。
俺はそんなことを考えながら料理人たちに尋ねる。
「野菜やキノコはこれで十分だな。それからメインは肉料理を考えてるんですけど、肉は何かありますか?」
「ええ、それなら鶏とドリルホーンの肉があちらに」
「ドリルホーンは今朝マルルナタケを持ってきた猟師が仕留めたもので、先程解体したばかりです。スカーフェイスとはまるで比較にはなりませんが、中々の大物でしたよ」
へえ、この世界にも鶏はいるんだな。
それにドリルホーンか。
そういえば、俺の時もスカーフェイスはマルルナタケの匂いに誘われるようにやってきたもんな。
猟師がその両方を持ってくるのもおかしくない。
俺は食材を見渡しながらじっくりと必要なものを選んだ。
そして、必要な食材を運ぶために、シーカーのマスタースキルの収納を使う。
「これを試してみたかったんだよな! 収納!」
俺がそう声を上げると、半透明の収納BOXが俺の傍に現れる。
周りの料理人たちは驚いたように声を上げた。
「ユウキ殿!」
「これは一体?」
「はは、ちょっとした魔法みたいなものです。すみません食材以外にも包丁と炭を使わせてもらっていいですか?」
「そ、それはもちろん構いませんが。ユウキ殿といると驚いてばかりですな!」
収納は便利なスキルで、食材だけではなく、包丁や炭まで綺麗におさまっていく。
それぞれ収めると、その半透明のケースは姿を消していく。
念のためにまた収納と唱えてみると、先程おさめたものが入った収納BOXが現れた。
こうやって取り出すようだ。
「こいつは便利だな」
これなら、外で食材を見つけた時も便利に運べる。
それに冒険者や鍛冶職人として、必要な素材を見つけた時もこれで簡単に運べそうだ。
「ありがとうございました!」
俺は、料理人たちにあらためてお礼を言うと厨房を出て、ナナたちの後を追いかける。
じっくり食材を選んでいたから少し遅くなったな。
でも、ナナたちも今頃滝で身を清めていることだろう。
俺は昨日のことを思い出してちょっと赤面する。
今度あんなことがあったら、さっきみたいに二人にビンタされそうだ。
ほんと気が強いからな二人とも。
俺はそんなことを考えながら滝への石段を下りていく。
ほんとに気持ちのいい朝だ。
滝のから流れる川の水は相変わらず澄み渡っている。
流石は白狼族の聖域だな。
滝からも程よく離れていて、景色も凄くいい。
朝食を食べるには一番いい場所だ。
「よし、ここら辺がよさそうだ」
ナナたちに声をかける前に、準備をしておいたほうがいいもんな。
俺はそんなことを考えながら、食の求道者のマスタースキルを使った。
「簡易厨房!」
そう唱えると、俺がこれから作りたい料理に合わせた調理設備が現れる。
その中には少し前の世界で見慣れたものもあった。
「ふふ、やっぱり外で食べるならキャンプ気分も味わいたいもんな!」
俺は神秘米を研いで、朝食の準備を始める。
そして、ドリルホーンの肉や鶏肉、そして野菜の下ごしらえもしていった。
暫くすると、ナナたちがやってくる。
「裕樹! ここにいたのね」
「滝のすぐ傍で待ってたのに全然こないんだもの」
「はは、悪い悪い、つい夢中になっちゃってさ」
朝の光の中でまだ少し濡れた髪がきらめく二人はまるで森の精霊のようだ。
俺を見つけて手を振って駆けてくる。
元の世界でこんな二人が俺に手を振って駆け寄ってきたら、友達に囲まれて誰なのか問い詰められそうだ。
「まあ、あいつらのせいで俺の周りには友達なんていなくなっちまったけどさ」
光一たちに目をつけられたせいで、学校ではすっかり俺は一人になってたからな。
みんなあいつらにビビッて俺を避けるようになったからさ。
俺はナナとレイラを見てほっと息をつく。
やっぱり仲間がいるっていいものだ。
二人は不思議そうに俺を見つめる。
「どうしたの? 裕樹」
「私たちの顔になにかついてる?」
「はは、なんでもないさ」
魔王の復活が仮にあったとしても、あんな奴らが世界を救う勇者になれるとは思えないんだけどな。
それに、あの国王も最悪だったし。
「今頃、何してるんだあいつら……」
俺は思わず肩をすくめた。
こんな気持ちのいい朝だ、あんな連中のことなんか考えるのはやめておこう。
そんな中、カレンさんもククルの手を引いてやってきた。
「ほほ、中々ユウキが来ぬので二人が心配してな。探しに行くと言うて聞かぬのじゃ」
ここから、滝は良く見えるけど少し離れてるからな。
俺がもう下に降りてきてることに気が付かなかったのだろう。
「はう~お兄ちゃんがいないと、ククルもお姉ちゃんも寂しいのです!」
その言葉にナナとレイラは顔を見合わせて、少しツンとして言った。
「べ、別に寂しいってわけじゃないわよ! 直ぐに来るってわかってるんだもの」
「そ、そうよ。ククルったらもう」
「ほほ、素直じゃないの二人とも。今朝はまるで夫婦のようにユウキと同じ布団で寝ていたではないか。随分と身を寄せておったようじゃが、本当に何もなかったのかえ?」
それを聞いて二人は真っ赤になる。
「「カレンさん!!」」
「ほほほ、ほんに可愛いこと」
カレンさんはそう言いながら、俺が下ごしらえしているドリルホーンの肉や野菜を見て言った。
「ほう、随分と色々あるのう! それに変わった器具じゃのこれは」
俺が簡易厨房で作り出した調理器具の一つを見て、カレンさんは興味津々の様子だ。
「こんなに景色がいいところでみんなで食べるなら、これが楽しいかなって思って。さあ、そろそろはじめようかな!」
「ユウキ、今度は何を食べさせてくれるの? もう私我慢できない!!」
そう言って大きなワンコのように尻尾を振るレイラを見て苦笑しながら、俺は本格的に料理を作り始めることにした。
まだ早朝にも関わらず、そこにはもう料理人たちの姿が見える。
これだけの立派なお社だからな、朝食を作るにしても大仕事なのだろう。
料理人の一人が俺の姿に気が付いて気さくに声をかけてくる。
「ユウキ殿! いやぁ昨日の釜めしとうな重は最高でしたな! それに、ユウキ殿の見事な包丁捌きには我らも感服しましたよ」
「はは、ありがとうございます!」
そんな話をしていると他の料理人たちも集まってくる。
「おはようございます! ユウキ殿」
「どうされたのですかな? こんなに朝早く」
「おはようございます! ええ、実はカレンさんたちと一緒に滝の傍でご飯を食べることにしたんですけど、その為の食材が欲しくて」
俺の言葉に、彼らは顔を見合わせると頷いた。
「滝の傍でとはまた面白いことをお考えですな!」
「カレン様がお望みでしたら、我らに依存はありませんぞ。ここにある食材であれば好きなだけお持ちください!」
快く承諾してくれた白狼族の料理人たちに俺はお礼を伝える。
「助かります、ありがとうございます!」
彼らに案内されて俺は厨房にある食材を眺めていく。
そこには、あのつやつやとした神秘米や様々な野菜や山菜、そして色んな種類のキノコが置いてある。
「へえ、今日もマルルナタケがあるんですね。珍しいって聞いたのに」
「ええ、この辺りの猟師が穴場を知ってましてね。やっぱりこいつは香りも味も最高ですから」
確かにマルルナタケの香りも味も最高だよな。
ドリルホーンのステーキの時にソースにからめて食べたらとても美味しかった。
もちろん、熟成をかけたドリルホーンの肉が最高の味だったのが大きいけどさ。
ステーキからあふれ出す肉汁とソースそしてマルルナタケが混然一体になって、最高のステーキになった。
俺はそんなことを考えながら料理人たちに尋ねる。
「野菜やキノコはこれで十分だな。それからメインは肉料理を考えてるんですけど、肉は何かありますか?」
「ええ、それなら鶏とドリルホーンの肉があちらに」
「ドリルホーンは今朝マルルナタケを持ってきた猟師が仕留めたもので、先程解体したばかりです。スカーフェイスとはまるで比較にはなりませんが、中々の大物でしたよ」
へえ、この世界にも鶏はいるんだな。
それにドリルホーンか。
そういえば、俺の時もスカーフェイスはマルルナタケの匂いに誘われるようにやってきたもんな。
猟師がその両方を持ってくるのもおかしくない。
俺は食材を見渡しながらじっくりと必要なものを選んだ。
そして、必要な食材を運ぶために、シーカーのマスタースキルの収納を使う。
「これを試してみたかったんだよな! 収納!」
俺がそう声を上げると、半透明の収納BOXが俺の傍に現れる。
周りの料理人たちは驚いたように声を上げた。
「ユウキ殿!」
「これは一体?」
「はは、ちょっとした魔法みたいなものです。すみません食材以外にも包丁と炭を使わせてもらっていいですか?」
「そ、それはもちろん構いませんが。ユウキ殿といると驚いてばかりですな!」
収納は便利なスキルで、食材だけではなく、包丁や炭まで綺麗におさまっていく。
それぞれ収めると、その半透明のケースは姿を消していく。
念のためにまた収納と唱えてみると、先程おさめたものが入った収納BOXが現れた。
こうやって取り出すようだ。
「こいつは便利だな」
これなら、外で食材を見つけた時も便利に運べる。
それに冒険者や鍛冶職人として、必要な素材を見つけた時もこれで簡単に運べそうだ。
「ありがとうございました!」
俺は、料理人たちにあらためてお礼を言うと厨房を出て、ナナたちの後を追いかける。
じっくり食材を選んでいたから少し遅くなったな。
でも、ナナたちも今頃滝で身を清めていることだろう。
俺は昨日のことを思い出してちょっと赤面する。
今度あんなことがあったら、さっきみたいに二人にビンタされそうだ。
ほんと気が強いからな二人とも。
俺はそんなことを考えながら滝への石段を下りていく。
ほんとに気持ちのいい朝だ。
滝のから流れる川の水は相変わらず澄み渡っている。
流石は白狼族の聖域だな。
滝からも程よく離れていて、景色も凄くいい。
朝食を食べるには一番いい場所だ。
「よし、ここら辺がよさそうだ」
ナナたちに声をかける前に、準備をしておいたほうがいいもんな。
俺はそんなことを考えながら、食の求道者のマスタースキルを使った。
「簡易厨房!」
そう唱えると、俺がこれから作りたい料理に合わせた調理設備が現れる。
その中には少し前の世界で見慣れたものもあった。
「ふふ、やっぱり外で食べるならキャンプ気分も味わいたいもんな!」
俺は神秘米を研いで、朝食の準備を始める。
そして、ドリルホーンの肉や鶏肉、そして野菜の下ごしらえもしていった。
暫くすると、ナナたちがやってくる。
「裕樹! ここにいたのね」
「滝のすぐ傍で待ってたのに全然こないんだもの」
「はは、悪い悪い、つい夢中になっちゃってさ」
朝の光の中でまだ少し濡れた髪がきらめく二人はまるで森の精霊のようだ。
俺を見つけて手を振って駆けてくる。
元の世界でこんな二人が俺に手を振って駆け寄ってきたら、友達に囲まれて誰なのか問い詰められそうだ。
「まあ、あいつらのせいで俺の周りには友達なんていなくなっちまったけどさ」
光一たちに目をつけられたせいで、学校ではすっかり俺は一人になってたからな。
みんなあいつらにビビッて俺を避けるようになったからさ。
俺はナナとレイラを見てほっと息をつく。
やっぱり仲間がいるっていいものだ。
二人は不思議そうに俺を見つめる。
「どうしたの? 裕樹」
「私たちの顔になにかついてる?」
「はは、なんでもないさ」
魔王の復活が仮にあったとしても、あんな奴らが世界を救う勇者になれるとは思えないんだけどな。
それに、あの国王も最悪だったし。
「今頃、何してるんだあいつら……」
俺は思わず肩をすくめた。
こんな気持ちのいい朝だ、あんな連中のことなんか考えるのはやめておこう。
そんな中、カレンさんもククルの手を引いてやってきた。
「ほほ、中々ユウキが来ぬので二人が心配してな。探しに行くと言うて聞かぬのじゃ」
ここから、滝は良く見えるけど少し離れてるからな。
俺がもう下に降りてきてることに気が付かなかったのだろう。
「はう~お兄ちゃんがいないと、ククルもお姉ちゃんも寂しいのです!」
その言葉にナナとレイラは顔を見合わせて、少しツンとして言った。
「べ、別に寂しいってわけじゃないわよ! 直ぐに来るってわかってるんだもの」
「そ、そうよ。ククルったらもう」
「ほほ、素直じゃないの二人とも。今朝はまるで夫婦のようにユウキと同じ布団で寝ていたではないか。随分と身を寄せておったようじゃが、本当に何もなかったのかえ?」
それを聞いて二人は真っ赤になる。
「「カレンさん!!」」
「ほほほ、ほんに可愛いこと」
カレンさんはそう言いながら、俺が下ごしらえしているドリルホーンの肉や野菜を見て言った。
「ほう、随分と色々あるのう! それに変わった器具じゃのこれは」
俺が簡易厨房で作り出した調理器具の一つを見て、カレンさんは興味津々の様子だ。
「こんなに景色がいいところでみんなで食べるなら、これが楽しいかなって思って。さあ、そろそろはじめようかな!」
「ユウキ、今度は何を食べさせてくれるの? もう私我慢できない!!」
そう言って大きなワンコのように尻尾を振るレイラを見て苦笑しながら、俺は本格的に料理を作り始めることにした。
24
あなたにおすすめの小説
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる